3月は卒業の季節ですね。そんな卒業シーズン、学校の思い出を形に残せると嬉しいですよね。
今回は小学生向けの卒業俳句の書き方についてご紹介したいと思います。
- 「そもそも俳句ってなに?」
- 「俳句の書き方がわからない」
- 「卒業俳句って、そんなテーマで書けばいいの?」
以上のような悩みを持つ小学生は多いと思います。大人の私でさえも、俳句を書いてと言われたら正直困ってしまいます…。
でも大丈夫です!この記事では、基本的な俳句のルールや卒業俳句のおすすめテーマなどをご紹介していきます。
俳句について知識がなかった私が、誰にでもわかるように俳句についてまとめました。私もーから俳句を勉強しましたが、ちゃんと卒業にちなんだ俳句を作ることができました。俳句作り、とても楽しいですよ♪
この記事を読めば、必ず小学校の思い出いっぱいの俳句を作ることができます。
記事では、以下の4つのポイントについてご紹介します。
- 俳句のルール
- 卒業俳句にぴったりの季語は?
- 卒業俳句のおすすめのテーマは?
- 卒業俳句の例5つ!
この記事を読み終わったあとには、俳句面白い!ときっと思えるようになります。
5分くらいで読めるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
卒業俳句をつくろう!俳句のルールとは?
大正時代に正岡子規(まさおかしき)という人がはじめて「俳句」と唱えたと言われています。
そもそも俳句ってなんでしょうか?
俳句とは、基本的に5音・7音・5音の全部で17音からなる詩(うた)のことです。
5音・7音・5音の「音」とは、基本的に一文字が1音となります。しかし、そうではないものもあるんです。
音についての特別なルールは、以下の3つがあります。
①小さい文字のルール(拗音:ようおん)
「今日(きょう)」など小さい文字が入る言葉は3文字ですが、「きょ」と「う」で2音になります。
②小さい「っ」のルール(促音:そくおん)
「きっと」「やっと」など、小さい「っ」が入る言葉は、文字数と音数が同じになります。
読んだ時に音的には2つに分かれそうですが、文字数と同じ3音になります。
③伸ばし棒「ー」のルール(長音符)
「ルール」など「ー」が入った場合は、文字数と同じ三音になります。
音については「少し難しい…」と感じる方も多いと思いますよね。
しかし、俳句は基本的に5音・7音・5音ですが、文字数が多少変わっても問題はありません!全然大丈夫です!
文字数より自分の気持ちや思い出を表現する方を大切にしてくださいね。
もう1つ、俳句には大切なルールがあります。それは、必ず季語を使わなければいけないことです。
季語とは、季節を表す言葉のことです。
それでは卒業俳句にぴったりの季語ってどのようなものがあるのでしょうか?
次の項目で詳しくご紹介しますので、是非チェックしてくださいね。
卒業俳句に使える季語とは?
①卒業
「卒業」は春の季語になります。
卒業式は3月に行われることが多いためです。
ストレートに「卒業」と俳句に入れることで、読み手には季節感がしっかりと伝わりますのでオススメの季語ですよ。
②卒業式
春の季語です。
卒業俳句で卒業式の様子などを詠みたい時にぴったりですよ。
③桜
春の季語です。
入学式などのイメージが強い桜ですが、別れの季節にも桜は咲きます。春の別れをイメージさせる、キレイな俳句にぴったりの季語です。
④ランドセル
春の季語です。
ランドセルが季語って意外で面白いですよね!ランドセルは小学生しか使わない特別なもの。
俳句に取り入れることで、小学校の思い出を強く表すことができます。
⑤運動会
秋の季語です。
一年に一回の運動会は、小学校生活で特別なイベントですよね。運動会が大好きな子におすすめの季語です。
卒業俳句に使える季語をなるべくたくさん書いてください。季語の説明もしてください
卒業俳句のおすすめのテーマは?
①卒業式
小学生の卒業式は人生で一度しかありません。卒業式で感じたことをぜひ卒業俳句で詠んでみてはいかがでしょうか。
後で自分で作った俳句を読み返しても、きっと思い出が蘇るような俳句になります。
②行事
運動会や修学旅行、音楽祭など様々な行事があります。そのなかで1番楽しかったことや感動したことなど俳句に残してみましょう。
③クラブ活動・部活
小学生の中でも、クラブ活動や部活が1番楽しかった!という人も多いと思います。
試合や練習、友達と頑張ったことなど思い出に残っていることを俳句にしてみましょう。
④先生
学校の先生との思い出を俳句にしても面白いですよ。後で読み返して必ず懐かしい気持ちになります。
⑤同級生
友達との思い出が強く残っている人は多いと思います。
一緒に受けた授業や、ふざけ合った休み時間。放課後待ち合わせして遊んだり…。それは小学校での大切な宝物です。
友達との楽しかった時間を俳句にしてみてくださいね。
小学生の卒業俳句例!
では、実際に俳句を詠んでみたいと思います!こんな感じで作ればいいのか、と参考にしてくださいね。
季語:運動会(秋)
運動会で何でも1番を取れた時は嬉しいですよね。その嬉しい気持ちが伝わってくる俳句です。
季語:日焼け(夏)
小学生の時、校庭でよく鬼ごっこしますよね。そんな思い出を俳句にしてみました。
夏の日差しの中、みんなで走り回っている様子が目に浮かびます。
季語:ランドセル(春)
登下校の時、ランドセルの留め具が空いていて教科書が飛んでいった経験はありませんか?笑
ちょっとクスッと笑えるような、面白い光景が浮かんできますね。
季語:卒業式(春)
卒業式は少し寂しいですが、中学生になる喜びも感じられます。
楽しかった6年間は笑顔で締めくくろうね!というメッセージも込められた俳句ですね。
季語:卒業(春)
6年間歌い続けた校歌ってとても思い出深いですよね。みんなで大きな声で校歌を歌う姿が目に浮かびます。
まとめ
俳句のルールまとめ!
- 季語を1つ必ず使う!
- 5音・7音・5音で作る!
俳句って少し難しいイメージがありますよね。でも、自分の思い出や気持ちを書けば大丈夫!
この記事に載ってた俳句を見て、「これくらいだったら私にも作れそう!」と思ってくれたら嬉しいです。
友達や先生、お父さんやお母さんと思い出を楽しくおしゃべりしながら、俳句を作ってみてくださいね。
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