子育て中のお母さん、ママ毎日お疲れさまです。
この間年が明けたと思ったらもう12月!子どもと過ごす毎日は本当にあっという間に過ぎていきますね。
私も3人の子どもの母なので、毎日子どもたちと楽しく過ごしています。・・・といえば聞こえはいいですが、実際は毎日本当に大変です!
特に朝は朝食の準備、洗濯、掃除、子どもたちの学校、幼稚園、保育園の準備、に加えて自分の準備もあってバタバタ。働いているママは仕事の準備もありますよね。
今日はスムーズに準備できた!と思いきや、今日までの学校の提出物を忘れていたり・・・。ゆっくり対応できればいいのですが、朝は登校時間や出勤時間が決まっていて時間がない!
子どもたちの準備だけで大変なのに、ここで問題なのは”朝起きない旦那”です。
こんなに騒がしくしているのに、起こすまで起きない旦那さん。起きてきてものんびり自分の準備だけする旦那さん。朝ごはんも待つだけの旦那さん。
少しくらい手伝ってくれたらいいのに!とイライラは募るばかりですよね・・・。
この記事では、
- 朝起きない旦那にイライラ!エピソード紹介
- 冬に朝起きれない理由は?
- 朝起きない旦那を目覚めさせる方法とは?
- 親が早起きすることで子どもにどんな影響があるの?
- 早起きを習慣づける方法とは?
- ストレスの解消法
以上のことを紹介します。
時間に追われるばかりで問題が解決しないままイライラしていませんか?家事育児はパパにも参加してもらわないと、毎日繰り返していては自分の身がもちません!
この記事を読めば、考え方も変わり解決方法も見つかりますよ。旦那が朝起きなくて困っているママ必見です!
朝に起きない旦那にイライラ!
2011年に”イクメン”という言葉が使われ出してから10年がたちました。イクメンという言葉が流行った理由は、それまで男性が育児に参加していなかったという時代背景があるからです。そこから10年時代は変わって、現在では育児に男性が参加するのは普通になりました。
幼稚園の送迎をパパがやっているのをみかけたり、スーパーで男性が抱っこ紐をつけているのもよく目にします。でも実際、男性が育児に参加している割合はどのくらいかご存知ですか?
OECD(経済協力開発機構)が2020年にまとめた生活時間の国際比較データ(15〜64歳の男女対象)によると、日本人の無償労働時間(家事育児などの時間)は女性が224分で世界でも平均的な長さなのに対して男性は1日41分で比較国のなかで最下位でした。
その背景には有償労働時間(働いている時間)が男性は452分で断トツ1位という理由もあります。
この情報をみる限り、まだまだ日本の男性は育児に参加できていない状況だとわかります。もちろん、旦那さんを近くで見ている奥さんは旦那さんが頑張って働いてくれていることはよく理解しています。
でも、だからといって朝起きなくていい、育児に参加しなくてもいいという理由にはなりませんよね。
朝起きないイライラエピソードを紹介します。
休みの日に起きない旦那にイライラ!

休みの日だからと起きてこない旦那さん。気持ちはわかりますが、ママは365日休みなんてありません!「一緒に寝れば」なんて、子どもは起きているので目を離すわけにはいきませんし、何もしないぐうたらしている姿はイライラです。
朝起きない原因は夜更かしゲーム!

仕事で夜遅くなったならまだしも、ゲームが原因で起きてこないのに腹が立ちますね!
同居しているといえど、奥さんが仕事に行ってる間は子どもの相手をしてほしいものです。仕事で疲れているアピールもイライラポイントですね。
仕事に遅刻するのは妻のせい?!

娘さんの朝ごはんをしてくれているというエピソードはいっけんするとイクメンかな?と思いきや、起きれなくて遅刻・・・。さらに妻のせいにするなんて!
まず自分ペースを優先して子どものめんどうをみないというのも、イライラがたまるポイントですね。
冬・正月休みになったらますます起きてこない!
たしかに冬の寒い日は起きるのが憂うつです。実際はママだって布団からでたくないけど起きなきゃいけない・・・なおさら眠り続ける旦那が恨めしくなりますね。
そもそも冬に起きるのがつらい理由はなぜでしょう?理由はちゃんとあります!
日照時間が短いため
一年の中でも冬は日照時間が短くなり、太陽光も弱めになります。人間は、日の光を浴びることで覚醒し、体内時計のズレを調節しています。
日の光を浴びる時間が少ないと覚醒を促進したり、感情を調節したりする”セロトニン”が減少し、脳の機能が低下するためすっきり起きられなくなります。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれています。
また、睡眠を調節している”メラトニン”の分泌量も変化して体内時計も狂ってきます。このセロトニンとメラトニンのバランスが悪くなって眠気を感じやすくなります。
体温の低下による睡眠の質の低下
冷え性などで体が冷えている人ほど眠りの質が低下しやすくなります。
人は昼間が一番体温が高くなり、夜寝るために低くなっていきます。眠りにつく時、体温を少しずつ下げながら眠ることで深い睡眠になります。
でも、冬は外気温が低かったり、すでに体が冷えていたり、と体温調節がうまくできません。そのため、睡眠の質が悪くなりますし、起きるための体温に達しないため布団から出れなくなってしまいます。
運動不足
寒い日は、温かい家が心地よく、もう外出しなくていいやと運動する機会も減ります。
運動には睡眠を促進する効果があり、睡眠をとることで効果的に体を動かすことができます。運動不足によって睡眠の質も低下し朝の目覚めの悪さにつながっています。
お正月の誘惑
ハードワークが続いた年末、やっと迎えた正月休みはハメをはずして夜更かししてしまいます。テレビでは気になる特番をやっていたり、たまっていた録画番組を見たり、ゲームをやりはじめるとあっという間に時間は過ぎていきます。
友人と出かければ帰ってくるのは朝方・・・まさに昼夜逆転。もちろん朝起きれるはずはありませんね。
朝に目覚めのいい人・いつまでも寝ている人の違いは?
朝すっきり目覚める寝起きのいい人といつまでも寝ている寝起きの悪い人の生活習慣の特徴を紹介します。どのような違いがあるのでしょうか?
寝起きのいい人の特徴
- 日中元気に過ごしている
- 勉強や仕事の効率がいい
- 学校や仕事前の時間を有効活用している
朝早く起きればその分できることも増えます。朝は、脳がクリアな状態で1日の中で勉強などはかどる時間と言われています。最近では早起きして勉強や趣味などを行う”朝活”という言葉も流行っていますよね。
また朝ごはんを食べることで、脳に十分なエネルギーが行き届き、良い状態で仕事に望むことができます。もう少し時間がある人は、早朝のウォーキングにいくことで運動不足も解消されます。
寝起きの良さは健康にもつながり、自分を成長させる時間にもなります。自ずと前向きになりますね!
寝起きの悪い人の特徴
- 寝起きの機嫌が悪い
- 不機嫌になったりイライラしている
- 身体がだるい
寝起きが悪い人の特徴として、仕事は終わってから好きなことをやりたい夜型の人が多く見られます。つまり、夜更かしをしてしまい必然的に朝起きられなくなります。
急いで準備をするので、朝ごはんを食べないこともありますよね。すると脳にエネルギーが行き届かずすっきりしない1日になってしまいます。
デスクワークの人は体を動かす機会も少ないので、なかなか寝付けずまた夜更かしして悪循環になってしいます。
十分に睡眠がとれてないと体がだるくなり自然と不機嫌そうに見えてしまい、周りにも影響を与え仕事の効率も悪くなってしまいます。
生活習慣以外に寝起きが悪い理由に、なんらかの病気の可能性もあります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
この病気は眠っている間に、一時的に呼吸ができなくなるというものです。何度も呼吸が止まったり、浅くなったりを繰り返したり、ほとんどの場合で激しいいびきがみられます。
気道が閉塞されることで、脳が危険を察知して睡眠が何度も中断してしまいます。
睡眠時無呼吸症候群は酸素が足りない状態が続くことで、高血圧、糖尿病、脳卒中や心筋梗塞などの生活習慣病など命のリスクにもつながります。
冬季うつ
冬は「季節性情動障害(ある季節にのみ症状がでる気分障害)」が起こりやすい時期でもあります。
原因ははっきりとわかっていませんが秋から冬にかけて日照時間が短くなった影響で”セロトニン”が不足して起こる考えられています。
冬は出勤時も帰宅時も真っ暗という人も多いため、日光にあたる機会が少なくなりますよね。
セロトニンは脳内神経伝達物質のひとつで精神を安定させる作用があるため、不足すると気分が落ち込みやすくなったりイライラしたりする要因にもなります。
- 食欲の増加・・・甘いものや炭水化物など
- 過眠・・・夜間十分な睡眠をとっているのに日中強い眠気が生じる
などの症状がみられたら要注意です。
正月うつ
冬季うつの一種に「正月うつ」というのもあります。
そもそも日照時間の減少などで”うつ状態”になっているのに、仕事納め、クリスマス、帰省、お正月行事などのイベントが続き、疲労が積み重なった状態を”正月うつ”と呼ばれています。
またお正月は長い人で10日から12日ほど休みになります。誰でも長期休み後の仕事始めは憂うつに感じますよね。
仕事始めから2週間以上も遅刻や欠勤が続いたり、疲労や倦怠感など症状が続いた時は、心や身体が無理しているサインなので受診をおすすめします。
また休みだからといってついつい”寝だめ”してしまいますが、寝過ぎも実は死亡リスクがあるんです!
もちろん睡眠不足は免疫力が低下し風邪をひきやすかったり、生活習慣病などいろんな病気を引き起こす原因と言われています。でも米国での調査で睡眠時間8時間以上も死亡リスクがあると報告されました。
その理由としては寝すぎると脳が疲れてしまうこと、長時間横になることで体の血行が悪くなり脳に十分な酸素がいかなくなり脳機能が低下すると考えられるからです。
年齢により必要な睡眠時間は違いますが、成人はだいたい7時間の睡眠が一番長寿になると言われています。
だからといって、前述したとおり冬は眠くなる傾向にもありますし個人差もあります。
7時間に固執するのではなくそれぞれその人にあった睡眠時間をとることが大切ですね。
朝に起きない旦那がすっきりと目覚めさせる方法5選
では冬に旦那さんをすっきりと目覚めさせるの方法を5つ紹介します。
(1)カーテンを開ける
前述したとおり冬の朝起きれない要因に日照時間が短くなったせいがあげられます。
遮光カーテンの家も多いと思いますが、朝はカーテンをあけて太陽の光をあびて覚醒を促す”セロトニン”の分泌量を増やしましょう。太陽を浴びることで体内時計も整って朝起きやすくなります。
起きる時間にまだ太陽がのぼっていない場合は部屋の電気でもいいので、少しでも光を浴びるようにしましょう!
(2)暖房をつける
部屋の温度が下がりすぎると布団から出るのはおっくうですよね。実際に布団の中と部屋の温度の差がありすぎると、血圧が急激にあがり体に負担をかけてしまうこともあります。
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