『止め』、『はらい』、『はね』がしっかりと書かれていないと、メリハリのない字になってしまいます。
お手本通りに、止めやはらい、はねを書くことで、一気に字のきれいさが上がります。また、全体のバランスを整えることで、全体がまとまって見えるようになります。
バランスを取るためには、半紙を半分に折って中央ラインを揃えたり、4等分に折って一文字一文字の大きさを揃える方法がおすすめです。
中央ラインを揃えることで、文字を真っすぐ書く事ができますし、4等分にすることで一文字一文字のバランスが取りやすくなります。
バランスを整えると仕上がりが一気にきれいになります。また、名前を書く場所ですが、基本的に用紙の左端です。
左端の半分より少し上から、名前を書きます。名前の一番下は余白が必要ですので、バランスを意識して名前を書いていきましょう!
そもそもなぜ宿題で書初めをする?歴史は?
書き初めは、平安時代の宮中で行われていた儀式『吉書始め』が起源とされています。元旦の朝に汲んだ神聖な水を使って墨を刷り、その年の恵方に向かって歌詞を書くというものでした。
時代を経て江戸時代頃から、庶民に広まったとされています。
では、なぜ宿題で書き初めをするようになったのでしょうか?
書き初めは、決められた四字熟語や学校で習う文字を書く事が大きな目的となっています。
今年一年の抱負を文字に書くことで、新しい一年が良い年になるようにといった願いや文字がきれいに書けるようにという願いも込められています。
せっかく『書き初め』をするので、しっかりとやる意味を理解して取り組んでいきましょう!
まとめ
小学6年生向け書き初めの四字熟語5選とうまく書くコツなどのまとめ!
- 『一期一会(いちごいちえ)』
一生に一度の出会いを大切にして感謝するという意味。中学生目前で、新しい出会いと別れの節目である小学6年生の書き初めにピッタリ!
- 『十人十色(じゅうにんといろ)』
考え・好み・性質などが、人によってそれぞれに異なることという意味。字画が少なく、書き初めに苦手意識がある方でも書きやすくておすすめ!
仲間同士で励まし合っ
- 『切磋琢磨(せっさたくま)』
たり、競い合ったりして学問や道徳心を磨くという意味。勉強や部活を頑張りたいという抱負として使いやすいので、書き初めにはおすすめ!
- 『心機一転(しんきいってん)』
ある動機をきっかけとして、すっかり気持ちがよい方向に変わるという意味。新しい1年を気持ちを切り替えて頑張るという豊富として使いやすく、書き初めにおすすめ!
- 『日進月歩(にっしんげっぽ)』
日に日に、絶えず進歩するという意味。小学生で習う文字ばかりなので、書きやすくておすすめ!
- 書き初めをうまく書くコツと名前を書く場所
『止め』、『はらい』、『はね』をしっかり書き、全体のバランスを整える。名前は、用紙の左端に書く。
- 書き初めの歴史
平安時代の宮中で行われていた儀式『吉書始め』が起源とされ、時代を経て江戸時代頃から、庶民に広まった。
せっかく『書き初め』をするなら、しっかりとやる意味を理解して取り組みましょう!
書き初めが苦手な方は、嫌だという気持ちになりますが、コツを掴むとうまく書く事ができるので、苦手意識も克服できます。
筆を持ち、気持ちを落ち着かせ、新しい1年の目標を定めてみてはいかがでしょうか。
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