ビジネス挨拶文をあまり書いたことがない方にとっては、やってはいけないこと、言ってはいけないことはおさえておきたいですよね。
そこで、ビジネス挨拶文でのNG行為を紹介します。
ビジネス挨拶文のNG行為①
忌み言葉を使う
「忌み言葉」は基本的に使わないようにしましょう。
忌み言葉は不吉なことを連想させる言葉の言葉です。例えば、「別れる」「去る」「失う」の言葉が含まれる去年などの言葉は避けましょう。「去年」であれば「昨年」に言い換えて使うことをおすすめします。
ビジネス挨拶文のNG行為②
季語をいれない
季語を含む時候の挨拶を入れることはビジネス挨拶文のマナーです。
そのため、季語を省くことは失礼に当たることがあります。ただ、内容が急ぎであれば急ぎであるということを示す言葉を入れることで失礼に当たらない文となります。
急ぎの場合、頭語は「急白」、結語は「早々」などを使いましょう。
返信があった場合の返答方法は?
返信があった場合は基本的に返答をするのが望ましいです。しかし、ビジネス文書を書いたことがない場合は返信もかなり悩んでしまいますよね。今回は3例ほど紹介しますので、これで返答もバッチリです。
ビジネス挨拶文の返答例①
この度はご丁寧な返信をいただき、感謝申し上げます。
皆様がお元気にお過ごししている事たいへん嬉しく思います。
健康にはくれぐれもご留意ください。
ビジネス挨拶文の返答例②
この度はご芳書を拝受し、感謝申し上げます。
ご返事が遅れました事お詫び申し上げます。
今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
ビジネス挨拶文の返答例③
この度はご丁寧な返信をいただけたことたいへん嬉しく思います。
貴社の今後の繁栄を私事としても願っております。
時節柄くれぐれもご自愛くださいませ。
まとめ
- 「拝啓」で始まり「時候・季節の挨拶」と続き、「結びの言葉」、「敬具」と終わる
- 12月の季語は「師走」が便利で使いやすい
- コロナ禍の挨拶文は「時節柄」などの言い換えを使うと好印象
- 挨拶文は相手によって使い分けが大切
- 忌み言葉を使うのはNG、基本的に季語を含む時候の挨拶が必要。
今回は社会人になりたての方向けにビジネス挨拶文の書き方などを紹介しました。
ビジネス挨拶文は書き方などにマナーがあるので、すぐに書くのは難しいですが、季語や相手に使いよっての使い分けを覚えていきましょう。顧客や上司に贈る挨拶文を無事に書けるように願っています。