しもやけ対策におすすめの靴下の種類と素材は?子供への予防法は?

「通常の靴下を重ねて履けばいいんじゃないの?」と思われる人もいるかもしれません。通常の靴下は1枚で済むように厚く、ある程度の締めつけがあります。しかし、冷えとり靴下は重ね履きを前提として作られた靴下なので1枚1枚が薄く、ゆったりと作られているのが特徴です。

冷えとり靴下は何枚も重ね履きをし、厚みがでてしまうので、家のなかで履くのに適しています。

靴下の種類と同じくらい大切なのが素材です。靴下の種類をしっかり選んだとしても、素材選びができていないと効果がありません。

おすすめの素材は3つあります。

おすすめの素材

①シルク

シルクは肌触りがさらさらとして非常によく、吸湿性・通気性・保温性が特徴です。

しもやけの原因である蒸れと冷えを同時に解消してくれる優れものです。値段は少々高いですが、その分機能性に富んでいますよ。ただし、お手入れには注意が必要です。手洗いをしましょう。

②綿

私たちの生活に馴染みのある綿は通気性・吸湿性に優れています。また、吸水性が高いので汗をかいてもしっかりと吸収してくれます。手軽に購入でき手入れも簡単なので、靴下を汚しがちな子供にもおすすめですよ。

③ウール

ウールは高い保温性と適度な吸湿性が特徴です。温かく保ってくれ、汗をかいても湿った感じが少なく快適に過ごせます。

ただし、ウールは水洗いするとフェルトのように固くなってしまうので手入れには注意が必要です。手洗いもしくはおしゃれ着コース・ドライコースで洗いましょう。

 

靴下の種類だけでなく、素材にもしっかりこだわりましょう。

靴下によっては何枚も履く必要があるので、靴が履けなくなったり、洗濯物が増えたりします。また、洗濯に手間がかかる素材もあります。生活スタイルに合わせて靴下の種類と素材を選びましょう!

子供がしもやけになってしまったら?対処法は?

万が一、子供がしもやけになってしまったらどのように対処すればよいのでしょうか。

①保温する

保温すると血行がよくなるので悪化を防ぎます。靴下はもちろん、手袋・耳あて、マフラー、帽子なのでしっかりと身体を冷気から守りましょう。

温めすぎて汗をかいたあとそのままにしておくと、逆に新たにしもやけになってしまったり、悪化したりする可能性があります。汗をかいたら防寒具を外すか乾いたものに交換しましょう。

②お湯と水に交互につける

お湯と水に交互につけることで血行を改善します。やりかたは簡単です。

  1. 洗面器に40℃くらいのお湯と5℃くらいの水を用意する
  2. 20秒ずつ交互につける
  3. それを5回程繰り返す

これでOKです。必ず、お湯から始めてお湯で終わるように注意してください。

③市販の塗り薬を使う

しもやけ用の薬は市販されています。「病院に行くほどではないかな?」と考える場合には、市販薬で対応しましょう。かゆみを抑えたり、血行をよくしたりするクリームや軟膏がありますよ。

ただし、症状が悪化した場合やかゆみ・痛みを我慢できない場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

 

しもやけは血行不良によって起こる症状です。少しでも血行をよくするような行動を取り対処しましょう。

他にもある!家庭でできる子供へのしもやけ予防法!

しもやけの症状が出ないのが一番ありがたいですよね。

そこで、靴下以外にも家庭で簡単にできるしもやけ予防法をご紹介します。

①ビタミンEを摂取する

ビタミンEには血行を促す効果があります。積極的に摂取するようにしましょう。

ビタミンEが含まれる食べ物には、

  • アーモンド、落花生などのナッツ類
  • 卵黄
  • ほうれん草
  • かぼちゃ
  • うなぎ
  • 植物油

などがあります。

ビタミンEの吸収をよくするために、ビタミンCが含まれる緑黄色野菜(パプリカ・ブロッコリーなど)や果物(キウイ・いちごなど)も一緒に食べるとよいですよ。

②マッサージをする

マッサージで血行をよくしましょう。

  • 指の腹や第一関節を当てるように片手の指をマッサージしたい指の根元に置く
  • くるくると回しながら指先を目指す
  • 指先まで行ったら再び付け根に戻る

これを各指3回ずつ行います。マッサージする際は入浴しながら行うのがおすすめです。

まとめ

しもやけは「凍瘡(とうそう)」とも呼ばれる、毛細血管内の血流が悪くなって起こる一種の皮膚炎です。しもやけの原因は「繰り返す寒冷刺激によって手足の指などの血管の収縮がうまくいかない」ためです。

しもやけ対策として手軽に行えるのが靴下を替えることです。

<しもやけ対策におすすめの靴下>

  1. 5本指靴下
  2. 5本指インナーソックス
  3. 冷えとり靴下

<おすすめの素材>

  • シルク
  • 綿
  • ウール

靴下の種類だけでなく素材にもこだわって選びましょう。

万が一、子供がしもやけになってしまったら

  • 保湿する
  • お湯と水に交互につける
  • 市販の塗り薬を使う

などして対応しましょう。

ただし、症状が悪化した場合やかゆみ・痛みを我慢できない場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

靴下替える以外にも家庭でできるしもやけ予防法があります。

<家庭でできるしもやけ予防法>

  • ビタミンEを摂取する
  • マッサージをする

しもやけは誰にでも起こりうる皮膚炎です。予防法・対処法が色々ありますが、生活にあったものを選びましょう。どれも継続することが大切なので無理のないものを取り入れましょう。

もし、子供が嫌がる場合は、大人が率先して行うと子供も一緒に行ってくれます。家族みんなで協力をして行いましょう。

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