肌寒い日が続き、北海道はすっかり秋模様になりました。
そろそろ年末年始の予定を立て始める方も多いのではないでしょうか?
年末年始といえば、「初詣」!コロナ禍の今年は、なるべく近所の神社やお寺に参拝したいという方も多いはず。でも、函館にお住まいの方は、市内にたくさんの神社やお寺があって、どこに行くか悩みますよね。
ここでは、函館で人気の初詣スポットを5つご紹介します。お気に入りの初詣スポットにを見つけて、幸先の良い一年のスタートを切りましょう!
函館人気初詣スポット5選! 1:函館八幡宮
まず1つ目の人気スポットは、「函館八幡宮」です。
毎年、函館で最も多くの人が初詣に訪れる、人気の神社です。自然豊かな境内と荘厳な造りの社殿、年末年始に行われるさまざまなイベントなど、とても見どころがあるためです!
函館八幡宮の歴史は古く、室町時代の1445年に亀田郡の領守であった河野加賀守政道が函館に館を築いたとき、八幡神をお祀りしたことが起源です。
札幌の聖地といわれる北海道神宮の創立が1869年であることと比べても、その歴史の長さに驚きますね!
ご祭神は品陀和気命(ほんだわけのみこと)、住吉大神(すみよしのおおかみ)、金刀比羅大神(ことひらのおおかみ)の3柱で、ご利益は、商売繁盛、家内安全、金運などです。
函館八幡宮は、函館山の麓にある自然豊かなパワースポットとしても有名です。134段の長い石段を上った先にある社殿は、聖帝八棟造という珍しい建築様式でつくられており、その荘厳さに圧倒されます。
年末年始には、獅子舞に頭を頭を噛んでもらい無病息災を祈る「獅子祓」や、北海道産のどさんこ馬が石段を上って安全祈願の参拝をする「新年騎馬参拝」などの行事があり、訪れる人を楽しませています。
また、一年に一度、元旦にだけ引くことのできる「幸福おみくじ」には、純金の縁起物引換券が20本だけ入っています。「純金の縁起物」ってどんなものなのか気になりますよね!当たった人は最高の一年を過ごせそうです。初詣に行かれる方は、ぜひ試してみてくださいね。
開門時間
参拝は24時間可能です。社務所の開所時間は以下のページで確認いただけます。
北海道神社庁お正月情報 ※令和2年版
年末年始の混雑状況
函館最大の初詣スポットだけあって、3が日はとても混雑します。社務所の開所時間外であれば比較的空いているので、参拝のみで良いという方は、開所時間を避けていくのもおすすめです。
1月4日以降になれば少し落ち着いてくるようです。
アクセス
- 市電「谷地頭」終点下車、徒歩5分
- JR函館駅よりタクシーで約7分
- 無料駐車場(80台)あり
詳細情報
住所:函館市谷地頭町2番5号
TEL:0138-22-3636
函館人気初詣スポット5選! 2:湯倉神社
2つ目の人気スポットは、「湯倉神社」です。
湯の川温泉発祥の地とされ、温泉の鎮守として地元に親しまれている神社です。
温泉のパワーをもらうことができ、願いを叶えるウサギの石像やユニークなお守りなど、参拝以外の部分でも楽しめるため、人気があります。
湯倉神社の歴史は古く、1617頃に創祀と伝えられています。
ご祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)の2柱で、健康長寿、交通安全、商売繁盛、家内安全、厄除開運、縁結び、安産、子育てなどのご利益があります。
日本には、温泉にちなんだ神社が多い気がしませんか?
北海道では、定山渓神社(定山渓温泉)、温根湯神社(温根湯温泉)、湯澤神社(登別温泉)、黄金湯神社(小金湯温泉)など。
温泉は、古くから湯神として崇拝の対象とされてきたので、その神を祀る神社が多いそうですよ。たしかに、温泉に行くと癒されてパワーをもらえますし、神様がいそうな気もしてきますよね。
境内には、神話「因幡の白うさぎ」にちなんだ「神兎(なでうさぎ)」という、願いを叶えるウサギの石像があります。
また、特徴的なお守りやおみくじも人気で、ウサギの模様で占う「うさぎおみくじお守り」や、函館にちなみ、つりざおを使ってつり上げる「イカすおみくじ」など、ユニークな授与品があり、参拝以外にも楽しむことができますよ。
近くに温泉や足湯があるため、参拝の前後に入浴して温まるのもいいですね!
開門時間
参拝は24時間可能です。社務所の開所時間は以下のページで確認いただけます。
北海道神社庁お正月情報 ※令和2年版
年末年始の混雑状況
年越し前後の時間帯は混雑しますが、それ以降は落ち着いて参拝できます。
アクセス
- 電停「函館駅前」より乗車し「湯の川」で下車、徒歩1分
- 駐車場(約100台)あり
詳細情報
住所:函館市湯川町2丁目28番1号
TEL:0138-57-8282

函館人気初詣スポット5選! 3:函館護國神社
3つ目の人気スポットは、「函館護國神社」です。
「縁結び神社」と呼ばれ、毎年、地元だけでなく全国から多くの人が訪れます。境内からは美しい函館の街を一望でき、かわいらしいお守りもあるため、若い女性やカップルに人気があります。
函館護國神社は、明治2(1869)年に箱館戦争で殉死した兵士を祀る招魂社として創建されました。祀られているのは、戦死した青年兵士や従軍看護婦の女性など、多くは独身の若い方々で、その数は13,000柱にもなります。縁結びのほか、厄払いのご利益もあります。
このように戦争にまつわる歴史のある神社が、なぜ「縁結び神社」と呼ばれるようになったのでしょうか?
神社のホームページによると、殉死した若い方々の魂をお慰めするには同じく若い人の参拝が最善とのことで、長い年月を経て徐々に若者の参拝者が増え、縁結び神社として有名になったそうです。
戦死した方々が、自身の叶えられなかった恋愛や結婚の夢を、現代に生きる若者に託してくださっていると考えると、感慨深い気持ちになります。初詣に行った際には、戦死された方々に思いを馳せたいですね。
授与品としては、縁結びお守りや、幸せを呼ぶという「ふくろう」のお守りが人気です。
開門時間
参拝は24時間可能です。社務所の開所時間は、通常9:00~16:00です。
年末年始の混雑状況
年末から年越しにかけては混雑しますが、それ以外の時間帯であれ落ち着いて参拝できます。
アクセス
- 市電 「十字街駅」または「宝来町駅」下車、徒歩10分
- 駐車場(約10台)あり
詳細情報
住所:函館市青柳町9-23
TEL:0138-23-0950
函館人気初詣スポット5選! 4:亀田八幡宮
4つ目の人気スポットは、「亀田八幡宮」です。
函館八幡宮と並び、毎年多くの人が初詣に訪れます。箱館戦争の戦場となった場所で、戦争の歴史を感じることができるため、人気の神社です。
創建年には所説ありますが、1390年、越前国敦賀郡(福井県)の気比神宮より、八幡大神の御分霊を奉遷したのが始まりとされています。
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