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京都で椿の名所3選!見頃はいつ?混雑回避をするには?

京都は日本の歴史的な建造物が今なお残っている観光スポットです。そんな京都が椿の名所スポットとしても有名なことは知っていましたか?

知らなかったという貴女もこれで安心! この記事を読めば、京都の京都の歴史的な名所スポットを巡るだけでなく、椿の色鮮やかな花を堪能できます。

この記事では、

  • 椿とはどんな花?
  • 京都にはどんな椿の名所があるの?
  • 京都以外にはどんな椿の名所があるの?
  • 椿以外に冬に見頃な花はないの?

といったあなたの疑問を解決していきます。

年末年始の京都旅行では京都の歴史ある街並みと一緒に椿も楽しみましょう!!

冬に開花する椿はどんな植物?一番の見ごろは?

椿とは、ツバキ科ツバキ属の植物です。花が折り合わさっていて、散る際には花ごと、ぼとりと落ちる姿はとても風情があり、「落ち椿」とも言われます。

日本人と椿のつきあいは長く、縄文時代から現在に至るまで観賞や美容品など幅広く関わっています。椿は日本という国と共に生きてきた、といっても過言ではないと思います。

京都の椿はたくさんの名所スポットがあります。歴史の教科書で出てきた豊臣秀吉や千利休も茶の間に椿を飾る程の愛好家でした。

そんな椿の見ごろは11月~3月です。冬になると赤や白、ピンクといった色鮮やかな花を私たちに見せてくれます。

椿の花言葉は「控えめな素晴らしさ」です。暖かな春や夏でなく、草木が枯れ、緑が寂しくなる冬の寒さの中、負けじと鮮やかかに咲き誇る椿に似合っている花言葉だと思いませんか?

今年の京都の椿が見れるのは、この冬しかありません!!

京都椿の名所を3つ紹介します。著名人が愛した椿をぜひ、あなたも楽しんで見ていってください。

京都椿の名所3選!その1:平岡八幡宮(ひらおかはちまんぐう)

最初に紹介するのは「平岡八幡宮」です

平岡八幡宮は関西でもっとも古い八幡宮です。804年に空海によって建てられたとされています。

戦乱によって、一度は焼失して、平岡八幡宮は荒れ果てた姿となりますが、その変わり果てた「平岡八幡宮」に、悲しんだ足利義満将軍の奥方がきっかけとなり、「平岡八幡」は再建されました。

本殿には「花の天井」と呼ばれる44種類の極彩色の草花が天井に描かれています。普段は一般公開されていませんが、秋と春の期間限定で見学することができます。

「平岡八幡宮」では、「椿の小径」という参道から本殿まで続く椿の庭が見どころです。毎年200本の椿が、赤、白、ピンクと色鮮やかな花を咲き誇らせます。

「平岡八幡宮」の椿の中には、「白玉椿」という椿があります。名前の通り、白い花がカップのように丸みをおびているのが大変可愛らしく清楚な印象の椿があります。

徳川家康が将軍に任命された際に、祝いの品として送られたこともある椿です。家康もきっと「白玉椿」の可愛らしさを気に入ったのでしょう。茶の席では、「白玉椿」でもてなしたといわれてます。

「白玉椿」には、「願いごとをすれば叶う」という伝説があります。見かけたら、願いごとをお願いしてみましょう!

他にも絵馬に椿が書かれていたり、椿が描かれた可愛らしい土鈴がお土産として売られていたり、とにかく椿づくしの神社です!

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「花の天井」の公開時期は混雑していますが、それ以外の時期は、空いている日が多いでので、ゆっくりと椿を見て回ることができます。

住所 京都府京都市右京区梅ヶ畑宮ノ口町23
電話番号 070-871-2084
営業時間 10時~15時30分
定休日 なし
入場料 無料(「花の天井」は800円)
駐車場 無料

京都椿の名所3選!その2:城南宮(じょうなんぐう)

次に紹介するのは「城南宮」です。1200年もの歴史をもつ神社です。

桓武天皇によって、都が平安京に移された際に、平安京の安ねいを願って建設されました。「城南宮」の名前の由来は城(平城京)の南に建てられたことからです。

境内には「源氏物語花の庭」と呼ばれる庭園があります。名前の通り「源氏物語」に影響を受けて造園された庭園です。

「源氏物語」に登場した80種類の草花が実際に植えられています。「源氏物語」のファンなら一度は訪れてみたい場所ですね!

そんな「源氏物語花の庭」では冬になると120品種・400本近くの椿が花を咲かせます。紅白色の椿の花が咲き誇る様子は絶景です。

特に「蝦夷錦」という椿は、アイヌ民族の伝統衣装のような美しい模様が入った椿です。あまりの美しさに思わず、うっとりとしてしまいます。

パンフレットには、どんな品種の椿があるのか写真付きで載っているので、パンフレット片手に見て回れるのも嬉しいですよね。

また椿と同じくらい人気なのがしだれ梅です。垂れ下がった枝にぽつり、ぽつり、と花開いている姿は花のシャワーのようです!

梅の開花時期は二月なので時期が合えば、椿としだれ梅の両方が楽しめますよ。

また、しだれ梅の見ごろになると連日、多くの参拝客が訪れます。駐車場も満車となるため、椿としだれ梅の両方みたい場合は、公共交通機関の利用がおすすめです。

城南宮は方除けの神社といわれています。

引越しや家のリフォーム、旅行や車の運転など、知らずに良くない方角に行ってしまった時に、悪いことが起こらないように毎年、全国から多くの参拝客が祈願に訪れます。訪れた際には、一年の安全を祈願してみてください!

住所 京都府京都市伏見区中島鳥羽離町7
電話番号 070‐623‐0846
営業時間 9時~17時30分(庭園は9時~16時30分)
定休日 なし
入場料 無料(庭園の拝観料 大人600円子供400円)
駐車場 無料

京都椿の名所3選!その3:二条城(にじょうじょう)

最後に紹介するのは「二条城」徳川家康によって建てられた城です。

江戸時代の始まりと終わりの出来事に登場する城ですね。大河ドラマなど、歴史ものにもしばしば登場しますよね。

現在放送中の大河ドラマ「蒼天を衝け」でも、草彅剛演じる徳川慶喜が二条城で大政奉還を決断するシーンは印象的でした!

実際の現場を訪れてみて、ドラマの追体験をするのはいかがでしょうか?

また、12月22日から来年の1月24日までは、特別に普段は一般公開されない、歴史のあるものや入室できない場所を開放しています。期間限定での公開なので、来訪客が毎年多く、混みあいます。

歴史の転機を見てきた「二条城」では、約400の椿の花が出迎えてくれます。三代目将軍徳川家光は園芸を好み、特に椿の大変な愛好家であったといわれています。

二条城の椿は、そんな家光の椿愛にちなんで、1965年(昭和40年)に植えられたものです。

「乙女」や「才布」という可愛らしい名前の椿は、花も負けないぐらい可愛いらしい姿を見せてくれます。

その他にも様々な名前の椿が冬の枯れた景色に彩りを与えてくれます。

住所 京都市中央区二条通堀川西入二条町541
電話番号 075-841-0096
営業時間 8時45分~16時(17時)
定休日 12月29日~12月31日(二の丸御殿 12月26日~12月28日、1月1日~1月3日
1月、7月、8月、12月の毎週火曜日 *該当日が休日の場合は開放)
入場料 大人 620円(入城料のみ)1,030円(入城料/二の丸御殿観覧料)
子供 無料 (入城料のみ)
中高生 350円 (入城料/二の丸御殿観覧料)
小学生 200円 (入城料/二の丸御殿観覧料)
駐車場 あり

椿の名所のNGマナーと注意点!

楽しい椿の名所スポット巡りですが、注意しないといけないマナーもあります。

いくつか紹介しますので、参考にしてみてください!

椿に触れる

立派な花を咲かせる椿ですが、意外と枝や花は弱く、人の手で簡単に傷ついてしまいます。椿を見る際には、不用意に触れないようにしましょう。

また、事故で傷つけてしまった場合は、管理の人に報告しましょう。

ゴミを捨てる

ゴミのポイ捨ても当然NGです。美しい景観が台無しになるだけでなく、衛生的にもよくありません。

この記事を読んでくださっている、あなたは当然ゴミのポイ捨てなんてしない人だとはわかっていますが、ポイ捨てしてされてるゴミを見かけたら、ゴミ箱に捨ててあげてください!

大声でさわぐ

旅行でテンションが上がってしまって、ついつい大声で騒いでしまったりしがちですよね。

周りの人の迷惑にならない声量で楽しみましょう!

京都近郊にも名所がありますよ!

白毫寺(びゃくごうじ)(奈良県奈良市白毫寺町)

白毫寺の椿は「五色椿」と呼ばれる400歳以上の大椿です。五色という名前通り一本の椿の木に赤、白、ピンクと色鮮やかな花が咲き誇る珍しい椿です!

また、寒桜という冬の時期に花を咲かせる桜の仲間もあるので、椿と桜という普段なかなか揃わない二つの花を楽しめますよ。

世界の椿園(三重県尾鷹市大曾根)

世界の椿園は名前の通り、世界中から椿が集められています。その数はなんと約3,000本!!まさに椿の楽園です!

長い時期、椿を楽しんでもらいたいという思いから、早いものは9月から、遅いものでは5月に花を咲かせるので椿を楽しめます!

白谷荘歴史博物館(滋賀県高島市マキノ町白谷)

民族博物館は博物館として保存されている民家です。江戸時代には、今でいう学校である寺小屋として使用されてあり、当時の貴重なノートや教科書などが保存されています。

敷地内に「夫婦椿」と呼ばれます、寄り添うに並んだ椿があります。500~600歳と見られる老夫婦ですが、今でも見頃には元気に花が咲きます。

椿だけじゃない!冬に見頃をむかえる花は?

椿を紹介してきましたが冬の花はまだまだあります。冬に咲く花は、春や夏の暖かな季節に栄養を蓄えて、寒い冬に綺麗な花を咲かせます。

緑の寂しいこの季節、あなたの身の回りでも、寒さに負けずに鮮咲いている花があるはずです。ぜひ探してみてください。

スノードロップ

雪のしずくという名前の通り、垂れ下がった白い花が特徴的です。寒い時期から早春にかけて花を咲かすことから、春を告げる花として親しまれています。

ユリオプスデージー

マーガレットに似た可愛らしい花を咲かせます。鮮やかな黄色の花は、冬の寒さで荒んだ心に暖かさを与えてくれます。

白っぽい葉は、シルバーリーフといわれ、ギザギザとした葉の形も合わさって、開花時期でなくても見所のある花です。

パンジー・ビオラ

春の花という印象が強いパンジーとビオラですが、実は冬にも花を咲かせてくれます。

フリルのような花びらが可愛らしいですよね。

まとめ

以上が京都の椿名所の紹介となります。

 

♦京都の椿名所

  • 「平岡八幡宮」
  • 「城南宮」
  • 「二条城」の三つ!

♦椿の名所

  • 「椿を触らない」
  • 「ゴミを捨てない」
  • 「大声で騒がない」

♦京都近郊でも

  • 「白毫寺」
  • 「世界の椿園」
  • 「白谷荘歴史博物館」などあります!

♦冬の花

  • 「スノードロップ」
  • 「ユリオプスデージ」
  • 「パンジー/ビオラ」が育てやすくておすすめです!

を紹介していきました。

京都の歴史ある街並みに鮮やかな椿は、冬の風物詩です。京都への旅行の際には、椿の花も楽しんでいただけたらうれしいです。

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