- 「会社の新年会に行きたくない…。」
- 「会社の新年会の欠席理由を毎年考えるのがめんどくさい!」
- 「新年会に行きたくないけど、行かないとリスクがあるのかな?」
年始の休み明けで仕事ですら嫌なのに、さらに嫌になるのは「新年会」ですよね。会社によっては毎年必ず新年会が開かれるのではないでしょうか。
私の会社でも毎年新年会が開かれていました。私自身、「新年会は無駄な時間」と考えていたので、本当に行きたくない行事でした。
しかし、この記事で紹介する新年会の断り文句を使えば「半永久的に」新年会を欠席することができますよ。実際に、私はここで紹介する断り文句を毎年使って新年会の参加を断っていました。
この記事では以下の4つのポイントを私の体験談と経験者の声を交えて解説していきます。
- 半永久的に使える新年会の断り文句3選
- きっぱり断るメリットとデメリット
- 使ってはいけないNGな断り文句
- 新年会に行かないとリスクはあるのか
3~4分くらいで読める記事ですが、読み終わると新年会の上手い断り方がわかっていますよ!
それでは、さっそくいきましょう。
半永久的に使える!新年会を断る理由3選!
さっそく、半永久的に使える新年会を断る理由を3つご紹介します。
半永久的に使える新年会の断り文句
- 「その日、ずっと行きたかったセミナーがあるんです!」
- 「数年ぶりに会う友達が遠方から来るんです!」
- 「家族の誕生会なんです!」
どれも私が過去に使ったことのある理由です。
毎年新年会に行かないための理由を考えるのは大変ですからね。これらの断り文句を覚えておけばOKです!
①「その日、ずっと行きたかったセミナーがあるんです!」
セミナーや講演会は2~3ヶ月前には予定が決まっています。有料の場合もあるのでキャンセルも難しいものです。そのため、新年会に誘われたときに予定が決まっていてもおかしくありません。
また、「ずっと行きたかったセミナー」は他人からしたら価値がない予定ですが、自分からしたら新年会とは比べ物にならないほど価値のある予定です。そこに上司や同僚は口出ししてきません。
私の場合、「セミナーに参加する」と断ると「うわ、新年から意識高いね~。」と上司に言われました。それだけを言われ、他に詮索されることはありませんでした。
毎年ありえそうな予定、かつ、自分にとって大事な予定をでっち上げましょう。毎年新年にある設定にしておけばこの理由で乗り切れます!
万が一、上司や同僚にツッコまれたときは「あまり有名じゃないので」「会員のみの参加なので」など、「検索しても情報が出てこないぞ」ということが伝わるようにしましょう。
②「数年ぶりに会う友達が遠方から来るんです!」
これも1~2ヶ月前には予定が決まっていておかしくない理由です。
土日休みの会社だと新年会は金曜の夜に設定されることが多いと思います。友人が金曜の夜から遊びに来て、日曜に帰るという設定でも不自然ではありません。
また、「数年ぶり」「遠方」という言葉を入れることで「なかなか会えない友人」という設定が自動的にできあがります。そんな友人を誰も無下にはできませんよね。
上司や同僚に多少ツッコまれる可能性がありますが、上手くかわしましょう。ドラマや漫画などの登場人物を架空の友人として考えれば、設定は簡単に思い浮かび、論理破綻しにくくなりますよ!
③「家族の誕生会なんです!」
これも毎年あってもおかしくない予定です。ただし、普段から家族仲良しアピールをしておく必要があります。
ポイントは「誕生会」という言葉を使うことです。「誕生日」だと毎年同じ日に祝わないと不審がられます。しかし、「誕生会」であれば誕生日当日でなくてもいいのです。
また、誕生会の主役は親や祖父母にしておくとよいでしょう。「90歳のおばあちゃんの誕生日会」のように言うとよりリアリティが出ますよ。
「彼氏・彼女の誕生会」にしてもいいのですが、当日祝わないことを不審がられたり、社内恋愛の場合は嘘がバレたりします。注意してくださいね。
1度ついた嘘は最後まで突き通しましょう。情報を自分から出すと嘘だと疑われる可能性があるので、質問されたら必要なことだけを答えるようにしてください。
言葉をうまく選べば、嘘だとバレる確率がグンと下がりますよ!
きっぱり断るメリットとデメリット!
- 「できれば嘘はつきたくない」
- 「毎年、参加・不参加を聞かれるのも嫌だ」
- 「新年会以外の飲み会にも行きたくない」
という人は、きっぱりと「行きたくないから行かない」と断るのが一番です。
きっぱりと断るメリットは「飲み会に参加しないキャラ」になれることです。
「飲み会に参加しないキャラ」になってしまえば「○○さんは当然不参加だよね」と新年会だけでなく、他の飲み会の不参加も当たり前になるのです。
最初に言い出すときは勇気がいることですが、新年会や飲み会のたびに悩むのであれば、早くきっぱりと断ってしまいましょう。空いた時間や浮いたお金を自分のものとして使うことができますよ。
新年会を断った。社会人になって初めて仕事の飲み会を断ってやりました…。不参加は怖かったけどそれよりも忘年会が最悪だったので…。仕事の飲み会は絶対参加するもの!っていう考えより断る勇気を選べた自分を誇りに思い皆が飲んでるなか私は早めにご飯食べてお風呂入ってパックして好きなことする〜
— はるなあはる(なあはる)動画公開中 (@hrn_666) February 5, 2020
逆に、きっぱりと断るデメリットは「あいつは社会人としてありえない」などと人格否定をされる可能性があることです。
会社には「社会人=やりたくなくてもやる」という暗黙の了解が存在します。そのため、「行きたくないから行かない=わがまま=社会人してありえない」という式が成り立ってしまうのです。
きっぱりと断ることでとやかく言われるのも最初のうちだけです。毎回同じようにきっぱりと断ると、みんなの中で参加しないのが当たり前になっていきます。たまに参加すると「え!?なんで参加してるの!?」と驚かれるようになりますよ。
使ってはいけない!NGな断り文句!
断り文句にも使っていいものと使ってはいけないものが存在します。
これからご紹介するのは使ってはいけないNGな断り文句です。これらの断り文句を使うと高確率で嘘だと疑われ、あなた自身の会社での信用をなくしてしまいます。
NGな断り文句
- 「親戚が亡くなってしまって…。」
- 「結婚式の2次会があって…。」
- 「体調不良で…。」
これらの断り文句がNGなのは、
- バレバレの嘘であるから
- 当日のドタキャンになり幹事に迷惑がかかるから
の2つの理由からです。詳しく説明をしていきますね。
①バレバレの嘘であるから
冠婚葬祭を理由にすれば、たしかに上司や同僚は引き止めづらいです。しかし、そんなに都合よく冠婚葬祭が重なるわけがありません。
たとえば、「親戚が亡くなってしまって…。」と言われた場合、「なんで出社してるの」「出社していて大丈夫なの」と疑問を持たずにはいられません。また、「結婚式の2次会があって…。」と言われたとしても「新年はどこの会社も忙しいのがわかっているのに、この日程にするのはありえない」と疑われます。
毎年、冠婚葬祭を理由に断るわけにもいかないので限界があります。
②当日のドタキャンになり幹事に迷惑がかかるから
「体調不良で…。」という理由で欠席すると当日ドタキャンになり、幹事にかなりの迷惑をかけることになります。
幹事はスムーズに新年会が開催できるように集金や店への人数連絡を行なっています。席順まで決めているかもしれません。しかし、あなたがドタキャンをするとその準備が狂い、さらに余計な仕事が増えるのです。
新年会…
昨年末に日時場所を通達
調整して参加願いする
1月中旬会費の通達と出欠の連絡を願う
店等に連絡の為29日夜7時を持って人数の締めを通達
そして明日の開催を控えた今1名ドタキャン
それは無い舐めてるのかボケ— コウセイ (@qiyZgX5ebH3TRCb) January 31, 2020
ドタキャンする奴の神経が知れないわ。
周りに迷惑かけて、しれっとしてるの嫌い。
聞いて下さい。〝新年会幹事〟— ぽんた@IMLL (@InagWiz) January 17, 2020
新年会に行かないと決めているのであれば、ドタキャンではなく出欠確認の時点で欠席連絡をするようにしましょう。
さらに言うと、バレバレの嘘の断り文句でも、前もって不参加の意思表示をしている方がまだマシです。
新年会に行かないとリスクはある?
では、新年会に行かないとリスクはあるのでしょうか。
答えは「ある」です。
- 新年会の席で悪口を言われる
- 数日間、新年会の話題についていけない
- 「ノリが悪い」というレッテルを貼られる
- 新しい人間関係を作る機会を失う
これらが新年会に行かないと被るリスクです。
「悪口を言われる」「話題についていけない」「ノリが悪いとされる」のはそんなに大きな被害ではないかもしれません。勤務態度で挽回が可能です。
しかし、「新しい人間関係を作る機会を失う」のはかなりの痛手になります。
仕事は一人ではできません。チームプレイが基本となっているため、人脈が広ければ広いだけ有利です。そのため、仲良くなりたい人や憧れの人が出席する場合は、新年会に参加してみてもいいんではないでしょうか。
参加した新年会で連絡先を交換さえしてしまえば、個人的に会うことだって可能になりますよ。
新年会の参加・不参加はが自分にとって利益があるかどうかで決めましょう。
新年会に参加しても利益が見込めない場合、時間とお金を無駄にするだけです。「新年会に行きたくない」と思っているなら参加しなくても良いと思います。ただし、参加しないことで起こりうることをしっかりと把握しておきましょう。
まとめ
<半永久的に使える新年会の断り文句>
- 「その日、ずっと行きたかったセミナーがあるんです!」
- 「数年ぶりに会う友達が遠方から来るんです!」
- 「家族の誕生会なんです!」
これらの理由は毎年使っても不自然ではありませんよ。
「新年会の出欠席を聞かれるのも嫌」という人はきっぱりと断ることをおすすめします。
きっぱり「行きたくないから行かない」と言うと、新年会以外の飲み会にも参加しなくていい「飲み会不参加キャラ」になれますよ。ただし、「社会人としてありえない」などの人格否定をされる可能性もあるのでご注意ください。
断り文句のなかには使ってはいけないものもあります。
<NGな断り文句>
- 「親戚が亡くなってしまって…。」
- 「結婚式の2次会があって…。」
- 「体調不良で…。」
これらの断り文句は「バレバレの嘘」であり、「当日のドタキャン」になる可能性があるので、絶対に使うのはやめましょう。
新年会に行かないと決めたなら、新年会に行かないと被るであろうリスクについて知っておきましょう。
<新年会に行かないリスク>
- 新年会の席で悪口を言われる
- 数日間、新年会の話題についていけない
- 「ノリが悪い」というレッテルを貼られる
- 新しい人間関係を作る機会を失う
以上を踏まえた上で、改めて新年会の参加・不参加を決断しましょう。
新年会などの会社の飲み会は上司にお酌をして回ったり、料理を取り分けたり、若手社員が気を遣う場面が多くあります。新年会に行きたくないと思っても不思議ではありません。
断るときはできるだけ丸くおさまるように、誰にも迷惑をかけない断り方をしましょう。あまりにも酷い断り方をすると職場に居づらくなってしまう可能性があるので注意が必要です!