卒業メッセージ中学校向け例文!給食室・先生・校長・親からコロナ禍に贈る言葉は

今年度も卒業シーズンがやってきました。

中学を卒業する生徒たちに先生やご家族はどんなメッセージが心に響くのか悩みますよね。ましてや新型コロナウイルスの影響で例年とは違った卒業式。

その中でもいい思い出をつくってあげたいと思うのが先生や親、贈る側の思いです。

この記事では

  • 卒業する中学校3年生に贈るふさわしい言葉
  • 担任の先生、校長先生、給食室から卒業生へメッセージ例文まとめ(平常時&コロナ禍)
  • 親から卒業する子どもへメッセージ例文(平常時&コロナ禍)

以上について紹介します。

中学生活は思春期や反抗期と呼ばれるように、人生の中でも一番悩むことが多い時期です。

勉強が難しくなったり、友人関係、恋愛にも悩んだり、成長期で体は大きくなるのに心が追いつかなかったり。3年という短いようで長く、多くのことを学ぶ大切な時期です。

また義務教育を終える中学校を卒業すると、いよいよ大人へと近づきます。そんな節目にたつ生徒たちに大切な気持ちをメッセージに込めて贈りましょう!

書き方のコツや作成の際のポイントも解説しています。

ぜひこの記事を読んでメッセージ作りの参考にしてみてください!

卒業メッセージを3年生へ贈ろう!

卒業メッセージはまず贈る相手によって内容も変わってきます。文章は難しい言葉をつかうよりもシンプルな方が分かりやすいです。

また、かしこまった文章よりいつもより少し丁寧な言葉づかいにすることで、お祝いメッセージの特別感がプラスされます。

内容は、先生から生徒へは”励ましのメッセージ”、親から子どもへは、”新しい世界へのエール”と”これからも支えになること”のメッセージを意識して書くとよいです。

メッセージは贈る子どもの名前をいれることや学校生活で頑張っていたことなど、一人一人に向けて贈ることでより気持ちが伝わります。

中学生は思春期や反抗期など多感な時期ですが、何事にも全力で取り組んでいく時期でもあります。努力を認めてあげること、その気持ちを忘れずに持ち続けることなどもポイントとしてメッセージに込めましょう。

卒業メッセージを書く時に注意すべきことは、「忌み言葉」に気をつけることです。卒業の取り消しや不幸などをマイナスなイメージを連想させるような言葉は避けましょう。

気にしない人もいるかもしれませんが、なるべく避けた方がいいでしょう。

忌み言葉リスト

やめる、失う、流れる、落ちる、終わる、変わる、崩れる、破れる、負ける、すべる、消える、壊れる、など

中学校では進路についても注意しましょう。高校に進学する人もいれば、中には就職を選ぶ人もいます。

メッセージを作る際は、贈る相手が卒業後どうするのかも気をつけてメッセージを作成してください。

卒業メッセージを中学校向け例文!:給食室から

卒業が近くなると給食室からも最後の給食の日や、卒業おめでとうメニューの時などにメッセージを添えることが多いですよね。

給食室は直接生徒たちと接する機会も少ないので、どう書いたらいいのだろう?と悩まれると思います。

なかには小学校から9年間同じの給食室で作っている場合もありますよね。その場合も含めて例文を3つ用意したので参考にしてください。

3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
3年間食べてきた給食も今日で最後ですね。毎日給食をもりもり食べてくれてありがとう!
みなさんが給食を楽しみにしてくれていると思って、私たちも頑張ることができました。
これからは自分たちで食事を選ぶことが多くなります。食べ物が食べられることに感謝して、好き嫌いせず自分自身の健康を守れるような食事をしてくださいね。
いよいよ今日中学校で最後の給食の日です。
私たちの作った給食を毎日残さずに食べてくれてありがとうございました!
給食にもいろいろな思い出があることでしょう。何年か経ち、学校給食のことをなつかしく思い出してもらえたら嬉しいです。
これからもおいしく、楽しくバランスの良い食事をとって、元気に過ごしてくださいね!
卒業おめでとうございます。
3年生のみなさん卒業おめでとう!
みなさんが小学校から9年間食べた給食は1500回以上になります。みなさんの体は食べたものでできています。
これからは自分で何を食べるか選ぶことが増えますね。
小・中学校での給食を思い出し、栄養バランスを考えながら食事をとり、健康で豊かな生活を送ってください。応援しています。

たくさん食べてくれて嬉しかったことや栄養、食事のことなどを書くと給食室らしくなるのでおすすめです。

中学校によっては給食のイベントもあると思いますので、そういった思い出や工夫したメニューの思い出なども書くとより特別感のあるメッセージになりますよ!

卒業メッセージを中学校向け例文!:先生から

学校には担任の先生の他にも生徒と関わる先生はたくさんいます。

生徒によっては担任の先生には言えない相談を保健室の先生にしたり、本が好きな子は図書室の先生と仲良くなったりします。

また、1、2年生で担任だった先生との思い出も生徒たちは印象に残っています。そんな先生たちから卒業メッセージをもらえたら嬉しいはずです。

一人ずつにメッセージを贈るのは難しいですが、それぞれの立場からお祝いのメッセージを送りましょう。

保健室の先生、図書室の先生、元担任の先生それぞれのメッセージの例文を紹介します。

保健室の先生が贈る卒業メッセージの例

卒業おめでとうございます。
みなさんが元気に卒業できることが嬉しく思います。
ときには怪我をして処置をしたり、休み時間に相談にきてくれたり、おしゃべりしにきてくれたりみなさんと過ごした◯年間はとても楽しかったです。
4月からはそれぞれの新しい生活がスタートします。これからも心身ともに自分のペースで健康第一に過ごしてくださいね。応援しています!

図書室の先生が贈る卒業メッセージの例

卒業おめでとうございます。
図書室でみなさんに会えるのが楽しみでした。
3年間で読んだ本を一冊一冊は覚えていなくても、全てがみなさんの心の栄養になっています。
これから先、楽しいこと、嬉しいことばかりじゃないかもしれません。
苦しい時、悲しい時は本の中の一言があなたを元気にしてくれることでしょう。
卒業してもいろんな本に出会って心を豊かにしてくださいね。
これからも素敵な本に出会えますように。

元担任の先生が贈る卒業メッセージの例

ご卒業おめでとうございます。
3年間の中学校生活はきっと勉強に部活に友だちとの関わりにと、充実したことでしょう。
楽しかったこと、苦しかったこと3年間の思い出がつまったこの学校もいよいよ卒業です。
寂しいかと思いますが、別れは出会いの始まりです。どんな出会いも大切に、新しいステージに向かって頑張ってください。応援しています。

 

保健室の先生は成長や健康について、図書室の先生は本についての内容をいれるのがおすすめです。

元担任の先生もみんなで一緒にとりくんだイベントや頑張ったことなど、具体的な話をいれると生徒たちもみんなと一緒に過ごしたことを思い出すきっかけにもなりますね。

卒業メッセージを中学校向け例文!:校長先生から

生徒にとっては普段は関わりの少ない校長先生ですが、やはり学校の最高責任者である校長先生からの言葉は子どもたちには深く印象に残ります。

義務教育を終える中学校の卒業は大人への入り口です。

一人一人にむけて伝えるのは難しいですが、3年間過ごした中学校の思い出を大切にすること、新しい世界への門出を祝うような言葉をわかりやすく伝えることがポイントになります。

例文を2つ紹介します。

卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
〇〇名全員がそろって卒業できることに深い喜びを感じます。
中学3年間、義務教育から9年間の学びを得て自信と誇りを持ち、立派に成長しました。
体育祭や文化祭、部活動など様々な活動を精一杯取り組むなかで、先生方と語り合い、絆を深めましたね。みんなが力を合わせることで、本当に毎日が充実し、どんな時でもみなさんの明るい声が学校中に響いていました。
そんな眩しく輝いた3年生の姿は1、2年生にとって憧れと目標を与えてくれたと思います。どうもありがとう。
みなさんは義務教育を終え、新しいステージへ向かいます。社会の荒波に負けず、これからも本校で育んだ心、経験を活かしてどんな場所でも自分らしさを忘れず、夢や目標に向かって大きく羽ばたいてください。
みなさんの前途に幸多かれとお祈りします。
卒業生のみなさん、いよいよ学校を離れるときがやってきました。
中学校の3年間どのように過ごされましたか?
たくさんの勉強、部活での練習、友だちとの交流など時間がいくらあっても足りなかったのではないでしょうか。
これからは自分が何をすべきかをよく考え、人と人とのつながりを大切にし、人のために尽くせるような大人になってほしいと強く願っています。
みなさんはこの3年間で多くの仲間とともにたくさんのことに挑戦し、成果を残してきました。
ですがみなさんの伸びる力に限界はありません。
夢や目標を実現するために、この〇〇中学で培った力で、これからの社会を力強く生き抜き、いろんなことに挑戦していってください。
卒業生のみなさん、〇〇中学はみなさんの母校です。〇〇中学で過ごした日々を糧にして、輝く未来を力強く羽ばたいてください。卒業おめでとうございます。

3年間見守ってきた校長先生だからこそ、伝えたい言葉がありますよね。

具体的に子どもたちが頑張っていたこと(体育祭のを織り込んで伝えると、子どもたちも頑張ってきたことが思い出すことができ嬉しいメッセージになります。

卒業メッセージを中学校向け例文!:校長先生から(コロナ禍の言葉)

ここ数年は新型コロナウイルスの影響で、休校になったり部活動でも大会が中止になったり学校生活にも支障がでています。

卒業式が無事行われても、クラスごとの開催や参観できる人数を制限されたりしますよね。

卒業生にとっては寂しくどこか不安な卒業になってしまいそうですが、そんなときこそ心を込めた卒業の祝福を伝えましょう。

中学校の思い出を大切にすること、新しいステージへすすむ生徒たちへの励ましの言葉など基本は同じですが、コロナ禍での配慮を加えます。

例文を2つ紹介します。

卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
〇〇名全員がそろって卒業できることに深い喜びを感じます。
中学3年間、義務教育から9年間の学びを得て自信と誇りを持ち、立派に成長しました。
体育祭や文化祭、部活動など様々な活動を精一杯取り組むなかで、先生方と語り合い、絆を深めましたね。みんなが力を合わせることで、本当に毎日が充実し、どんな時でもみなさんの明るい声が学校中に響いていました。
そんな眩しく輝いた3年生の姿は1、2年生にとって憧れと目標を与えてくれたと思います。どうもありがとう。

今、世界中が新型コロナウイルスに翻弄されています。感染拡大防止のため、臨時休校になり、共に過ごす時間が減ってしまったことは大変残念でなりません。
しかし、みなさんが培ってきた仲間と絆は深く、気持ちはいつも繋がっていました。
今回の経験は、必ず今後の人生において大きな学びになるでしょう。
どうか感謝の気持ちを忘れず、人の痛みを感じとれる豊かな感性を持ち続けてください。

みなさんは義務教育を終え、新しいステージへ向かいます。社会の荒波に負けず、これからも本校で育んだ心、経験を活かしてどんな場所でも自分らしさを忘れず、夢や目標に向かって大きく羽ばたいてください。
みなさんの前途に幸多かれとお祈りします。

卒業生のみなさん、いよいよ学校を離れるときがやってきました。
中学校の3年間どのように過ごされましたか?
たくさんの勉強、部活での練習、友だちとの交流など時間がいくらあっても足りなかったのではないでしょうか。
これからは自分が何をすべきかをよく考え、人と人とのつながりを大切にし、人のために尽くせるような大人になってほしいと強く願っています。

現在、新型コロナウイルス感染症の脅威にさらされ、尊い命も奪われるとともに、通常ではない生活を強いられています。
突然の休校や行事も縮小され、本当はみなさんが一番残念なはずなのに、最上級生として、今最大限にできることも模索し最後まで立派な姿をみせてくれました。
何よりも私たち教職員が元気をもらいました。校長として大変感謝しています。

みなさんはこの3年間で多くの仲間とともにたくさんのことに挑戦し、成果を残してきました。
ですがみなさんの伸びる力に限界はありません。
夢や目標を実現するために、この〇〇中学で培った力で、これからの社会を力強く生き抜き、いろんなことに挑戦していってください。
卒業生のみなさん、〇〇中学はみなさんの母校です。〇〇中学で過ごした日々を糧にして、輝く未来を力強く羽ばたいてください。卒業おめでとうございます。

コロナ禍で、いつもとは違う日常を生徒たちは負けずに過ごしてきました。

そのことを褒めてあげること同時に、この経験はのちに力になることを伝えてあげるとポジティブなメッセージになるのでおすすめです。

卒業メッセージを中学校向け例文!:担任の先生から

次に担任の先生からのメッセージを紹介します。

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