嫁の実家から送られるお中元やお歳暮を来年からお断りしたい例文!

電話や口頭で伝えるときは、手紙やメール、LINEで伝えるよりも勇気がいりますよね。
しかし、電話や口頭で伝えることによって直接声を聞くことができたり、相手の表情を見ることができるのでお互いの感情や気持ちがより伝わりやすくなるでしょう。
手紙やメール、LINEの場合
お中元やお歳暮をいただいたあと、もしくはこちらから贈ったあとに連絡しましょう。こちらから贈る場合は、手紙を付けて贈るとより自然にお断りすることができます。
まずはお嫁さんの実家からお中元やお歳暮をいただいたあとに手紙やメール、LINEで断る場合の伝え方の例です。
拝啓
暑さも厳しくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
お陰様でこちらは元気に過ごしております。
さて、この度はお中元の品を頂戴しましてありがとうございます。
いつもと変わらぬお心配りに大変感謝いたします。
しかしながら、今後はお気持ちだけありがたく頂戴しますのでどうかお気遣いなさらないでください。
誠に勝手ではございますが、引き続き変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
略儀ながら、書面をもってお礼とお詫び申し上げます。
時節柄、ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
敬具
次にこちらからお中元やお歳暮を贈ったあとに電話や口頭で断る場合の伝え方の例です。
拝啓
暑さも厳しくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
お陰様でこちらは元気に過ごしております。
毎年ささやかながらお中元(お歳暮)の品を贈らせていただいていたのですが
そのたびにお気遣いいただき、かえって申し訳なく思っております。
つきましては、今後は失礼させていただきたく存じます。
誠に勝手ではございますが、引き続き変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
略儀ながら、書面をもってお礼とお詫び申し上げます。
時節柄、ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
敬具
メールやLINEでお断りするより、手紙でお断りする方がより丁寧で印象もよいでしょう。
お嫁さんの実家との関係性によっては、メールやLINEで送る方がフランクに伝えることができます。その場合は、改行をしたり行間をあけるなどして読みやすくなるよう工夫しましょう。
どの手段を使う場合も感謝の気持ちがきちんと伝わるようにし、お中元やお歳暮のやりとりを断っても変わらず付き合いは続けていきたいという意思をみせることが大切です。そうすることで断ったあとの気まずさを少し減らすことができるでしょう。
断ることを拒否されたら?
勇気を出してお断りしたものの、おくりつづけられる場合やお断りを拒否されてしまった場合はどのようにするべきなのでしょうか。
まず一度お断りしたにもかかわらず、お中元やお歳暮がおくられてきた場合は、お礼状を添えて同額程度の品をお返ししましょう。
同額程度のものを贈ることで「お気持ちだけいただきます」という意思表示をします。ただし、通常同額程度のものを返すのは失礼にあたります。そのため必ずお礼状を添えて再度お断りをしておきましょう。
それでもおくりつづけられる場合や断りを拒否しておくりつづけられる場合は、届いた品を送り返したり、受け取り拒否をする方法があります。しかし、断る相手はお嫁さんの実家ですよね。さすがにそのようなことをしてしまうと角が立ってしまうでしょう。
何度お断りしても送られてくる場合は、贈りたいという相手の意思もあるのできちんと受けとり、お礼だけ伝えておくようにしましょう。
まとめ
お嫁さんの実家から送られてくるお中元やお歳暮をお断りしたい男性のために、少しでも円満にお断りするための例文をご紹介しました。
- お中元やお歳暮の風習はいつから?
- お中元やお歳暮を贈りあうのをやめたい!その理由は??
- 嫁の実家からのお中元やお歳暮を断りたい。どのように伝える?例文は?
- 断ることを拒否されたら?
意外と日頃お世話になっている方へ、改めて感謝の気持ちを伝えることは少ないと思います。
そう考えるとお中元やお歳暮は感謝の気持ちを伝える機会を与えてくれる素敵な文化だと思いませんか?たとえお断わりしたとしても、たまには日頃の感謝の気持ちを伝えていきたいものですね。
こちらの記事が少しでも役に立ち、みなさんが円満にお断わりできますように・・・。
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