これらは教会の活動や経済的援助を必要としている人を助けるために使われます。
費用はかかる?
基本的には参加費用は必要ありません。
服装は?
決められた服装はありません。ジーンズやカジュアルな格好で参加する方も多いようですので、普段通りの服装で大丈夫ですよ!
冬の季節は教会内が冷え込む場合もありますので、暖かい格好やカイロの準備をおすすめします。
持ち物は?
特別に必要な持ち物はありません。礼拝に必要な聖書、祈祷書、聖歌集などは教会に備え付けられており、受付で借りることができますよ。
ミサと礼拝の違いは?
キリスト教において礼拝とは、神に対する奉仕行為や儀礼一般を指します。しかし、キリスト教には多くの”宗派”があり、宗派によって言い方が変わります。
代表的な「カトリック」「プロテスタント」の宗派の言葉の違いを表にしました。
宗 派 | カトリック | プロテスタント |
---|---|---|
祈祷・儀礼の総称 | 典礼 | 礼拝 |
主の晩餐に由来する祈祷・儀礼 | ミサ | 聖餐式(せいさんしき) |
ミサ・聖餐式とは??
イエス・キリストの復活を祝う儀礼のなかで最も大切な典礼・礼拝です。カトリック教ではミサ、プロテスタント教では聖餐式(せいさんしき)といいます。
どちらも、キリストの死と復活を祝い、神の救いの恵みに感謝を捧げるための集会のことです。
ミサ・聖餐式の流れは?
一般的なミサ・聖餐式の流れは以下の通りです。
1.開祭
司祭が入堂して挨拶などをします。
この時は、心を神様に向け、日々の生活を反省し、祈りの心を整えましょう。
2.ことばの典礼
聖書の朗読、讃美歌、司祭の説教、祈りなどが行われます。聖書の朗読を聞く際は、神様が私たちに語りかけている言葉として聞き受け取ることで、心が養われていきますよ。
3.感謝の典礼
パンとぶどう酒の食卓を囲んで「主の晩餐」が行われます。供え物の準備、パンとぶどう酒をささげる祈りが唱えられ、最後に、信者の方はパンとぶどう酒をいただきます。
一般参加者はパンとぶどう酒を頂くことができませんが、その場合は司祭が祝福を祈って下さいます。
祝福の受け方は、聖体拝領の列に並んで、自分の番になったら「祝福をお願いします」と胸に手を合わせて軽く頭を下げます。そして神父が頭に手を乗せて祝福の言葉をかけて下さるので、終わったら一礼をして自分の席へ戻りましょう。
4.閉祭
閉祭の歌が奏でられ、司祭が退堂します。
キリスト教徒じゃなくても参加OK?
教会のミサや礼拝は、信者以外の一般の方どなたでも自由に参加することができます。また初めて教会に訪れた際は案内係の方に、遠慮なく「初めてなので」と伝えてみてください。
優しく礼拝の作法など案内をしてもらえますよ!
ご心配でしたら教会のHPで確認または直接問い合わせしてみてくださいね。
まとめ
今回はクリスマスを過ごす三重のおすすめ教会を5箇所を紹介しました。
♦その1:カトリック伊勢教会
伊勢市の中心でアクセス抜群。ステンドグラスやガラス張りの開放感のある聖堂で、光に包まれながら、ほっと一息つきたい方におすすめ。近鉄/JR伊勢市駅より徒歩8分。
♦その2:近畿福音ルーテル津教会
日ごろからどなたでも参加出来る取り組みをされているアットホームな教会。やっぱり教会に行くのが不安という方は、笑顔あふれるこの教会がおすすめ。近鉄南ヶ丘駅徒歩10分。
♦その3:カトリック桑名教会
唯一無二の教会!円形の聖堂、大きな岩の祭壇など一見の価値ありです。珍しい教会に行ってみたい人におすすめ。近鉄益生駅徒歩7分。
♦その4:カトリック四日市教会
レンガの壁に木製の素朴な十字架像、暖色系のステンドグラスなど、温かい雰囲気の聖堂でゆったり落ち着きたい人におすすめ。近鉄/JR四日市駅徒歩11~12分。
♦その5:日本基督(キリスト)教団桑名教会
木の温もりを感じる可愛いらしい聖堂。白い壁に柔らかい木目の柱や梁(はり)が、優しい雰囲気を演出しています。ほっこりしたい人におすすめ。近鉄/JR桑名駅徒歩15分。
信者でない一般参加の方も多く訪れるクリスマスミサ・礼拝は、教会に興味があるけど勇気が出ないという方にも最適のタイミングだということがわかりましたね!
クリスマスを教会で過ごすために必要なものは、ここに記載したちょっとした知識と、あとはあなたの一歩踏み出す勇気だけです。あとは、予約なし!準備するものなし!という本当に気軽に誰にでも開かれた場所なんです。
さぁ想像してみましょう。きれいな聖堂でロマンティックなクリスマスを過ごすのも良し、ほっこりと落ち着ける聖堂で聖なる夜に自分を見つめ直してみるのもいいかもしれません。
皆さんは、どんな教会でどんなクリスマスを過ごしたいですか?
ぜひお気に入りの教会を見つけて、教会での素敵なクリスマスを過ごしてみてくださいね!
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