「あかりをつけましょ、ぼんぼりに お花をあげましょ、桃の花〜♪」
ひなまつりは3月3日は桃の節句と呼ばれていて、女の子の幸せを祈るお祝い!
白・ピンク・緑のひなあられや、ちらし寿司、雛人形などカラフルなイメージが湧いて楽しい気持ちになりますね!
主役と言っても良いのが「雛人形」!
ところが、猫を飼っている方としては
- せっかく飾ってもいたずらされないか心配!
- もう飾って猫に触られてしまった、、、もう〜やめて〜!
- すぐに出来るいたずら対策を打ちたい!
と思って調べている方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな「おうちの雛人形が猫にいたずらされて困ってる!!」という方向けに、
- 猫はどうして雛人形が好きなのか
- 雛人形をいたずらされないためには?
- 猫にいたずらされにくい飾り場所は?
- 猫にいたずらされた雛人形の修理は方法は?
を紹介しています。
この記事を読めば、猫が家族にいても邪魔されることなく楽しいひなまつりを過ごすことが出来ますよ!
それでは早速いきましょう。
やめてー!雛人形が猫のいたずらのターゲットに
雛人形出した。毎年こうなるのはわかってるんだけどね……(ΦωΦ)#ひな祭り #猫 #猫祭り pic.twitter.com/rRPHqHXstz
— シロ@ワイン飲み (@salewine22) February 21, 2021
まるでアスレチック状態です。猫にとっては遊び場になってしまうの!?と思いますよね。
飼い主さん達にとってはもはや恒例の景色のようです。
オダギリ様とお雛様
二人並んでスガシカオ〜♪今年も無事ご対面。
初めての雛人形に興味津々の猫たち。あ、既にいたずらされてる!笑 pic.twitter.com/AFfi0oKJmi
— パキラ (@tsubakiy) February 15, 2020
こちらは手を出す瞬間をパシャリ!
明日は楽しい雛祭り~♪
キャ~!Σ( ̄□ ̄;)お雛様に猫パンチ(笑) pic.twitter.com/tr44hfRv2p— ミニチル (@minichiru04) March 2, 2017
ちゅうちょなく猫パンチ炸裂です!
雛人形がガブっと猫に噛まれています!やめてーと思いますよね。
こちらではお内裏様が猫の餌食に!!
もはやお化けのような見た目です、、、お雛様の髪が無惨な姿に、、、
猫を飼っているおうちの被害写真が、飼い主さんによってたくさんアップされていました。細かいパーツも多いので無くなったり壊れたら、こちらからすればたまったものではないですよね!
人間からすれば「女の子の幸せを願うお祭り」ですが、猫からするとどんな風に見えているのでしょうか?
猫はどうして雛人形が好きなの?
1年に1度しか出ないものというだけで物珍しく感じますが、雛人形の何が猫にとって魅力的なんでしょうか?
雛壇の高さ
猫カフェや猫を飼っているおうちにはキャットタワーが多いですよね!猫は普段自分が生活する縄張りを一望できる場所が好きと言われているんですよ。
立派な7段ひな壇は1.5mほどありますから、猫からすれば縄張りを見張り、家族を守るためにひな壇に上っているのかもしれませんね。そう考えるとほっこりします!
旧暦の雛祭りなのでお雛様だしてたら猫に強襲された…… pic.twitter.com/4hZcc31ofL
— はな❁ (@hayashidahana) March 14, 2020
雛人形のサイズ感
猫と雛人形・付属の飾りの大きさを比べてみてください。普段使っている猫のおもちゃと同じくらいのサイズではないでしょうか?
つまり猫にとっては触りやすい、口で噛みつきやすい、パンチしやすいサイズなんですよね。お雛様の髪の毛やお内裏様の烏帽子が被害にあいやすいのもうなづけます!
ちょうどいい狭さ
お内裏様とお雛様の間に猫がドシっと座っている写真が多くありましたね。実は、猫は本能的に狭いところを好む習性があります。
そして猫は1日の中で16時間寝ると言われおり、狭い所の方が誰かに邪魔されることなく眠ることを知っているんですね。所狭しと人形や飾りが置いてある雛壇はちょうど良い場所なんでしょう!
猫のいたずら好きな理由とは?
そもそも猫はなぜいたずらをするのでしょうか?
いたずらの理由は色々ありますが、代表的なものは以下です。
- ストレスを発散している
- 飼い主にかまってほしいから気を引いている
- 面白い遊びとして楽しんでいる
- 狩猟本能のなごり
私たちからすれば、せっかくの雛人形を台無しにされて怒ってしまいそうですが、猫からずればそんなことは知ったことではないんですよね。
いたずらが日常的に続けられた時には、対策や猫に対する接し方を変えてみてもいいかもしれません。
雛人形を猫にいたずらされないためには?
1.ケースに入れる
雛人形に触られないようにするためにケースに入れてしまいましょう。ただしケースの上にはのぼることを想定しておきましょうね。
雛人形セットに付属のケースがあってもアクリル性だと簡単に壊れてしまい、猫も怪我をする可能性もありです。ひな壇のサイズを測って、丈夫なものを選びましょう!
ケースの代用としてテントや水槽を使っている人もいますよ!これはシュールで面白いアイディアですね。
猫多頭飼の家のひな祭り pic.twitter.com/zvyKakzgxZ
— 保護猫ほたてさん (@hotatemamasan) March 7, 2021
2.猫が苦手な臭いのスプレーをかける
ひな壇=嫌な匂いがするから近づきたくないと思ってもらえれば楽ですよね。
いたずら防止やしつけ様に、猫が嫌いなレモンの匂いのスプレーがあります。もちろん誤って舐めてしまっても大丈夫な成分で作られています。
( ´ ▽ ` )ノレモン果皮の天然苦味成分をスプレーしてかじり・いたずら予防!犬猫用しつけスプレー発売 – https://t.co/75JgeXeIXj#ジョイペット pic.twitter.com/Tbf46W7OVH
— PETomorrow (@PETomorrow) March 12, 2017
これをひな壇の周りにかけておけば、ひな壇に触ることをかなり減らせます!
「猫 いたずら スプレー」と調べたり、行きつけのペットショップで店員さんに聞くのもおすすめです!
3.ペットフェンスをつける(子猫ならOK)
同じ部屋に飾っていても、猫がまだ小さいうちは高いジャンプ力はないので壁をつけましょう!
お雛様とお内裏様、やっと出しました。娘ちゃんと一緒に準備するのは楽しい。
一応気休めに猫ちゃんガードを…(^^;; pic.twitter.com/JeOuYBtG7Q— 西村ちなみ (@china_alfafa) February 26, 2018
「ペットフェンス」と呼ばれる安全に自立するタイプのフェンスで、重ねて高さを出せるものもあります。
まとめて10枚以上入っているので、大抵の雛人形セットを囲うことが出来ます。
4.別の部屋に飾る&ドアロックをする
リビングに飾る方が多いですが、意外と書斎や和室、玄関に飾るという方もいますよ。
飾る空間を猫のいる部屋と分けてしまえば安心です。
今日は晴天で、大安なのでお雛様を出す。
猫ズがいるので居間には飾れないので、ダイニングのサブテーブルにこぢんまりと飾った。生活の変化に沿ってこんな飾り方もありかなと。
春のお節句まで華燭の典に見守られて暮らす。 pic.twitter.com/zE3Fyc4zbX— みみ (@fusafusamimi) February 9, 2018
とはいえ賢い猫ちゃんだとこんな風にドアすら開けられる様になります!
おどろきですね。
404日目。
見て覚えたのか、普通にドアの取っ手をガチャンと開けられるキジトラ。部屋のどこだろうが浴室だろうがトイレだろうが、入りたければ器用に開けては出入りする。戸棚も開ける。
対して黒猫は、一切そういった小ワザ(?)が出来ない。ドアは『開けてもらうもの』。ひたすら開くのを待つスタンス pic.twitter.com/uoAQ2ZtxF8— 仔猫を拾ったので (@yukifuri0biyori) May 27, 2019
そんな時はドアロックやベトベトして猫が嫌がる両面テープを貼っておきましょう。
短い期間だけのためなら100均の商品でも十分効果ありですよ!
5.小さな雛人形で楽しむ
これはお家のお子さんがある程度大きくなり、飾らなくてもいいけれど雰囲気は楽しみたい!という方におすすめです。
ひなまつりと言っても、コンパクトな雛人形やひな壇も販売しています。壁にかける装飾でも雰囲気が出て可愛らしいです。
収納場所も取らず、さっと飾れて楽ちんですよ。
猫にいたずらをされにくい飾り場所は?
太陽が当たらない寒い場所は猫が比較的寄り付かない場所です。
例えば、北側の部屋ですね。また騒音がうるさすぎる場所も好みません。
いたずらされない場所
人が生活する中で使うキッチンやお風呂は、危険な物が多い場所なので猫が入れない様にしている飼い主さんがほとんどですよね。
そしてその他の場所は出来る限り、猫が部屋の行き来を出来る様に、ストレスがたまらない様にしていませんか?
では一体どこに飾ればいたずらをされないのか、、、。
とはいえ同じ家で暮らす猫にはストレスをかけたくない、猫を大切に思う方なら当然の気持ちですよね。
上記で紹介した方法の他に、もう1つ紹介します!
「猫が届かない所に浮かせて飾る」です。裏技的な方法ですね。
- 板を挟んで一部分だけ天井を作る
- つっぱりラックをつける
ポイントは猫の足場になる場所がなく、天井にだけ浮いた形で設置することですよ!
そうすれば運動神経の良い大人の猫でも届くことはありません。
イメージはこの様な形です。
そもそもいたずらをされにくくするには、猫としっかりと時間を作って遊んであげることが大切です。
野良猫は500m圏内を縄張りとして生活いるので、同じ本能を持つ猫が、私たちが暮らす部屋の中ではストレスが溜まってしまいやすいのです。
猫にいたずらをされた雛人形の修復方法は?
- もういたずらされてしまった
- 雛人形が壊れてしまった
こんな時は、購入したお店で修理してもらうのが良いですよ。ほんの少し装飾が取れた程度であれば、自分で貼って直してしまいます。
長く使う大切な物ですので、壊れ具合によってはお近くの人形店に頼むのが堅いですね。
- 修復方法:雛人形の職人さんが1つずつ手作業で修理
- 費 用:1,000円〜60,000円
- 修復期間:2〜3営業日
※修復箇所によって前後します。
例えば、
- 髪の毛が抜けてしまった場合:顔自体を変える必要があり1万円以上かかります。
- 手がかけてしまった場合:2営業日、2000円程度で取り替えが出来ます。
状態をみないと正しい査定が出来ないそうなので、修理予定がある方は写真をとって人形屋さんに見せるとスムーズですよ。
最悪買い換えも検討しても良いかもしれませんが、長く大切に使うことの大切さを教わることの出来るいい機会でもありますよね。私自身母親が結婚と共に雛人形さんもうちに引っ越してきていますよ。
まとめ
1.猫がひな壇にのぼる、お内裏様に猫パンチ、お雛様の髪の毛を爪でぐちゃぐちゃにしてしまうなどなど、雛人形たちの被害写真はSNSにたくさんありました。
2.猫が雛人形を好きな理由は、
- ひな壇の高さ
- 雛人形のサイズ
- 飾りの狭さ
が原因です。また猫のいたずらには、ストレス発散や飼い主にかまってほしいなどの理由がありました。
3.雛人形にいたずらされないための工夫
- ケースに入れる
- 猫が苦手な匂いのスプレーをかける
- ペットフェンスをつける
- 別の部屋に飾る&ドアロックをする
- 小さな雛人形で楽しむ
4.猫にいたずらされにくい飾り場所は、天井から浮かせた場所にラックを作るのがおすすめです。
5.雛人形の修理はお近くの人形屋さんにお願いしましょう。値段は修理部位によって1万円以上かかるものもありますので、写真を見せて査定してもらうと良いですよ。
猫と暮らしているからこそ起こる悲しくなったり、笑ってしまう様なハプニングってたくさんありますよね。
ひな人形にいたずらをされたら、「まだお嫁に行くな!かまってくれ!」と伝えてきているのかも?と考えてみてもいいですよね。
今回の記事が参考になれば幸いです!
- 雛人形にいたずらされない工夫はどれが出来るか考えてみる
- 今家にある物で使える物がないか探してみる
- 家の近くの修理屋さんはどこか調べてみる
ひなまつりを穏やかに過ごせる様に試してみてくださいね。皆さんの今年のひなまつりが素敵な時間になりますように!
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