3月は別れの季節とも言われるように、卒園式、卒業式、送別会等さまざまな門出のイベントが開催されますよね。
門出のイベントの一つとして「卒団式」も子供たちの大切なイベントです。
卒団式のコンテンツの定番といえば、スライドショーですよね。しかし、初めて卒団式を企画する方やスライドショーの制作を担当する人にとっては悩みも多いです。
- ライドショーのストーリー・構成は?
- スライドショーの写真や音楽はどうすればいい?
- 編集はどうやってやる?
上記のような悩みも多いかと思います。
今回は少年野球の卒団式で流すスライドショーについて考えている方向けに、卒団式を企画したことがある私の経験やインターネットの情報をもとに卒団式のスライドショーについて紹介します。
今回紹介する記事を読めば、はじめてスライドショーを作るという人でも思い出に残るようなスライドショーを制作できますよ。
卒団式に流すスライドショーを流そう!
「スライドショー」はいろんな場面で活用されるようになっていますが、スライドショーは卒団式のコンテンツとして定番となっています。
卒団式でスライドショーを流すことがオススメな理由としては、子供にも大人にも伝わりやすいからです。
スライドショーは写真や動画を組み合わせているので視覚的に伝わりやすいです。また、音楽もついていると雰囲気を演出できますよね。
卒団式のスライドショーに必要なものは?
スライドショーを作るうえで大切なこととしては準備です。
しっかりと準備をしたうえでスライドショーの制作にとりかかりましょう。スライドショーを作るうえで準備することを下記にざっとまとめました。
- ストーリー
- 写真
- 音楽
- 編集ソフト
ストーリー
スライドショーを作る上で大切なことはスライドショーの構成・ストーリーです。
いくらいい動画や写真が良くても構成がめちゃくちゃであれば、感動はできませんよね。子供や親御さんに「何を伝えたいのか」を考え、ストーリーを考えていく必要があります。
写真
スライドショーといえば写真ですよね。
写真はストーリーに合わせて選んでいくとよいです。例えば、新人戦、○○大会、○○大会、最後の大会といった感じにカテゴリごとにまとめておくと、わかりやすいです。
音楽
スライドショーの雰囲気を左右するのが音楽です。
ストーリーに合わせてどんな音楽がいいのかイメージしましょう。例えば、時系列で成長をたどっていくような感動的なストーリーであれば、ゆずの「栄光の架橋」やいきものがかりの「ありがとう」などのバラードがおすすめです。
※曲については後半におすすめをまとめていますので、そちらもご覧ください。
編集ソフト
スライドショーを作るときは編集ソフトが必要になります。
最近ではスマホで簡単に作れるようなアプリもあるので、内容によってはアプリを活用して制作をしても良いですね。例えば、スマホアプリの「VN」は動画編集初心者でも簡単に制作ができるのでおすすめです。
卒団式のスライドショーで感動するためのストーリーや構成は?
先程も紹介をしたようにスライドショーにおいてストーリーや構成はとても大事です。卒団式のスライドショーのストーリー例としていくつか紹介をしていきます。
- 子供たちの成長が感じられるように、時系列でまとめていくパターン
- 子供ごとの短い動画をつくり区切っていくパターン
- ハイライト集、得点集にしていくパターン
大まかに分けると上記のような3つのパターンに分けることができるでしょう。
おすすめとしては子供たちの成長が感じられるように時系列でまとめていくパターンです。「○○できなかったことが○○できた」のように人は成長を感じると感動するものです。
そのため、感動するスライドショーを目指すのであれば、成長をテーマとした動画を作ってみましょう。
こちらの動画もぜひ参考にしてみてください。
卒団式のスライドショーに入れる言葉を考えよう
感動的なスライドショーを作るためには言葉選びもとても大事です。
指導者が大事にしていた言葉やチームスローガンなどを入れてあげると心に響くものになりますね。そのような言葉の他にも感動的なスライドショーでよく使用される言葉をまとめました。
卒団式のスライドショーでよく使われる言葉10選
- 辛いとき・苦しいときもあった、でもあきらめなかった
- 思うようにいかず苦しい1年だったかもしれない
- 流した汗と涙、その分だけ強くなった
- 苦しい日々のその先には必ず明るい光がある
- 仲間がいたからこそ、ここまで来ることができた
- 最後に伝えたい、いままでありがとう。そしてこれからもよろしく。
- グラウンドでの毎日は僕たちの思い出になった
- 苦しい日々も乗り越え、勝利をつかみ取った
- 努力は裏切らない、そう信じて前だけを見て走ってきた
- 汗と涙を一緒に流した仲間は一生の仲間。ずっと。
卒団式のスライドショーに感動を呼ぶ写真の集め方
卒団式のスライドショーではどの写真を使うかもポイントになります。
ですが、「写真の集め方は?」「何枚ぐらい必要なのか?」「どういった基準で選べばいいのか?」このような疑問も多いはずです。
写真の集め方は?
スライドショーはある程度写真の枚数が必要になります。また、自分の子供などの特定の子供だけでなく、卒団する全員の子供の写真をまんべんなく使うのがベストです。
そのため、集め方としては子供たちのお父さんお母さんにお願いをして集める方法が一般的です。「○○君の写真を使いたいです」と一言伝えれば悪い顔はしないでしょう。
何枚ぐらい必要なの?
スライドショーの所要時間によって必要枚数が決まります。スライドショーの所要時間としては15分程度が一般的です。1枚のスライドが5秒から8秒ぐらいだとすると110~180ぐらいの写真が必要になります。
どんな基準で選べばいいのか?
写真を選ぶ基準としては、「感情が表れている写真かどうか」をおすすめしたいです。
感情や表情を読み取れる写真は感情移入しやすいので、感動的なスライドショーに仕上がります。「悔しい」「嬉しい」「頑張っている」「楽しい」このような表情を読み取れる写真を選びましょう。
卒団式のスライドショーにおすすめの曲は?
感動するスライドショーを目指す場合は曲選びもとても大切なことです。
おすすめとしては歌詞がストレートに伝わってくるような曲です。スライドショーでおすすめの曲を3つほど例として紹介します。
卒団式のスライドショーにおすすめの曲3選
あとひとつ/FANKYMONKYBAYBYS
「ザ・泣ける歌」といっても過言ではありません。高校野球関連の番組などでもテーマソングになっていることから野球少年たちにとってもお母さんお父さんでも知っている曲です。
耳なじみがありかつストレートな歌詞は涙を誘うでしょう。
仲間/ケツメイシ
直球で伝わり胸を熱くするような歌詞は卒団式のスライドショーにもってこいです。
サビの
「楽しい時だけが仲間じゃないだろ俺たちは 共に悔しがり共に励まし合い 生きていく笑顔の日々よ」
という歌詞は集団スポーツをやっていれば共感でき仲間のすばらしさを改めて気づかせてくれます。
栄光の架橋/ゆず
苦しさや悲しさを乗り越えてきて進む気持ちを表した歌詞は苦労挫折を超えた子供たちに刺さる曲です。卒団式の定番ソングといってもいいでしょう。
まとめ
- スライドショーは準備が大事
- 時系列型のスライドショーが定番
- 感情や表情が読み取れる写真を多く使うべき
今回は卒団式のスライドショーに関して紹介しました。
初めてスライドショーを作る方にとっては、「何を準備したらいいのか」「どうやって作るのか」「どんな構成にしたらいいか」など不安や悩みは多いと思います。
今回の記事で取り上げた内容などを参考に自信をもって作ってみましょう。そうすれば、感動的なスライドショーを作ることができますよ。
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