飲み会に参加してほしいから”強制的に!”ではなく、”なぜ参加したくないのか?”まずは原因を探り、解決していくことが大切です。
そもそも忘年会など会社の飲み会に参加することのメリットは?
そもそも忘年会、会社の飲み会に参加することのメリットとは?
前項で述べた飲みニケーションのメリットとかぶるところもありますが、より詳細に紹介していきます。
会社の飲み会に参加するメリット
①普段できない話ができる
お酒もはいっているので、業務中には聞けない人の本性を知れるチャンスです。普段は苦手と思ってる人でも意外と趣味があったり、ユーモアな人かも?
仕事仲間を深く知れるいい機会ですね!
②交友関係を深め、ネットワークを広げることができる
大きい会社だと特に同じ職場だけどあまり関わりのない人もいますよね。
そんな人とも交友を広げ、接点をもつことができます。そうすると、職場でもコミュニケーションがとりやすくなり、円滑に仕事をすすめることができます。
③一体感がうまれ仕事の生産性もあがる
上司や先輩と親睦を深めることで、頼み事や相談がしやすくなるので一目置かれやすくなります。お互いにフォローやサポートしやすい環境になり、仕事もはかどります。
④社会人としての付き合い方、マナーを学ぶことができる
たくさんの人たちと関わりをもつことで、コミュニケーション能力があがり、気遣いなども学ぶことができます。いつか自分が先輩の立場になったときの、部下への接し方の勉強にもなります。
また自分に有益な情報を得ることもできます。上司や先輩のお気に入りのお店も知ることもできますね!
また、宴会を盛り上げたり、仲を深めるために余興を考える忘年会もあると思います。その時の注意点としては、「余興を若い人たちだけに任せない」ことです。
飲み会に行きたくない理由に”余興が嫌だ”という意見も少なからずあります。
私も以前余興でダンスをしたことがありますが、上司、先輩も”一緒に”参加、盛り上げることで若い人たちも”先輩があんなに盛り上げてくれてる!一緒に頑張ろう!”と思えて、好感度も爆上がりでした!
会食、接待の目的
会食や接待でも飲み会と同じようなメリットもありますが、会食や接待の場合は相手が取引先や仕事相手なので”ビジネスの場”といえます。
この場合は、まず信頼関係を築き、一緒に仕事できる相手なのかお酒や食事を共にすることで信用を得ることが大事になってきます。
忘年会や飲み会で培ったコミュニケーション能力を活かすチャンスですね!
今どきの若者の忘年会・飲み会の参加率があがる誘い方は?
では、実際に若い人たちにも飲み会に参加してもらうにはどうしたらいいのか、誘い方のポイントとNGな誘い方を紹介します
忘年会、飲み会へ誘うポイント
強制ではなく断っていいことを伝える
繰り返しになりますが、まずは”強制ではない” ”断っても大丈夫”ということをちゃんと伝えておくことが大切です。
会費は高すぎないように設定する
一般社員の会費は2,500円から3,000円が望ましいです。役職で金額設定を変えたり、会社からの負担額を増やしてみてはどうでしょう。
最近はお酒を飲まない人も増えてきているので、飲む人と飲まない人で金額を変えることも参加しやすくなるポイントです。
メリットのある飲み会であることを強調する
もちろん上司、先輩と仲良くなれるのもメリットです。ほかにも、プライベートではなかなか行けないお店を選んだり、流行りのご飯を食べられると聞くと参加したくなりますよね?
若い人にあらかじめ食べたいもの聞いて、一緒にお店を探すのもいいですね!
参加しやすい職場の環境づくり
”仲良くなるために”飲み会をするのも悪いことではありませんが、お酒に頼らず”普段から社員同士の仲を深めておく”ことが大切です。
仲良くなるため、慰労するために必ずしもお酒は必要ないですよね?
例えば、勤務時間内にランチタイムを設けたり、会社の会議室などで立食パーティや懇親会をひらいてみるのもいい方法です。
親睦を深めてから忘年会、飲み会への誘うほうが参加率があがることは間違いありません!
職場での「会話のコツ」について参考動画ものせておきます。
NGな誘い方
連日しつこく誘う
毎日のように誘われると誰でも”嫌だなぁ”、”どうやって断ろう”と考えるようになります。
プライベートに口出しする
断ったのになぜ断るのか、どんな用事があるのかなどプライベートのことを聞くのはNGです。
人格否定する
飲み会に参加しないのはおかしい!などと責めるのもパワハラになるので気をつけましょう。
まとめ
- 忘年会に行かない若者が増えた理由、飲みニケーションについて紹介しました。
- 若い人が忘年会に参加したくない理由は、主に会費が高い、プライベートの時間が大切、そもそも人間関係が悪いということがあげられます。
- 飲みニケーションは、長時間は避け、お互いにストレスなく行うのが理想的です。
- 飲み会に強制的に参加させるのはやめましょう。時にパワハラになるので気をつけてください。
- 忘年会、飲み会に参加しやすくするために、”お酒に頼らず”普段から若い人とコミュニケーションをとって親睦を深めておくことが大切です。
今回忘年会、飲み会について述べてきましたが、決して若い人が飲み会自体を嫌いになったわけではありません。
行きたくない理由を考えて若い人に寄り添うことが大切です。若い人たちが”行きたい!”と思えるような飲み会を企画しましょう。
当たり前ですが記事を読んだだけでは問題は解決しません。
まずは若者視点で働きやすい環境をつくること、良好な人間関係を築くことから始めましょう。
せっかく忘年会を開催するのですから、全員が楽しく参加できる忘年会を目指しましょう!
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