コロナが流行して2年が経とうとしています。去年のお正月は「帰省を控えて」という知事の言葉があり、多くの方が帰省を断念したのではないでしょうか?
今の日本はワクチン接種率7割越え、新規感染者も大幅に減少しています。そんな中で今年のお正月は旦那さんの実家に帰省すべきか、それとも自宅で家族と過ごすべきか悩んでいませんか?
もしくは、自分の実家に正月に帰省すべきかどうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は世の中のお正月の帰省事情と帰省しない場合、新年の挨拶はどのようにするのが正しいのか専門家の話を参考に紹介します。
昨年に引き続き以前とは状況が違うコロナ禍での帰省に今年もなりそうですね。帰省する人は何に気を付けて帰省をするべきか、また、帰省先で気をつけることは何かわかりやすく5つにまとめています。
帰省する人は是非、参考して気持ちよく帰省できるといいですね。一方で今年も帰省しないという決断をした方もいると思います。
帰省しない方は新年の挨拶やお年玉やお年賀はどのようにするべきか悩んでいる方のために、帰省しない場合の失礼のない対応の仕方を詳しく解説します。
コロナ禍のお正月帰省事情2022!帰る?帰らない?
2021年11月上旬の現在、日本の新規感染者数は大幅に減少しています。
昨年の秋はGOTOトラベルの再開もあり、11月12月に感染者が急増し、自粛モードに突入していましたね。そのような中で、2022年のお正月の帰省事情について頭を抱えている方に『日本トレンドリサーチによる調査』の結果を発表します。
『日本トレンドリサーチによる調査』によると昨年末に「帰省した」方は22.1%と全体の2割程度とかなり少なかったようです。
一方で今年は「帰省する予定」という方が37.9%と微増傾向にあります。
今回帰省を考える方の理由として多く挙げられたのは「家族全員のワクチン接種が終わったから」という回答でした。
昨年の年末はまだワクチンも始まっていなかったので、ワクチン接種率が上がると、帰省する方が増加する傾向にあるのかもしれませんね。
また、アンケートの結果からも分かるように帰省する方がコロナ前と同じくらいに戻った訳ではないので、自分の置かれている状況や家族とよく話し合って2022年のお正月に帰省するべきかどうか決めた方が良さそうです。
引用元「日本トレンドリサーチによる調査」

株式会社NEXER

現状として日本は感染者を抑え込めていますが、韓国やロシアではまた感染者が増加しています。
そこで今年の冬は日本がどうなるのか、政府の専門家会議でも第6波の時期についてよく議論されていますよね。ワクチン接種から半年経つと効果が下がってくると言われています。
専門家や医師の間では来年2月には第6波のピークを迎えと示唆されており、今年の12月頃からじわじわと増えてくる可能性もありますね。
忘年会が開催され、人の動きが活発になれば年末年始に感染者が増えてきても可笑しくはないと思います。だからこそ、感染症対策は引き続きしっかりと行い続ける必要がありますね。
帰省する場合に気をつけるべきポイントは?
コロナ禍での帰省は周りの目や帰省先の温度感もあるので気になることだらけですよね。
そこで帰省する際に気を付けるべきこと5つ紹介します。簡単で少しだけ気を付けるだけで変わるので、取り組みやすいことだけでも実践してみてください。
帰省2週間前から感染しないように人混みは避け、感染対策を徹底
帰省する予定日の2週間前から感染しないように手洗い、うがいの徹底や、人混みが多い場所はなるべく避けるよう行動しましょう。
不特定多数が触れるモノには、できるだけ触らないようにします。
触ってしまったときは、早めに手を洗うかアルコールで消毒することをおすすめします。また、家族など親しい人以外との会食や忘年会にはなるべく控えた方がリスクは低くなります。
食事は大皿での料理や鍋は避ける
家族での食事の際は大皿で食べるのではなく、それぞれのお皿で食べるようにしましょう。
大皿のものをシェアする行為は箸を共有のものとして使っていても、箸を多数の人が触れるため感染のリスクが高まると言われています。
リスクを減らすためにも、食事の準備は面倒かもしれませんが、万が一のことも考えて個々に取り分けたものを食べるようにしましょう。
帰省先と自分がいる地域の感染状況を確認する
11月上旬現在の日本の感染者は減少して、緊急事態宣言も解除されていますが、今後また緊急事態宣言が出される可能性もあります。緊急事態宣言が出されている都道府県の移動は感染のリスクがあります。
帰省先の家族への感染を防ぐためにも無茶や帰省は控える方がいいと思います。また、厚生労働省のホームページで人数や医療体制の状況がわかるのでうまく活用して帰省の判断をしましょう。
『厚生労働省 地域ごとの感染状況等の公表について』
帰省する前にPCR検査やワクチン接種をする
帰省先に高齢者や基礎疾患のある方がいる場合、自分が無症状で感染していたら、うつしてしまう可能性があります。
うつした場合、重症化しやすいのでまずはコロナを帰省先に持ち込まない確実な方法として、積極的にPCR検査やワクチン接種を行いましょう。
PCR検査は空港でもできるところが増えているので、帰省先が飛行機での移動の場合は是非、活用してみてください。
参考URL

帰省先での感染症対策を徹底する
帰省先での感染症対策は徹底してください。
手洗いうがい、アルコール消毒は必ず行い、帰省先で不要の外出はしないようにしましょう。また、万が一のこともあるので帰省中がなるべく家族以外の友人には会わないほうがいいと思います。
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