全国の供養を行っている神社仏閣を5か所ご紹介しました。じっくり訪れてみたいところばかりですね。
今後、針供養の仕方も変わっていく?
針供養を郵送で受け付けしている神社仏閣を調べてみました。
昨今では、感染症予防のため、無人開催の場合もありますので、事前にお問い合わせの上、郵送し、供養してもらいましょう。
宝蔵山海福寺(千葉県)
04-7094-0537
日和佐八幡神社(徳島県)

0884-77-2474
護国山宝光寺(北海道)

0152-23-2261
郵送もしく玄関の回収ボックスへの投函で受付しています。
愛着の湧いたものは、そのまま捨てるのではなく、供養するのが日本人に根付いた考え方です。
株式会社博善社では、物の供養について相談に乗ってくれます。
電話0120-08-3322
問い合わせフォーム
zoomの相談も可能です。
なかにはご都合により、供養に行けない方もいらっしゃいますよね。縫い針やまち針を捨てるしかないときは、お住いの自治体の分別方法に従いましょう。
針に感謝の心を忘れないことが一番大切です。
服飾専門学校や縫製工場などでも針供養は行っている?
学校やメーカーなどでも針供養を行っています。
縫い針やまち針などの道具を大切にする心を持ち、ありがとうと感謝し、今後の発展を願うからです。
清凌高等学校とヴィジョンネクスト情報デザイン専門学校が学校本堂に祭壇を用意し、針供養を行いました。留学生もzoomで参加しました。
福井新聞には福井市の啓新高校ファッションデザイン科の生徒が校内で針供養を行ったと載っています。
日本には「針供養(はりくよう)」という風習があるのをご存知でしょうか❓
ワコールの商品は"針"を使って縫っています。
ワコールでは毎年、使い古した針を豆腐やこんにゃくなどやわらかいものに刺し、日ごろお世話になっている針へ感謝すると共に、裁縫の上達を祈願する「針供養」を行っています。 pic.twitter.com/GOVhtUAR5M
— ワコール:WACOAL【公式】 (@Wacoal_News) February 8, 2021
たしかに、針を大量に使う縫製工場などでは、針は消耗品でごみとして扱われてしまいます。かなりの量が出るので、数字を記載している工場は見つかりませんでした。
しかし、針にも宿る神様がいると日本人ならではの考え方を大切にするのであれば、「いつもありがとう」と口に出し、針供養をすることで技術の上達を願うのもよい風習です。
まとめ
針供養の日程、やり方についてお話ししました。感謝の気持ちが大切だともわかりました。
- 使えなくなった縫い針を神社仏閣へ納めることを針供養といい、東京は2022年2月8日が針供養日
- 針供養に豆腐を使うのは、今まで硬い生地を刺してきた針に対し、最後は柔らかいところで休んでもらうため
- 針供養をしている全国の神社5選
- 針供養を郵送で受け付ける神社仏閣もある
- 服飾専門学校やメーカー、縫製工場などでも針供養は行っている
大切に使う物に神が宿ると考え、昔から様々な日用品を供養してきた日本人ならではの文化ですね。
東京都世田谷区は浄土宗 浄光院 森巖寺に参りました。ご本尊は阿弥陀如来。北沢八幡神社に近接しており合わせてお参りされている方も多く見られます。森巖寺は針供養のお寺としても知られています。針供養は世田谷区の指定無形民俗文化財に指定されています。御朱印は書き置きです。#御朱印 #森巖寺 pic.twitter.com/ZTUSPWCyEP
— R3@御朱印巡り (@l0C9hXNXlNFw67K) September 25, 2021
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