マナーを守ったうえでビジネス挨拶文を贈ることを心がけましょう。今回は2つのマナーを紹介します。1つ目は季語を入れる、2つ目はマイナスな言葉を避けることです。
季語を入れる
基本的には季語を入れた挨拶文がマナーとされています。しかし、急を要する場合は季語を省いて贈ることが可能です。
マイナスな言葉を避ける
ビジネス挨拶文ではマイナスな言葉は避けましょう。マイナスな言葉を使うことで相手が不快になることもあるので避けるべきです。例えば、「離れる」「別れる」「去る」など一般的にマイナスに捉えられる言葉は避けましょう。
ビジネスで使える2月の挨拶文例5選
ビジネス挨拶文の書き方やマナーは先程紹介した通りですが、いきなり書き出すのは難しいことですよね。そこで2月の挨拶文例を5つ紹介します。
- 立春の候、ますます貴社ご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 残雪の候、ますます貴社ご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 残冬の候、ますますの皆さまのご健勝をお慶び申し上げます。
- 梅花の候、ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
- 軽暖の候、皆さまますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
ビジネスで使えるコロナ禍の2月の挨拶文例5選
新型コロナウイルスの感染拡大によって、世の中は大変な中ですが、ビジネス挨拶文の中でも時節柄の内容は触れるのが好ましいとされています。そこで、コロナ禍で使えるビジネス挨拶文をまとめました。
- 時節柄、たいへんな中ではございますが健やかに過ごせることをお祈りいたします。
- コロナ禍という今までに経験したことのないような状況ですが、ご自愛ください。
- 時節柄、くれぐれもご自愛ください。
- 感染拡大が広がる中ですが、今までの生活が戻ることをお祈りいたします。
- 見通しの立てづらい中ですが、健やかにお過ごしできるようお祈りいたします。
返信があった場合の返答方法は?
ビジネス挨拶文をやり取りする上で、返信があった場合の対応は悩みますよね。
基本的には返信があった場合は返答をするようにしましょう。返答をする場合の文面を例としていくつか紹介します。
返信があった場合の返答例
- ご返信いただき誠にありがとうございます。時節柄、くれぐれもご自愛ください。
- ご返信をいただけたことたいへん嬉しく思っております。
- ご返信嬉しく思います。○○様の引き続きのご活躍をお祈りいたします。
基本的には「感謝」を述べるようにしましょう。
そして、結びにつなげるような文章を添えると印象が良い文章になります。
もし宛先や宛名を間違ってしまった場合は?
社会人になりたての時はミスが多いものです。「宛先、宛名を間違えてしまったらどうしたらいいの?」という悩みも多いのではないでしょうか。
宛先、宛名を間違えてしまった場合はすぐに謝罪をしましょう。ポイントとしては3つです。
- 早急に謝罪の気持ちを込めた文章を贈る
- 件名にお詫びの旨が分かるようにする
- 原因と今後の対策を記載する
間違えてしまうことは誰しもあることです。大事なこととしてはその後の対応です。なるべく早く謝罪の気持ちが伝わるような対応を心がけましょう。
まとめ
- ビジネス挨拶文では基本的に季語を使用する
- 「頭語」で始まり、「時候の挨拶」、本文、結びで終わる文が一般的
- マイナスな言葉は避けるべき
- 返信があった場合は感謝の気持ちを込めて返答する
- 宛先や宛名を間違えた場合はすぐに謝罪する
今回は2月のビジネス挨拶文の書き方やマナーに関して紹介しました。
社会人になりたての時は書き方やマナーが分からず悩むことも多いと思いますが、今回紹介をした内容を参考に書いていただければ、社会人らしい文章を贈ることができますよ。
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