本格的に寒くなってきて、これからの冬のイベントにワクワクする季節になりました。今年はコロナ禍でたくさんのイベントが中止になりましたよね。
毎年年明けに行われる五島列島のヘトマトというお祭りも、2021年は関係者で神事のみとなりました。
- 「来年こそヘトマトは開催されるのだろうか」
- 「ヘトマト行ってみたいけど、混んでるのかな」
- 「お正月はお祭りに参加して過ごしたいけど、どんな祭りがあるかわからない」
ヘトマト好きな方、お祭り好きな方、このような悩みをお持ちではないですか?
このコロナ禍、またお祭りが楽しめないのでは…と不安になりますよね。
私もコロナ禍で行きたいイベントが中止になってしまったので、とてもお気持ちわかります。
大丈夫です!
2022年のヘトマトは例年通り行われる予定です!五島市の教育委員さんに電話で確認しましたので、間違いない情報ですよ。
この記事では、
- ヘトマト祭りってどんな祭りなの?
- そもそもヘトマトってどんな意味があるの?ヘブライ語との関係は?
- ずばり!ヘトマトの見どころポイント!
- ヘトマトのアクセスや周辺のおすすめ宿泊施設
以上のことを紹介します。
この記事を読めば、ヘトマトに参加するときに必要な情報がすべてわかります!お祭りのイメージがどんどん膨らみますので、お正月がますます楽しみになりますよ!
5分ほどで読める記事なので、ぜひ目を通してみてください♪
五島列島のヘトマト2022年!
2022年のヘトマトは、例年通り開催予定です!2021年に我慢した分、とっても嬉しいニュースですね(^^)
状況によっては予定の変更がありえますので注意してくださいね。
さて、ヘトマトはどんなお祭りなのでしょうか?祭りの流れをザッと説明しますね。
ヘトマトの内容
1.奉納相撲
白浜神社から始まります。
神社の境内で子供から大人まで相撲をとり、宮相撲を奉納します。
2.羽つき
子孫繁栄を祈り、新婚の女性2人が酒樽の上に乗り「羽つき」を行います。
3.玉せせり
「ヘグラ」と呼ばれるススを体に塗った若者たちが、縄で巻き取柄のついた繭玉を奪い合います。
4.綱引き
青年団と消防団が豊作と大漁を占うため綱引きを行います。
5.城山神社に奉納
3mの巨大な草履を若者が担ぎ、神社へ奉納します。
子孫繁栄や生業の発展や除災祝福を祈願するお祭りです。なかなか激しいお祭りですよね(笑)
奇祭とも呼ばれることもあるらしいですよ…
ヘトマトは毎年1月の第3日曜日に行われます。2022年は1月16日になります。地元の人や観光客にも人気なので、2022年も混雑が予想されます。
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インスタグラムの投稿からも分かる通り、とても地元の方からも愛されているお祭りですよね。とても良い笑顔です!
奇祭とも呼ばれるヘトマトは、なぜ始まったのでしょうか?
正月の16日に的射(マトイ)の行事があり、12才以下の男の子二人を選んで前日の15日に的射を行い、16日に的やぶり(アトマト)の行事を行っていました。
そのアトマトが長年かかって変化し、ヘトマトとなったと言われていますよ。
実際にヘトマトの雰囲気がわかるよう、動画のリンクを貼りますので見てみてくださいね♪
とても賑わっていますよ!
ヘトマトの意味は?ヘブライ語?
そもそも「ヘトマト」ってどんな意味なのでしょうか?
なんと、ヘトマトの由来には定説がなく詳しいことは分かっていません。ユダヤ人が話す「ヘブライ語」とも関係はありません。調べてもヘブライ語が語源との情報は見つかりませんでした。
しかし一つだけ、言葉の由来の説がありましたので紹介します。
『ヘトマトの語源は未だ定説はないが、各地方によく見られる正月行事をまとめて催すところに語源の秘密があるように思える。
この地区で行われていた的射がすんだ後で的を破る役割だった「アトマト」から由来。
祭りで使う草履の形が女性を表すことに関するものから由来。
泳ぎに行くとき、魔よけとして釜についたへぐら(すす)を体に塗っていたが、このヘトマト祭りでも若者は全身へへぐら(すす)を塗っていることから、釜(へ)と的(マト)の重言ではないか。』
出典:五島史と民族 著者平山徳一氏
祭りの歴史と絡めて説を唱えられていますので、信ぴょう性は高そうですよね!
しかし、本当の由来は未だに謎の中…
祭りを見ながらヘトマトの由来を考えるのも、この祭りの楽しみ方の1つなのかもしれませんね♪
五島列島のヘトマト2022のみどころ3選!
ヘトマトの魅力とはずばり!見に行った人も一緒に祭りに参加しながら楽しめる一体感です!
ヘトマトの見どころポイントを3つ紹介しますね。
ヘトマトの見どころポイント
1.奉納相撲
祭りのはじまりは白浜神社です。そこで幼稚園児から大人まで相撲をとり神様に捧げます。
この相撲がとっても盛り上がるんです!
以前に、中学生と大人が相撲をとり接戦だったときがありました。思わず「頑張れ!頑張れ!」と自然と応援してしまう、そんな取組でしたよ。
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