皆さんの学校では、冬休みの宿題に「新年の抱負」ってありますか?
「あるある!」っていう人、きっとたくさんいるでしょう。
実際ほとんどの小学校で、学年に関係なく「新年の抱負」作文の宿題があるようです。
- 「抱負」ってどんな意味?
- 「新年の抱負」って何を書けばいいの?
- 作文苦手だからやる気がでない
- 宿題がたくさんあって終わらない
と困っている子も多いでしょうね。
私も子供のころは作文がいやでいやで、いつもお母さんに頼っていましたから、気持ちはよくわかります。
でもちょっとしたコツを覚えれば、意外と簡単に書けるんですよ。
この記事では、
- 新年の抱負の意味・目的
- 低学年らしい書き方は?
- 実際の書き出しと締めの例文
- 作文を書けないと将来困る?
などを中心にご説明しますね。
この記事を最後まで読めば、宿題もバッチリ!誰でも簡単に新年の抱負が書けるようになるでしょう。
保護者の方も是非参考にしていただき、子供さんに適度にアドバイスしてあげてくださいね。
新年の抱負を題材にした作文が思い浮かばない
そもそも「新年の抱負」って何でしょう。
辞書で調べると「心の中にいだいている決意や希望」と書かれています。
あなたは今どんな事を考えていますか?
お腹がすいた、早く遊びにいきたい、塾にいきたくない、などと思っているかも知れませんね。では、来年のことをちょっと考えてみてください。
来年になったら何かしたいことはないですか?
- 来年は、もっとテストで良い点数をとりたい
- もっとお友達をふやしたい
- ピアノを習いたい
などと思っている子がいたら、それが「心の中にいだいている決意や希望」、つまり「新年の抱負」として書けばいいんです。
例えば「算数で良い点取りたい」と思っていたら、次に「どうやったら良い点がとれるだろう」って考えますよね。
そうしたら、毎日復習するとか、ドリルをやるとか目標ができますね。
「新年の抱負」を考えることで目標が生まれ、目標をコツコツと行うことで、希望にどんどん近づいていくのです。
すごいでしょう!
この考え方を身につけるためにも、低学年のうちから新年の抱負作文を書く意味があるのです。
もしあなたが「将来〇〇になりたい」という夢があるなら、その夢を叶えるために「来年何をすればいいか」を考えてみてください。
小学生低学年らしい新年の抱負作文のポイントは?
低学年の皆さんは、今年一年、学校でどんなことがありましたか?
1年生なら、はじめて経験したことがたくさんあったでしょう。
- 漢字がわからなくて困った
- 算数の引き算がむずかしかった
- 教科書がすらすら読めなくて大変だった
- 友達がたくさんできてうれしかった
と、楽しいことも大変なこともありましたよね。
2年生なら、勉強がどんどん難しくなってきませんでしたか?
- かけ算の九九が覚えられなくてテストの点数が悪い
- リコーダーが上手に吹けなくて困っている
- 漢字が急に増えて覚えられない
- 絵を書くのが苦手ではずかしい
という子もいるでしょう。
自分の苦手を探して、それを頑張ることを新年の抱負にしましょうよ。苦手な事を一生懸命やることで、だんだん苦手じゃなくなりますよ。
書き方はこの後、説明しますね。
新年の抱負作文の書き出し例文!
では、さっそく作文を書いてみましょう。
書き出しは、「私の新年の抱負は〇〇です」から始めるといいです。
例文1
※この子は、漢字が苦手なんですね。自分が苦手なことがわかると、それをなんとかしたいという希望が生まれるのです。
例文2
※算数は私も大嫌いでした。この子は九九ができないと3年生になってから困る、という風 に未来のことも考えて、少しでも算数嫌いを直したいという決心をしたんですね。
新年の抱負作文の締めの例文!
さて、次は後半の締めの文章です。
後半は、自分の苦手を直すための目標を書きましょう。先程の例文に続けてみました。
例文1
私の新年の抱負は、漢字の勉強を頑張ることです。なぜかというと、私は漢字が苦手だからです。2年生になったら新しい漢字がたくさん増えるらしいのでドキドキしています。
家に帰ったら、その日習った漢字をノートにたくさん書いて、復習をします。そうやって、来年は漢字を頑張りたいと思います。
※どうやって頑張るかを考えて、「毎日復習をする」という目標を立てたのですね。
例文2
お兄ちゃんに手伝ってもらって九九を復習したいです。そうすれば、3年生の算数の授業に着いていかれると思います。
※九九を覚えないと、勉強についていけなくて困るだろう!と考えたのですね。そのとおりです!
こうして作文が完成し、目標もできちゃいましたね。
作文が苦手なのは今後の成績に影響はある?
人には、得意、不得意があります。
作文が苦手だからって、そんなに悩む必要はありません。大人でも作文が苦手っていう人、すごく多いですよ。でも、作文は「書けば書くほど」うまくなっていきます。
これからは、授業で読書感想文も出てきますし、中学・高校受験のときも作文が出てきます。
大人になって会社に就職するときに「履歴書」を書いたり、会社に入れば報告書とか議事録とか、たくさん書くことがあります。
作文が書けるようになるためには、
- カッコいい文章を書こうと思わないこと
- 自分の思っていること、考えていることをありのままに書く
- 練習がてら日記をつける
- 普段からいろいろな本を読む
- 短い文章で読書感想文を書いてみる
など、練習すればうまくなります。どれか一つでも出来そうなことがあれば、やってみてください。
低学年のうちに、しっかりと書けるようになるためには「作文通信教育」という練習方法もおすすめです。
今なら、2ヶ月間のトライアルキャンペーンをやっているみたいですよ。
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まとめ
今回は、小学生低学年らしい新年の抱負の書き方についてご紹介しました。
◆新年の抱負を題材にした作文が思い浮かばない
あなたの「心の中にいだいている決意や希望」は何ですか?
◆小学生低学年らしい新年の抱負作文のポイントは?
「今年出来なかったこと」を探してみましょう。
◆新年の抱負作文の書き出しと締めの例文!
新年の抱負ができたら、それが出来るようになるための目標を考えましょう。
◆作文が苦手なのは今後の成績に影響はある?
練習すれば、成績アップにつながります!
低学年のうちに漢字や文章に慣れておけば、きっと将来役に立ちますよ。
今回紹介した例文を参考にして、さっそく「新年の抱負」を作り、目標まで完成させてくださいね。
来年は、その目標に向かって頑張るだけですよ!
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