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給食料理員から卒業メッセージ例文!保健室・用務員・図書館司書から贈る言葉

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冬も終わりに近づき、いよいよ卒業シーズン。卒業に向けて準備を始める担任の先生や生徒。

しかし、準備をするのは先生や生徒だけではありません。学校では、たくさんの職種の方々が働いています。

給食調理員もその1人。

子ども達が毎日楽しみしている給食。調理員の方々がいなければ、美味しい給食を口にすることは出来ません。

他にも、保健室の先生、用務員さん、図書館の司書さんなど。多方面から子どもの成長を支えてくれているエキスパートです。そのエキスパートも卒業生へのメッセージを依頼されることがあります。

いざ書いてみようと、紙とペンを持ってはみるものの…一時停止。

  • 「子ども達とそんなに関わっていないし、何を書くべき?」
  • 「どんな内容を書くのがふさわしいの?」
  • 「卒業メッセージでタブーとされる言葉はある?」

担任の先生のように子ども達とずっと一緒にいたわけではない。

自分は子ども達全員の名前を言えるのか…?子どもたちは自分の名前を覚えているのか…?

ふと疑問に思う方もいるかもしれません。

そんな中、卒業メッセージを書いてと言われても、困ってしまいますよね。しかし、この記事を読めば、スラスラと卒業メッセージを書くことができますよ!

こちらの記事では、以下のポイントを紹介・解説します。

  • 卒業メッセージの書き方
  • ふさわしい内容、避けるべき言葉、書き方のコツを解説!
  • 給食調理員から卒業メッセージ例文
  • 保健室の先生から卒業メッセージ例文
  • 学校の用務員から卒業メッセージ例文
  • 図書館の司書から卒業メッセージ例文

それぞれの立場からの書き方のコツを伝授。小学生・中学生・コロナバージョンを合わせて3例ずつ紹介!

5分くらいでザッと読める記事です。読み終えた頃には、止まっていたペンがスラスラと進むことでしょう♪

それではさっそくいきましょう。

卒業メッセージを贈ろう!

まずは、どの立場からメッセージを送るにしても、共通の”ポイント”があります。

それは

  1. ふさわしい内容 
  2. 避けるべき言葉

卒業とは、子どもの門出を祝うものです。その門出にふさわしい内容、避けるべき言葉が存在します。

1.ふさわしい内容

卒業メッセージに盛り込むべき内容を簡単にまとめました。参考にして下さい。

お祝いの言葉

当然のことですが、一番最初に伝えるのがベストです。

子どもたちの成長について

子ども達が成長した部分を実感できるようなエピソードなどを加えると良いでしょう♪

進学への激励

子どもたちは、期待と不安を抱きながら、卒業・進学します。その気持ちに寄り添い、エールの言葉を贈りましょう。

2.避けた方がいい言葉

悪気はなくても、何気なく使ってしまうことも。

お祝いの言葉には、タブーとされる言葉も存在するのでチェックしておきましょう。

忌み言葉

卒業のお祝いだけではなく、冠婚葬祭でも避けるべきとされています。

(例)やめる、失う、流れる、落ちる、終わる、変わる、崩れる、破れる、負ける、すべる、消える、壊れるなど

上記のことに注意して、メッセージを書いてみましょう!

こちらは、色んな先生からもらった卒業メッセージに喜ぶ方の投稿。

関わりが少なくても、ツイッターでつぶやくほど喜んでくれる生徒もいます♪

心を込めて書かなきゃ!と背中を押されますね。

給食料理員から卒業メッセージ例文!

同級生と食べた給食の味は、大人になってからも話題にする人をよく見かけます。

テレビ番組で「好きだった給食メニューは?」と特集されることも。それほど、給食は想い出深いものなのです。

せっかくなので、「給食」に関する内容を書きましょう♪

例文1 小学6年生向け

6年生のみなさん。ご卒業、おめでとうございます。
いつも「ごちそうさま」「おいしかったよ!」と言いに来てくれて、とても嬉しかったです。

好きなものだけじゃなく、苦手なものもあったでしょう。
苦手なものも少しずつ食べられるようになったのは、大きく成長した証です。

中学生になっても、たくさん食べて・勉強して・運動して・遊んで、楽しい学校生活を送って下さい。

例文2 中学3年生向け

3年生のみなさん。ご卒業、おめでとうございます。
いつも残さず給食を食べてくれたみなさん、本当にありがとう!

勉強や部活などを頑張るみなさん。
3年間で食べる量も増えましたね!
心も体も大きく成長している証拠です。

好きな給食メニューは何でしたか?
高校になると、給食がない学校がほとんどです。

それでも、高校生になってもバランスよく何でも食べて、楽しい高校生活を送って下さい。
時々、中学校での給食の味を思い出してくれると嬉しいです。

例文3 小学6年生向け コロナバージョン

6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

最後の2年間は、コロナが流行って、みなさんに給食を作れない時期もありました。
とても寂しかったけれど、食べたときには「おいしかったよ!」と言いに来てくれて嬉しかったです。

楽しいはずの給食の時間、「しゃべらない」という新しいルールも出来ましたね。
それでも、残さずたくさん食べてくれたみんな、本当にありがとう。

病気に負けない体づくりのためにも、食べることはとても大切です。
これからもたくさん食べて、楽しい中学生活を送って下さい。

保健室の先生から卒業メッセージ例文!

保健室の先生は、子どもたちの心と体の健康をサポートする役割があります。

私は、小・中・高校の保健室の先生をよく覚えています。みなさん、とても優しくて・温かい…包み込んでくれるような方が多いイメージです。

学校生活で、心身ともに支えられた子どもも多いはず。「健康」「成長」に関連する内容にすると良いでしょう♪

例文1 小学6年生向け

6年生のみなさん。ご卒業、おめでとうございます。

6年間で身長はどれくらい大きくなりましたか?
体だけでなく、心も大きく成長しましたね。
心と体の健康は、元気に楽しく生活するために、とても大切です。
楽しい中学生活を送るためにも、自分のことを大切にして下さい。

休み時間に、保健室でお話したのは、とても楽しい時間でした。
いつでもまた、遊びに来てくださいね。

例文2 中学3年生向け

3年生のみなさん。ご卒業、おめでとうございます。

中学に入って、心も体も大きく成長しましたね。
それは、大人になる準備を始めている証拠です。

性教育のお話を真剣なまなざしで聞いてくれたこと、忘れません。
みなさんなら、「命」を大切にして、1人1人が輝ける明るい未来を切り開いていくことでしょう。

応援しています。

例文3 中学3年生向け コロナバージョン

3年生のみなさん。ご卒業、おめでとうございます。

コロナウィルスの影響で、我慢をすることが多かったですね。
それでも、自分の出来る範囲で、勉強・部活に取り組む姿、とても素敵でした。

修学旅行が中止になった代わりに、市内の旅館にみんなで泊まりましたね。
私も引率で参加して、久しぶりにみんなとたくさんお話が出来て楽しかったです。
制限のある世の中だからこそ、友達、先生と過ごす時間の大切さに気付けました。
この経験は、きっとみんなの糧となります。

自分らしさを忘れずに、それぞれの道を歩んで下さい。

学校の用務員から卒業メッセージ例文!

子どもと直接関わることが少ない用務員さん。しかし、子ども達が楽しく・安全に過ごすためには欠かせない存在。学校全体の設備を整備・点検・修理しています。

個人的には、はしごやメジャー、トンカチなどを持って歩いているイメージです。

例文1 小学6年生向け

6年生のみなさん。ご卒業、おめでとうございます。
はしごを持って廊下を歩いていると「すごい!」「力もち!」といつも言ってくれたみんな。
蛍光灯の交換をしていると「ありがとう」と言ってくれたみんな。

その声にいつも元気をもらっていました。ありがとう!
みんなが1年生の頃に、持っていたはしごを「僕も持ちたい」と言われたことがあります。
その頃は、危なくて持たせられなかったけど、今では持てるようになりましたね。
大きく成長したということです。

これからも思いやりを忘れずに、素敵な中学生になってください。

例文2 中学3年生向け

3年生のみなさん。ご卒業、おめでとうございます。
いつも学校の整備をしながら、部活や勉強を頑張るみんなの姿を見ていました。

1年生の頃は、集団のランニングに追いつけていなかった子も、今では先頭を走っていたり…ひそかにみんなの成長を見ていました。

時々、学校設備の修理をしていると「ありがとうございます」と声も掛けてくれましたね。
礼儀正しく立派に成長する姿に感心しました。

これからも、思いやり・謙虚な気持ちを忘れずに、それぞれの道を歩んで下さい。

例文3 小学6年生向け コロナバージョン

6年生のみなさん。ご卒業、おめでとうございます。

作業している私を見ると「ありがとうございます!」と言ってくれたみんな。
その声にいつも元気をもらっていました。ありがとう。

最後の2年間は、コロナウィルスで、学校に通えない日もたくさんありましたね。
友達・先生に当たり前のように会える日が幸せなことだと気付かされたでしょう。
私もその1人です。

学校にみなさんが登校しない日はとても寂しく感じました。
そしてみんなが登校する日は「おはよう!」と元気な声が学校中に響き渡り、私も元気をもらいました。

当たり前の日常に感謝する気持ちを忘れずに、素敵な中学生になって下さい。

図書館の司書から卒業メッセージ例文!

本好きの子どもも、そうでない子どもも、1年に何度かは必ず行く図書館。私の小学校は、長期休みは必ず1人3冊借りるというルールがありました。

何か悩み事があったり、1人になりたい時にも、図書館によく行きました。静かで、自分だけの世界に入れるような気がして、好きな空間でした。

そこで出会った本は、今でもよく覚えています。小学校や中学校で出会った本は、一生心に残ることも。

本と出会える場所「図書館」。そこに常駐している司書さん。

子どもと直接関わることは少ないですね。図書館のエキスパートとして贈れる言葉があるはずです。

例文1 小学6年生向け

6年生のみなさん。ご卒業、おめでとうございます。
6年間の間に何冊の本を読みましたか?
その中で、お気に入りの本はありましたか?

卒業生のみなさん〇〇名が、6年間で借りた本の総数はなんと、◯◯冊です。
こんなにたくさんの本を読んでくれたのは、とても喜ばしいことです。

本は、あなたの心を豊かにしてくれます。
本は、あなたを新しい世界に連れて行ってくれます。

6年間で本をたくさん読んだみなさんは、心も豊かに大きく成長しましたね。

私のお気に入りの本◯◯の一節を紹介します。
「・・・・・・・・」(卒業生の激励になるような本をチョイス)

これからたくさん本を読んで、心豊かな中学生になってください。

例文2 中学3年生向け

3年生のみなさん。ご卒業、おめでとうございます。
勉強・部活と忙しい中学生活でしたね。

それでも時々、図書館に本を借りに来てくれたみなさん。
とても嬉しかったです。
お気に入りの本は見つかりましたか?

本は、あなたの価値観を広げてくれます。
価値観とは、考え方や物事の捉え方です。

「普通は◯◯」「こうじゃないといけない」ということはありません。
色んな考え方があって良いのです。

これから、大人の階段をのぼるみなさん。
楽しいことばかりではなく、辛いこともあると思います。
そんな時は、図書館で本を探してみてください。

これからもたくさん本を読んで価値観を広げて、彩りのある人生を送って下さい。

例文3 小学6年生向け コロナバージョン

6年生のみなさん。ご卒業、おめでとうございます。

本を借りる時にお辞儀だけしていた1年生の頃のみなさん。
今では「ありがとうございます。」「この本は◯◯で面白かったよ!」と感想まで話してくれるようになりました。

最後の2年間は、コロナウィルスの流行で、登校できない日も多かったですね。
学校に来れない分、本をたくさん読んだというお話も聞きました。
本は、辛い気持ちを助けてくれることもあります。

この先、大きな壁にぶつかる時もあるでしょう。
そんな時は、図書館に立ち寄って本を読んでみて下さい。

まとめ

  1. ふさわしい内容
    • お祝いの言葉
    • 子どもたちの成長について
    • 進学への激励
  2. 避けた方がいい言葉。
    • 忌み言葉
    • (例)やめる、失う、流れる、落ちる、終わる、変わる、崩れる、破れる、負ける、すべる、消える、壊れるなど
  3. 卒業メッセージ 例文紹介
    • それぞれの立場からの例文を3例 紹介(小学生6年、中学3年、コロナバージョン)
    • 給食調理員
    • 保健室の先生から
    • 学校の用務員から
    • 図書館の司書から

※それぞれの立場だからこそ贈れる言葉・エピソードを盛り込むと、素敵なメッセージに仕上がります。

自分はそこまで子どもとか関わってないから、どうしよう…と困っていたあなた。この記事を読んで、少しヒントが得られましたね。

まずは、子どもと関わった記憶を掘り起こすことから始めましょう。何かしら印象に残っていることがあるはずです。

関わった記憶が本当にないという方。遠くから見ていた子ども達の様子でもOKです。祝福の言葉、エピソード、激励の言葉が思いついたら後はほぼ完成ですよ!

直接の関わりは少なくても、子ども達を支え続けていたあなた。

あなたからの卒業メッセージ、きっと子どもたちの心に届くことでしょう。

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