来年こそは元日から早起きしていろいろなことに挑戦するぞと意気込んでいても、いざ正月になるとどうしても寝正月になってしまうって方は多いのではないでしょうか。そういう方はこのような疑問をお持ちではありませんか?
- 「どうして寝正月になってしまうんだろう?」
- 「寝正月って縁起が悪いのかな?」
- 「寝正月にならないためのコツってあるの?」
この記事では、寝正月について効果を調べている人に向けて以下をポイントにご紹介していきます。
- 寝正月で過ごすと縁起が悪くなるって本当?
- 寝正月の体調への影響は?
- 寝正月になってしまうのは病気?寝正月になってしまう原因は?
- 今年こそ寝正月卒業!すぐに起きて活動的に動くコツやメリット
数分で読める記事になっていますが、書いてあることを実践していただければ、次の正月のすごし方が変わりますのでぜひ最後までお付き合いください。
それではさっそく参りましょう!
寝正月は1年の縁起が悪くなるって本当?
- 「今年は寝正月でさぁダラダラ過ごしちゃったよ」
- 「寝正月せいで正月太りしちゃった」
正月明けの会社や学校ではこういう会話をよくしちゃいますよね。現代人にとっては『寝正月』という言葉は少しネガティブな意味合いで使われがちですが、『寝正月』は実は本来とても縁起のいい言葉なんです。
昔からの言葉でこのようなものがあります。「朝起き貧乏寝福の神」。正月の早起きは貧乏につながり、寝てることが幸福をもたらすという意味です。
現代でも年越しの0時を寝ずに迎えるように、昔は心身を清めるという意味で年を越してさらに朝まで眠らず過ごすというものがありました。その後、寝正月になってしまうのは心身を清めて寝ずにいい正月を迎えた結果だったわけですね。
さらに病気や怪我などでやもえず寝ながら正月を迎えてしまっても、『寝正月』と縁起をかついで言っていました。そのくらい『寝正月』とは本来縁起のいい言葉なんです。
ではなぜ現在『寝正月』という言葉は少しネガティブな意味を含んでしまったんでしょう?
それは、縁起のいい言葉『寝正月』をいいことに二日以降も寝てダラダラ過ごす人が出てきました。そういう人やそうなってしまう自分を「寝正月はダメだぞ」と戒めているうちに『寝正月』という言葉は少しネガティブな意味を含むようになっしまったのです。
寝正月の体調への影響は?
では、寝正月は体調へはどのような影響があるのでしょう?
メリットとしては大きく2つ。
- 時間にしばられずストレス解消になる
- 睡眠を十分とれる
①時間にしばられずストレス解消になる
みなさん日頃は仕事や家事、学生は勉強など時間にしばられ忙しく過ごしています。正月休みはそういうものから解放されて、夜更かして家族や友人と楽しく過ごしたり自分の好きなことに没頭したり、昼間は寝たいときに寝てのんびり過ごしたりすることはストレス解消になりますね。
正月休みだからこそできるストレス解消法ですね。
②睡眠を十分とれる
寝正月に限らず睡眠をとること自体非常に体にいいことです。身体的の回復、精神的なリフレッシュ、免疫力の強化などが期待されますね。
一方、デメリットも大きく2つ。
- 生活のリズムがくずれる
- 活動量が減って正月太りにつながる
①生活のリズムがくずれる
規則正しく普段生活しているのに正月を不規則にすごしてしまうと、生活リズムがくずれてしまいます。いざ学校や仕事が始まると元の生活リズムに戻すことが大変になります。
②活動量が減って正月太りにつながる
寝正月で過ごしていると当然活動量は減りますね。また正月は食生活も乱れがちです。正月太りしてしまうことはよくある話ですね。太るのは簡単ですが太った分を元に戻すのは本当に大変です。
毎年寝正月になってしまうのは病気?
毎年毎年、寝正月を改めようとしても必ず寝てしまう。なかなか改めれないので病気を疑いたくなりますが、実際はどうなんでしょうか。
正月は年越しで夜更かししたり初日の出を見るために早起きしたりと、生活時間のリズムがくずれがちです。また食生活に気を使っている方も普段より多く食べてしまったりお酒を飲んだりすることも多いでしょう。
それに加え、日頃の忙しい毎日から解放され自宅でゆっくり過ごす、または久しぶりに実家で過ごす。そのようなリラックス気分は眠気をもたらします。
このように正月の眠気は体の自然な反応でもあるので、多少の眠気はあまり気にせずに大丈夫です。
今年こそ寝正月卒業!
多少の眠気は大丈夫ですが、今年こそ寝正月を卒業したい方もおられるでしょう。すぐに起きて活動的に動くコツやメリットをご紹介します。
すぐに起きて活動的に動くコツはズバリ3つ。
- できるだけ普段と同じ生活リズムで過ごす
- 食事の時間に気をつける
- 日光を浴びる
①できるだけ普段と同じ生活リズムで過ごす
まずは第一にできるだけ普段と同じ生活リズムをすることを心がけましょう。正月だから夜更かしや寝坊昼寝、逆に初日の出を見るために極端な早起きなどは生活リズムを大きくくずし、朝活動的になるのとはかけ離れていきます。
②食事の時間に気をつける
正月は食生活も乱れがちです。食生活が乱れると体内時計もくずれ朝から活動的になれません。3食しっかりとる、ダラダラ間食はしない、夜遅くは食べないなど食事にメリハリをつけることが大事です。
③日光を浴びる
朝活動的になるには日光が有効です。日光を浴びるだけで人は脳から覚醒します。さらには夜の睡眠の質もよくしてくれます。元旦はまずはカーテンを開けて朝日に新年の挨拶をするのはどうでしょうか。
それでは最後に、正月からすぐに起きて活動的に動くメリットもご紹介します!メリットがはっきりしたほうがさらに実行したくなりますもんね。
- 正月休みを満喫できる
- 正月太りを抑えることができる
- 学校・仕事はじめいいスタートダッシュをきれる
①正月休みを活動的に満喫できる
正月寝て過ごして気づいたら何もしてなかったってことは結構ありますよね。朝からスッキリ目覚めて活動的に行動できれば、正月休みにしかできないことがいろいろあります。初詣や初売りを楽しむのはもちろん、私は親戚集まって船を借りて魚釣りってこともしたことがあります。
②正月太りを抑えることができる
朝から活動していればそれだけで消費カロリーが増えますね。家での過度な食べたり飲んだりすることも自然と抑えられるでしょう。
③学校・仕事はじめいいスタートダッシュをきれる
正月でも朝から活動的に過ごしていれば、生活リズムをくずすことがなくスムーズに学校や仕事はじめができスタートダッシュがきれます。正月気分が抜けきれてない周りに差をつけるチャンスですね。
まとめ
この記事は『寝正月』をテーマに以下のことをご紹介してきました。
- 『寝正月』は本来縁起の良いもの。二日以降もダラダラ過ごすものがいてそれを戒めているうちにネガティブな意味合いがくわわった。
- 寝正月のメリット
-
- 時間にしばられずストレス解消になる
- 睡眠を十分とれる
- 寝正月のデメリット
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- 生活のリズムがくずれる
- 活動量が減って正月太りにつながる
- 寝正月になってしまうのは体の自然な反応、必要以上に心配する必要はない。
- 寝正月を解消するすぐに起きて活動的に動くコツ
-
- できるだけ普段と同じ生活リズムで過ごす
- 食事の時間に気をつける
- 日光を浴びる
今回ご紹介したように『寝正月』とは本来縁起の良いものです。また正月特有のリラックス気分からくる体の自然な反応ですので必要以上に心配することはありませんでした。
一方、正月だからといって大きく生活リズムをくずしてしまうのもいけません。
次の正月は、今回ご紹介した「寝正月を解消するすぐに起きて活動的に動くコツ」をぜひ実践していただき、いつもの寝正月とは違う活動的な正月をすごしてみてはいかがでしょうか。
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