2022年の元旦はどう過ごすか、もうお決まりですか?
今日は1年の始まりにふさわしい、とっておきの元旦の過ごし方をお届けします!
ずばり!「早起きをして、小田原市内で初日の出を拝む」です。
神奈川県内には初日の出スポットはたくさんありますが、横浜・湘南地域・箱根だけではなく、小田原でも綺麗な初日の出を拝むことが出来るのです!
あまり知られていないだけに、穴場スポットとしておすすめですよ。
小田原市内の初日の出スポットはよく分からない という方も、
- どこでどんな初日の出を見られるのか? →市内おすすめ5カ所を紹介します!
- 参加の方法は? →予約は必要なのか
- トイレや駐車場はあるの?
などなど、疑問が解決出来ますよ。
場所によっては、初日の出の様子を動画で観られます。さらには、初日の出見学の防寒対策やマナーも分かりやすくご説明します。
初日の出を拝んだ経験がない方でも大丈夫!
初日の出小田原の穴場スポット5選!その1:根府川駅(小田原駅より熱海方面へ2駅)
駅で初日の出?!と思った方もいるでしょう。
相模湾と初日の出を間近で観たい方や、レトロな木造駅舎と初日の出のコラボを観たい&撮影したいという方におすすめです。
この根府川駅は東海道線でも数少ない“無人駅“です。
1924年に建てられた木造駅舎が今でもそのまま使用されています。この駅舎の良い所は、ホームが45mの崖上にあり、そこから相模湾を一望できることです。
普段は普通列車のみ停車しており、乗降人数は1日を通して10人ほどの日もあります。
そんな無人駅ですが、年に1度たくさんの人が集まる日があります。
それが元旦の早朝です。
相模湾の水平線から静かに昇る朝日。ちょうど東側に海が位置しているので、邪魔する建物は1つもありません。
レトロな木造駅舎の改札越し見える初日の出も映画のワンシーンのように素敵。
駅を出て、少し歩いたところに歩道橋があり、そこからは木造駅舎、相模湾、初日の出の全てを満喫することが出来ます!
空を赤く染める朝焼けが始まり、青空に変わるまで約30分。その間にあちこち移動してみるのも良いですね。
例年、JR東日本が「伊東初日の出号」を新宿(5:00発)~伊東(7:59着)間で運行しています。
この根府川駅には45分ほど一時停車します。停車駅ではなく通過駅扱いとなりますので、乗降は出来ません。ご注意下さい。
※2021年元旦はコロナのため運行中止でした。
今年の運行についてはまだ情報が出ていません。日にちが近くなったら確認することをおすすめします。
<根府川駅から観た日の出 動画>
※元旦に撮影したものではありません。根府川駅からどのような景色が観られるのか、こちらの動画でご覧になれます。
基本情報
- 予約 「伊東初日の出号」は要予約。現地で見ること自体は予約必要なし。
- 駐車場 あり 25台分 無料
- トイレ あり
初日の出小田原の穴場スポット5選!その2:東町海岸
人混みを避けてゆっくりと静かに初日の出を楽しみたいという方にはこちらがおすすめです。なぜならこの東町海岸は海水浴場でもなく、あまり知られていない穴場スポットなのです。
御幸の浜海岸と酒匂海岸の間に位置する静かなビーチ。普段から人気は無く、流木がたくさん転がっています。ありのままの自然の海、という雰囲気です。
酒匂川に接しており、河口付近は釣りスポットとして、密かに釣り人には人気の場所。小田原で有名な「御幸の浜海岸」からそのまま砂浜を歩いて辿り着けますよ。
基本情報
- 予約 もちろん不要
- 駐車場 なし
※自転車もしくは国府津駅からバス(乗車時間10分)、御幸の浜海岸から徒歩もおすすめ。
- トイレ あり 山王原公園トイレ(海岸から徒歩10分)
初日の出小田原の穴場スポット5選!その3:石垣山一夜城
小田原の城といえば小田原城ですが、実はもう1つあるのですよ。豊臣秀吉が小田原合戦にて北条氏を討つために築いた「石垣山一夜城」です。
元旦の早朝は寒いから初日の出はちょっと遠慮したい…という方には、「石垣山一夜城」がおすすめです。
ここは駐車場から初日の出を観られるので、車から出て、寒い中歩く必要がありません。
一夜城の近くにある「一夜城ヨロイヅカファーム」というレストランが駐車場を整備しており、そこから初日の出を観ることが出来るのです。
このレストランのオーナーである鎧塚さんは、世界的にも有名なケーキのパティシエです。あの故川島なお美さんの旦那様としても有名ですね。
元旦の早朝(6時くらい~)は「ヨロイヅカファーム」が温かいシチューを出しています。ここのメニューで使用されている野菜などの材料はこのファーム内で育てているものがほとんどで無農薬で作られています。
元旦から、初日に出を拝み、絶品のシチューを堪能できたら、素晴らしい1年になりそうですね。
基本情報
- 予約 不要
- 駐車場 あり
- トイレ あり
※2022年元旦のシチュー提供があるかは未定です。
一夜城ヨロイヅカファームHP
初日の出小田原の穴場スポット5選!その4:小田原城
天守閣から見ることの出来る初日の出。お殿様気分になれること間違いなし!初日の出を観光&イベント気分で楽しみたいという方にはこちらがおすすめです。
小田原に来たら毎回行きたくなる小田原城。北条氏が5代にわたり、関東支配の拠点として勢力を拡大させたことで有名です。小田原市内で天守閣ほど高い場所から拝める初日の出は他にありませんよ。
例年、「小田原箱根商工会議所 青年部(YEG)」が「小田原城から初日の出を見る会」を開催しています。
募集は10月中旬から開始。
元旦当日は青年部が温かい”おでん”をふるまってくれることもあるみたいですよ。
<小田原城から観た初日の出 動画>
2021年元旦は現地集合出来る10名に限定して開催されました。その時のライブ配信映像です。参考までに、ぜひご覧ください。
基本情報
- 予約 必要
今年の情報はまだ出ていません。日程が近付いたらHPで確認することをおすすめします。
小田原箱根商工会青年部(YEG)HP
- 駐車場 あり
- トイレ あり
初日の出小田原の穴場スポット5選!その5:御幸の浜海岸
お祭り&イベント感覚で初日の出を楽しみたいという方は、こちらの海岸がおすすめです。
昔は「袖ヶ浜海岸」と呼ばれていました。明治天皇がこの海岸を訪れ、地引網をご覧になり、「御幸の浜海岸」と名付けられました。海岸からは伊豆半島~三浦半島まで見渡すことが出来ます。
夏場は海水浴場にもなるこの海岸は、初日の出スポットとしても有名です。
初日の出を拝むだけではなく、「新年初泳ぎ」も開催されるのです!海の安全と市民の健康を願って、毎年恒例の行事として有名です。元旦の水温はだいたい14度。地元の高校の和太鼓部の演奏に合わせて海に飛び込むそうです。
初泳ぎに参加出来るのは、水泳協会の会員や地元スイミングクラブメンバーのみ。
大勢の人が集まり、お祭りのように始まる1年も良いですよね。当日は、地元の方が甘酒やお汁粉を振る舞ってくれることもあります。
<御幸の浜海岸 初日の出&初泳ぎ 動画>
初日の出&初泳ぎの様子を動画でご覧になれます。
基本情報
- 予約 不要
※初泳ぎが開催されるかは小田原市観光課(0465-33-1521)に問合せすることをおすすめします。
- 駐車場 付近に有料コインパーキングあり
- トイレ あり
初日の出の防寒対策とマナー
冬という季節だけでも寒いのに、初日の出を見られる早朝は極寒の時間帯です。健康を祈願する初日の出へ出掛けて風を引いてしまっては、もともこもありません。
防寒対策もバッチリとして、せっかくの初日の出を満喫しましょう!
小田原市の元旦の早朝はだいたい3℃。海岸は風も強いため、体感温度はもう少し低いです。
防寒対策には?
上着
インナー → ニット → ダウンコートorダウンジャケット
の組み合わせがおすすめです。
ニットは保湿もしてくれます。その上に風を通さないダウンコートかダウンジャケットを着ると暖かさを保てます。
ズボン
タイツなどのインナー → 裏起毛や裏地がフリース
のズボンの組み合わせがおすすめです。下半身が冷えるとトイレも近くなりやすいです。下半身こそ暖かくしていきましょう。
小物
マフラーやネックウォーマー、手袋、耳あて、帽子などのアイテムもあると寒さを気にせず楽しめます。
持ち物
暖かい飲み物が入れた水筒、カイロなどがあると寒さ対策になります。
初日の出 見学マナー
続いて、マナーについてご紹介します。
後から来たのに前に出ていかない。
元旦の綺麗な初日の出を楽しみに早朝から何時間も待っている人も中にはいます。そのような方がいることを忘れずに、自分の場所を決めましょう。
声の大きさは適切に。
早朝の澄んだ空気や朝焼け、大きな太陽と壮大な自然を感じることが出来て、大声を上げたくなることもあります。しかし、初日の出は静かに祈っている方もいます。
そのような方のお邪魔にならないように、適切な声の大きさを心掛けましょう。
ごみは持ち帰る。
初日の出に限らず当たり前のことではありますが、ポイ捨ては絶対にやめましょう。来る途中にコンビニで買った缶コーヒーが空になったから捨てる、なんてことはないように。
自然の恵みを噛みしめることも出来る初日の出。自然を大切にする気持ちもしっかりと持っていきましょうね。
節度を持って、その場にいる全員で気持ちよく新しい年を迎えられるようにしましょう。
まとめ
〇小田原 初日の出 穴場スポットを5カ所紹介しました。
- 根府川駅
- 東町海岸
- 石垣山一夜城
- 小田原城
- 御幸の浜海岸
〇防寒対策
- 上着 インナー→ニット→ダウンコートorダウンジャケット の組合せがおすすめ!
- ズボン タイツなどのインナー→裏起毛や裏地がフリースのズボン の組合せがおすすめ!
- 小物 帽子、マフラーやネックウォーマー、耳あて、手袋 もあると良い。
- 持ち物 温かい飲み物(水筒)、カイロ
〇マナー
- 後から来たのに、前に出ていかない。
- 声の大きさは適切に。
- ごみは持ち帰る。
小田原でもこんなに初日の出穴場スポットがあるのです。
それぞれの特徴やおすすめポイント、初日の出の動画などもあるので、参考にして下さい。
早起きといっても、日の出時間は‘“6:50頃”です。捉え方は人それぞれですが…そこまで早くないですよね?
人間は太陽をはじめ、多くの自然と共に生きています。その自然のありがたさや雄大さを感じられる初日の出。その初日の出を拝み始まる1年。その良さを1度知ったら、きっと毎年続けたくなりますよ。
ぜひ、2022年は小田原で相模湾と一緒に初日の出を楽しみましょう!