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3学期始業式挨拶例文!小学校の担任から生徒に伝えるべき内容は?

今回は3学期に先生方が小学生の生徒たちに対してどのような一言をかければ良いのかを紹介していきます。

記事を読めば小学生低学年、中学年、高学年と始業式の後に生徒たちに第一声は何にしようかの1つの参考例になります。

先生でも新米の教師の方や初めてクラスを担当することになった先生の場合だと生徒に話す一言が頭にアイデアとして浮かばないなんてこともあります。

人間は事前に準備や調べをして何度も練習を繰り返してようやく口から言いたいことが出るようになったりしますよね。

事前にプレゼンテーションの練習もせず私は発表してしまったことがあり結果は当然ズタボロでした。

そうならないためにも声を出して覚えたり、紙に書いたりして一言のバリエーションを増やしましょう。

生徒の前で恥をかいたりバカにされないよう記事を参照し、それぞれ学年ごとに対応方法を変えてみていくと新しい発見もあるでしょう。

悩みとして多いのは以下になります。

  • 気の利いたことが言えそうになくどうしていいいか分からない
  • そもそも生徒に言う言葉すら思いつかない
  • 3学期はクラスも変わり心機一転だし本当にやっていけるかな?

などなど心配をすればするほど膨れ上がりまったく関係ないことにまで想像がはたらいてしまったりします。

クラス担任の先生はほとんどの科目を1人で請け負わなくてはいけないし大変ですがスタートダッシュができれば気持ちよく新学期を迎えることができるはずです。

3学期とは小学生にとってどのような意味がある?

3学期は期待と不安が入り混じったような感情で迎えることがとても多いです。

小学生の何年生かでそれぞれ置かれた状況は違いますが、次の学年に進級する際勉強はついていけるのかな?環境が変わるしクラスメイトも変わっていくけど大丈夫かな?と思うことが多いです。

3学期は今までの習ってきたことの集大成がテストに出されることも多いですし、次の学年でもしっかり受け身ではなく自分から積極的に勉強してほしいと思われる時期でもあります。

私も小学生の頃には3学期になると勉強も頑張らないといけないし、いつまでも遊んでばかりはいられないなと考えているような時期でした。

3学期制を採用している公立の小学校が全体の約8割を占めているというデータも存在します。

そのメリットとしては昔からの方針でもあり、長期期間がバランス良く入れられるので生徒達が体調管理を行いやすく、学年行事を見直す必要がないので今までのように過ごせるため、環境が大きく変化しないメリットもあります。

混乱を誘発させることなく生徒に集中して勉強をしてもらい、クラスメイト全員で切磋琢磨してほしいという狙いがあります。

小学校6年生の場合は、来年は中学生になるという分岐点が発生しますし、受験して中学校に入学するような生徒も当然います。

そういった意味でも自分自身を強化していくことを念頭に独自の勉強法ややり方を編み出しながら成長していってもらいたいと思われているのです。

3学期の始業式挨拶例文!低学年の担任から伝えることは?

3学期は基本的に1月~3月とされており年明けから始まる重要な学期と言っても過言ではないでしょう。

正月休みを終えたあとなのでまだ正月気分が抜けきっていない小学生が大半で、簡単に気持ちを切り替えられるわけではありません。

特に小学生低学年の場合だと気持ちの整理をつけることすら難しいですし、まだまだ休んでいたいな考えていることも多いです。

気合を引き締めて勉強に専念していけるような一言を担任の先生は生徒たちに言う必要性があります。

小学生低学年の場合は、友達に会えて嬉しいな!いっぱいまた遊びたいなといった気持ちを持っている児童が多いです。

遊びたい、友達に会いたいといった気持ちを育んでいけるような声をかけていくことが重要になります。

では、どういった声をかければ良いのか例文をあげていきましょう。

  1. 眠いのによく学校に来たと褒めてあげる
  2. 友達とたくさん遊べることを含めながら話す
  3. 体調管理について話す

1.眠いのによく学校に来たと褒めてあげる

本当は眠いしさらに1月で寒いから布団から出たくなかったはずだけどよく学校にまできてくれたね。それだけで先生は嬉しいよ。

2.友達とたくさん遊べることを含めながら話す

学校生活が再開したということは仲良しの友達とまた遊ぶことができるし、校庭で縄跳びをしたり、鉄棒をしたり、たくさん遊べるね。

3.体調管理について話す

寒い日が続いているから風邪をひかないように手洗い、うがいはしっかりして手をきれいにしてものに触ったりしようね。

 

などといったことを小学生低学年の場合はかけていくと前向きな気持ちになれます。

低学年の場合はまだ幼稚園を卒園したばかりで、楽しいこと、面白いことはないかなとワクワクしながら休み期間を過ごしていることが多いのです。

前向きなポイントを加えながら始業式の際に話してあげることで新年をスタートダッシュできることでしょう。

3学期の始業式挨拶例文!中学年の担任から伝えることは?

小学生中学年となってくると低学年のときにはなかった習字の宿題や音楽の宿題といった副科目の宿題が頻繁に出されることが多いです。

勉強面や心境にも変化が生じてきて、小学4年生の場合は3学期が終わると小学5年生と高学年の仲間入りです。

高学年に向けて周りの人に迷惑をかけないためにはどう行動するか、自分達が1学年上に上がったときどうすれば気持ちよく教室を使ってもらえるかなど考えられることも増えてきます。

小学中学年の頃私は、人に気持ちよくものを使ってもらえるにはどうしたら良いか他人について考えることもするようになっていきました。

宿題面についても習字をうまく書くコツは?どういった文字書こうかな?など自分で考え文字を和紙に書くといった作業も発生しました。

このように自分の頭で考え、先生に頼りすぎず自分で動くことが必要になってきます。

担任の先生としては、自主性を望むような一言を伝えたほうが良いです。

例を3つ提示します。

  1. 副科目を絡めた一言を言う
  2. 友達同士の関わり合いの一言を
  3. 高学年に向けての準備の一言を

1.副科目に絡めた一言を言う

副科目の宿題は初めてだったと思うけど、しっかり自分で考えてやってきたので高学年に向けてしっかり準備していこう。

2.友達同士の関り合いの一言を

中学年になり、グループで行動することも増えたと思うけどみんなで仲良くやってる?いじめやケンカはおきてない?

3.高学年に向けての準備の一言を

字を読んだり、書いたりする習慣は身についてきたかな?高学年になると字の読み書きが難しくなるからしっかり勉強しようね。

 

といった高学年に向けての一言を言う先生が多いため、上記を参考にしながら高学年に向けたことを始業式のときクラスで言うのが良いです。

3学期の始業式挨拶例文!高学年の担任から伝えることは?

小学生高学年になってくると学校は義務教育だから仕方なく行くものと考える生徒がちらほらいたり感情の変化も大きく思春期を迎える時期でもあります。

高学年になると小学校卒業もどんどん目の前に迫ってきており、小学6年生になると中学校に受験しての進学希望の生徒や中学校準備のための今までの学習してきたことの総まとめの勉強をしていくことになる学年です。

学年の中で不安が最も大きくなるのは高学年となります。

高学年のときに仲の良かった友達は中学校受験をするため勉強時間を確保するため「受験あるからこれから遊べなくなる。」と言われた際はもう小学生生活も終わりなのかと少し悲しい気持ちになりました。

小学6年生の卒業式の際にクラス担任の先生が言っていた「卒業後下手したら一生会わない」と言っていた言葉は今でも私は覚えています。

勉強は何のためにして今後役に立っていくの?といった疑問に触れるような挨拶や力が湧くような一言が始業式では重要です。

例として3つ紹介します。

  1. 新年の目標を立ててるか確認するように言う
  2. 受験の生徒を気遣えるような一言を
  3. 体調に関わることを言う

1.新年の目標を立ててるか確認するように言う

新年の目標を立てたかな? いよいよ小学校生活も終わるけど今の友達は大切にして残された時間を楽しんでね。

2.受験の生徒を気遣えるような一言を

受験の生徒もいるけど、勉強の邪魔をしないようにクラス単位で配慮してあげようね。

3.体調に関わることを言う

高学年は責任感も芽生える時期だし体も発達しやすい時期だから、体調の変化には十分注意して過ごしてね。

 

といった声をかければ生徒たちも安心して残りの小学校生活を送ることができるでしょう。

小学校卒業か小学校高学年になったときに発生する心情や体の変化などを中心に始業式のときに生徒たちに言う一言を考えると良いアイデアがうかぶことが多いです。

始業式の様子です。オンラインで始業式を行う学校もあります。

3学期の始業式挨拶例文!校長から生徒に伝えることは?

始業式では、担任の先生が生徒に話すだけではなく校長先生が全校生徒に対して一言話す場面も少なからずあります。

そういった際に練習や話すこと、対策の一手を考えていない場合生徒が何も話を聞いてくれない可能性もありますし、まとまりのない集会にもなりかねません。

傾聴してもらえるようあらかじめレジュメを製作しておいて全校生徒に配布して話を進めるのも1つの有効な手段になります。

壇上に立って話すのが緊張する場合や何を話すのかいざ話そうとすると忘れてしまう場合は有効な手段になります。

話す際のポイントとしては、生徒の体調管理に関することやその時期に発生している時事問題や経済問題(難しすぎない範囲で)を話すと良いでしょう。

例えば以下の例になります。

  1. 時事関連や経済関連を織り交ぜながら話す
  2. 体調管理について話す

1.時事関連や経済関連を織り交ぜながら話す

おはようございます。始業式を無事行うことができ皆さんが登校して元気な顔、姿を見せてくれて私としてはほっとしています。

さて、近頃コロナウイルスが落ち着いてきたように思えますが、オミクロン株という新しいウイルスが発生し私たちの生活を脅かし始めています。

ウイルスはいつどこでもらうか、自分が感染しているか分からず相手にうつしてしまう可能性もあるのでマスクをするなど注意してくださいね。

コロナウイルス、デルタ株、オミクロン株、経済では18歳以下は10万円などといったことも国会では議論されていますね。

経済、ウイルスなど世の中のことに目を向けながら3学期を元気にすごしてくださいね。
引き続き勉強についても頑張っていきましょう。

2.体調管理について話す

おはようございます。冬休みは元気に思い出を作り楽しく家族と過ごしたり帰省することができたでしょうか。

生徒の皆さんには、暖かくして過ごしていただき冬になってくると風邪が流行り始めるので手洗いうがいは念入りに行ってください。

また、今までのようにマスクはしっかり着用してもらい、喉を守りこの厳しい冬を乗り越えて春を迎えていただければと思います。

教室の中は寒いので火事に注意して、ストーブをつけたり今後登校するときは暖かい服装で学校生活を送ってくださいね。

※短めに例を2つ出しましたが参考にしながらレジュメを作りさらに分かりやすくするのも良いでしょう。

校長先生が生徒たちにあいさつしている参考動画になります。

まとめ

学校の始業式では、それぞれ先生方で話すことは個人差が出て異なりますが今まで紹介したことを参考にしていただきながら一言話せば生徒は聞く耳を持ってくれるはずです。

 

  • 小学校低学年は前向きで学校に登校することを楽しみにしている生徒が多いのでその部分を話しながら3学期の挨拶をする
  • 中学年は、高学年になるまでの準備期間のため高学年に備えて何ができるかを交えて一言話し生徒に興味を持ってもらえる内容を話してみる
  • 高学年は、中学生受験を受ける生徒と小学生生活を終えて通常進学する生徒に分かれるが巣立っていくのはどちらも同じ。後悔のないような最後の小学校生活を送って欲しいことを言う。
  • 校長先生は、全校生徒に対してニュース関連や体調面について注意してほしいことを言うことでスピーチを始めて話の核をつなげていく。

それぞれ話す特徴をまとめていくと上記のようになります。

3学期制を採用している学校が8割もあることは正直私も驚きましたが、昔の習わしを踏襲している学校が多いことの裏付けになっていることも否めないでしょう。

私が通っていた小学校も3学期に区分されていましたが、確かに過ごしやすかったし体調管理しやすかったことを記憶しています。

これまで記載したことを参考にしながら始業式で話すことの参考にしてもらえれば幸いです。

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