私と同じような衝動に駆られる人は多いのではないでしょうか?
毎年、新しいデコレーションを買ってしまうので増えるばかりですが、楽しみも増すばかりですよね。ほとんどのお店にクリスマスのデコレーションが飾られているので、それらを参考にして施設内のデコレーションを考えるのもいいでしょう。
ただ単純に「クリスマス会」と大きく書いてあるだけでは味気ないので、いろいろなところに飾って、クリスマス会を盛り上げましょう。
特に手作りのデコレーションは温かみがあり、愛着もわきますよね。
1)ポインセチアの花
クリスマスの花といえば「ポインセチア」です。
日本ではあまり購入する人はいませんが、花屋さんやホームセンターなどで見かけたことはありませんか?
私も購入したことはないのですが、お店で見かけると「もうすぐクリスマスが来る~」なんてちょっと幸せな気分になります。
真っ赤な花と、緑の葉っぱがクリスマスにはぴったりの色合いですよね。
折り紙の工作といえば「角をピッタリ合わせて」「まっすぐハサミで切って」という作り方が多いのですが、この工作はそんなに神経質にならずに作れます。
いきなり折り紙をグシャグシャにするところから始まるんですよ!このグシャグシャな感じが、葉っぱのいい雰囲気を出してくれるんです。
あとは葉っぱの形に切り取って貼り合わせるだけで、ポインセチアの完成です。
折り紙だけでここまで本物っぽくできるのに感動しました。

クリスマス会ではパーティーハットなどの三角の帽子をかぶることが多いですが、このポインセチアをアレンジして紐をつけて首飾りにしたり、バッヂとして胸に着けられるようにしてもいいですよ。
2)クリスマスリース
紙皿の真ん中を切り取って、リースにデコレーションしていきます。
折り紙やマスキングテープ、キラキラしたシールなどを用意して楽しく工作しましょう。
クリスマスツリーやリースは緑が定番カラーですが、どんな色にしてもかわいくなるので、皆さんの好きな色を使ってくださいね。
動画では紙皿を切り抜くところから始まりますが、ここまでは職員さんで準備しておくとことをオススメします。
入居者の皆さんには白いリースの状態から飾りつけをしてもらいましょう。
2)雪の結晶
完成したものを見ると難しそうに見えますが、意外と簡単に作れます。
できあがりはとても立体的になり存在感があるので、天井にたくさん吊り下げると素敵な空間になりますよ。
動画では赤と緑の折り紙を使っているのでクリスマスらしくなりますが、ブルー系の色に変えれば雪の結晶のようになるので、冬が終わるまで飾っておくこともできます。
3)パーティーフラッグ
とてもシンプルな三角の旗ですが、壁に飾るだけでパーティー感がグッと出ますよ。
作り方もとても簡単で、だれにでも作ることができます。折り紙の色や柄を変えればクリスマスにかかわらず、どんなイベントにも使えますよ。
こちらの動画では折り紙を4分の1に切って作っていますが、小さ過ぎると入居者の皆さんには作りにくくなってしまいます。
折り紙は大きいままで使用し、大きい旗を壁に飾ったほうが見栄えも良くなるのでオススメです。
老人ホームのクリスマス会での食べ物の注意点は?
せっかくのクリスマス会なので、おやつの時間を設けて皆さんで美味しくいただきませんか?
クリスマスにはクリスマスケーキが定番ですよね。ケーキ屋さんで毎年予約している人もいるでしょう。
私も毎年クリスマスケーキを準備します。お店で購入することもありますが、自分で作ったほうが楽しいし安くできますよね。
ベースになるスポンジケーキはスーパーで購入できるので、フルーツと生クリーム、砂糖があれば、それなりにケーキは完成します。
なかなかお店のケーキのように美しくするのは難しいですが、作ること自体が楽しいので入居者の皆さんでやってみるのも、良いクリスマスのレクリエーションになりますよ。
皆さんで食べるおやつ「クリスマスだから、やっぱりケーキがいいのかな?」と思いがちですが、そんなことはありません。
入居者の皆さんならば和菓子のほうが好きな方もいらっしゃいますよね。
「でも、お饅頭じゃぜんぜんクリスマス感が出ないよ!」
しかし、ケーキにドーナツ、お饅頭や羊羹など、どんなスイーツでもクリスマスらしくできる簡単な方法があるんです!
難しいデコレーションなんて全く必要ありません。
それは「クリスマスフラッグピック」クリスマス柄の旗が付いている爪楊枝です。
お弁当に入っているのを見たことがありませんか?
小学校の遠足のとき、母が作ってくれたお弁当にお花の旗がついていたんです。とても嬉しくて友達に自慢しちゃいました。
そんな、かわいい旗がついているだけで気分が変わるんですよね。
クリスマスフラッグピック 20本セット/¥297
どんなスイーツ、食べ物でも、あっという間にクリスマス感が出ます。
なかには食べ物の制限が厳しい人もいるので、メニューを変える必要がありますよね。
しかし、このクリスマスフラッグピックなら、全てがクリスマス風になってしまうので、ぜひ活用してください。
まとめ
クリスマス会は当日だけではなく、準備をしているときもなんだかワクワクして楽しいですよね。
準備の段階からもクリスマスの音楽を流しながら、作業すれば楽しみは増すばかりです。入居者の皆さんも、職員さんの出し物を楽しみにしていることでしょう。その期待に応えるためにも、できる限り練習をして準備万端で本番に挑みましょう。
多少間違えても、それを笑いに変えてしまえば問題ありません。楽しく演じること、楽しませることがいちばんの目標です。
【老人ホーム職員が行う喜ばれる余興・出し物5選!】
二人羽織
- 余興の選択で迷ったらコレ!
- 練習なしでもぶっつけ本番で笑わせることができます。
手品
- 新聞紙や段ボールなど大きくて見やすい道具を使い、驚かせてしまいましょう。
ダンス
- 全員参加のラインダンスで迫力のあるダンスを踊れば、感動されること間違いなし。
- どじょうすくいで懐かしい時代にタイムスリップさせられます。
お芝居
- 定番の昔話や時代劇に冗談を交えると笑いが取れますよ。
ハンドベルの演奏
- クリスマスムード満載の演奏で魅了しましょう。
- キレイな音色でロマンティックなクリスマスを楽しめます。
なかなか会えないご家族がクリスマス会に訪問され、久しぶりに一緒に過ごされる方もいらっしゃるでしょう。
おじいちゃんやおばあちゃんにとって、お孫さんが遊びに来てくれることはとても楽しみですよね。
今年もあともう少しで終わりますね。毎年12月になると、本当に一年が短く感じてしまいます。
私だけでしょうか?
年末最後のイベント「クリスマス会」を盛り上げて、みんなで楽しく過ごしましょう。
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