1月は新しい年の始まりの月。
社会人になると年の挨拶ということで、さまざまな人に対してお手紙やメールを贈る機会も多くなりますよね。社会人らしくしっかりとした文章ではありつつもかしこまりすぎないような文章を書きたいという方もいると思います。
しかし最初は「どうやったら社会人らしい文章が書けるかわからない」「最低限のマナーは?」など不安や疑問がありますよね。
そこで今回は社会人になりたての方向けに1月のカジュアルな挨拶文について紹介します。
これでカジュアルな挨拶文はバッチリ。1月にふさわしい相手に合わせたカジュアルな文章が贈れますよ。
そもそもカジュアルな挨拶文とは
そもそもカジュアルな挨拶文とはどんなものでしょうか。そして、フォーマルな挨拶文とカジュアルな挨拶文の違いは何でしょう。
フォーマルな挨拶文は丁寧できっちりとした文ビジネス上などでよく使うような挨拶文ですね。「○○の候、ますます~」のような挨拶文はみたことがありますよね。
こちらはフォーマルな場面で使う、拝啓で始まり上記のような時候の挨拶、本文、結びといったしっかりと構成された文です。
対してカジュアルな文はフォーマルな挨拶文よりもくだけた印象で相手との親密さが伝わるような文章を贈るのが一般的です。
相手との関係性が親密なのであれば、カジュアルな挨拶文が好まれます。
1月のカジュアルな例文! ビジネスや学校編
ビジネスや学校の場面で贈る挨拶文はかしこまりすぎないことが大事です。そして、親密さも伝わるような文章でなければいけません。
その加減がとても難しいと思うので、例文をいくつか紹介します。
1月のカジュアルな例文3選(ビジネス・学校編)
- 新年を迎えましたね。今年もよろしくお願いします。
- 新しい年になり一層寒くなったと感じますね。体調にはお気を付けください。
- お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。くれぐれもご自愛ください。
1月のカジュアルな例文! 家族・親戚編
家族や親戚はビジネスや学校よりもより近い関係だと思います。
親しい中にも礼儀ありというように最低限のマナーを守った挨拶文を贈りましょう。ですが、マナーを意識すると堅苦しすぎる文章になりがちなので、親しみを感じられるような温かい文章を心がけましょう。
こちらも例文をいくつか紹介します。
1月のカジュアルな例文3選!(家族・親戚編)
- 新年あけましておめでとう。今年もよろしくね。
- お正月はゆっくり過ごせたようだね。また会いましょう。
- 年始で忙しいと思うけれど、体調には気を付けてね。
1月のカジュアルな例文! 友人・知人編
友人・知人に贈るカジュアルな挨拶文も家族や親戚と同様に親密さを感じることができるような文章が良いでしょう。
相手がほっこりするような軽いエピソードも入れると好印象です。そうはいってもどんなエピソードを入れれば良いのか難しいですよね。
こちらもいくつか例文を紹介します。
1月のカジュアルな例文3選!(友人・知人編)
- 最近さらに寒くなったね。コートを買おうとデパートにいったら買いすぎてしまったよ。
- お正月はゆっくり過ごせましたか。私は食べ過ぎてしまいました。
- 初詣は行きましたか。私はまだ行けていないのでおみくじを引くのが楽しみです。
カジュアルな挨拶文のNG行為は?
カジュアルな挨拶文にもマナーはあるのでしょうか。
やってはいけないこと、書いてはいけないことはどんなことでしょうか。初めて挨拶文を贈る人は不安がありますよね。
カジュアルな挨拶文にもマナーはあります。簡単に言うと相手が不快になるような文言は使わないということです。
「別れる、離れる」のようにそもそもマイナスなイメージがある言葉も避けた方がいいでしょう。NG例としていくつか用意しましたので、確認しておきましょう。
カジュアルな挨拶文のNG例
- お正月はゆっくり過ごせましたか。体重は増えてしまいましたか。
- 受験シーズンですが、勉強の調子はどう。落ちないに気を付けてね。
お正月明けは正月太りなどの言葉をよく聞きますが、相手に不快感を与える可能性もあるため避けましょう。
そして、1月は受験シーズンのため「落ちる」という言葉も使わないようにしましょう。
返信があった場合の返答は?
カジュアルな挨拶文で返信があったときにどう対応したらいいか迷いますよね。
返信が来た場合は感謝の気持ちを添えて返答するのが一般的です。「返信ありがとうございます」のように短い文でも返答をした方が相手に好印象です。
いくつか例を紹介しますので、これで返答もバッチリですね。
返信があった場合の返答例
- 返信ありがとうございます。1月も終盤ですがまたお会いできると嬉しいです。
- 返信ありがとう。元気そうでよかったです。
- 返信いただけてとても嬉しく思います。○○さんもお体にはお気を付けください。
まとめ
- カジュアルな挨拶文は親密さが伝わる文章を贈ることが大切。
- ビジネス・学校などの場面ではかしこまりすぎず、くだけすぎず。
- 家族・親戚や友人・知人に贈る挨拶文は明るく楽しい文章を心がけましょう。
- マイナスな言葉や相手が不快に思う文章はNG
- 返信があった場合の返答では感謝の言葉を贈りましょう。
今回は1月のカジュアルな挨拶文を紹介しました。
挨拶文と聞くと難しく考えてしまいますが、カジュアルな挨拶文では肩肘張らずにリラックスした気持ちが大切です。
初めて書くときには緊張や不安もあると思いますが、親密さが伝わる文章が贈れることを願っています。