師走に入り、寒い日が続きますね。
師匠も走る12月。そろそろ卒園に向けての準備も始まる時期ではないでしょうか?
それよりも新たに始まる新学期のことばかり気になり、卒園文集や寄せ書きなどの「親から子へ」の一言メッセージなどが後回しになっていませんか?
一生に一度の「卒園」というイベント。
愛する我が子のためにも思い出に残る卒園メッセージにしたいですよね。
しかし、
- 「卒園文集にはどんな内容を書けばいいのかわからない!」
- 「我が子に向けて人とは一味違ったメッセージを送りたい!」
- 「文章を考えるのが苦手で、思いを文章にすることができない」
- 「締め切りがもうすぐで文章を考える時間がない!」
など、あたふたと困っているママ・パパへお送りします!
卒園文集に載せるメッセージが苦手で後回しになっているお母さんもこれで大丈夫!
お子さんが生まれてから、幼稚園や保育園に通って成長した姿を思い出を思い出しながら、懐かしみながら読んでみてください。
この記事を読み終えたころには、お子さんが喜ぶ顔が想像できるメッセージが完成しますよ。
それではさっそくまいりましょう!
卒園メッセージ親から子へ一言
親から子供に伝えるべき内容は?
まずは、卒園のへメッセージを我が子へ送る上で、何を伝えるべきか考えてみましょう。卒園文集や寄せ書きなどで、親から子へメッセージを作る上で考えるべきなのは一つ。
「メッセージを読む自分の子どもが、嬉しく思うか」です。
確かに、卒園文集や寄せ書きなどのメッセージは、他の親御さんたちの目に止まることもあると思います。
そのため自分の中で知らないうちに「他の人の目が気になるからしっかりかかなきゃ」「下手な文章はかきたくないな」というプレッシャーがかかっていたりします。
でもそんなことは関係ありません!
最低限のことに注意し、我が子のことを思い、愛情と成長のへの感謝と喜びを思いのままのメッセージで書けばいいのです!
ではその注意すべき最低限のこととはなんでしょうか?
最低限注意したいこととは?
「マイナスな文面は避ける」
- 〜ができなくて残念。
- 〜が困った。
- 〜が上手にできなかった。
など、マイナスなイメージになることを書くのは控えましょう。
例文
幼稚園では、たくさん練習したけど逆上がりができなくて残念だったね。
小学校ではもっと練習して逆上がりも、勉強もしっかりできるようになるといいね。
お子さんが後からそのメッセージを読んで傷ついたり、嫌な気持ちになるような文章は、他人が読んでも嫌な気持ちになりますよね。
小学校に入ったら、勉強もしっかりできるようにならなきゃ、という謎なプレッシャーもかける必要はありません。
「自分の子どもに向けるメッセージ」だからといって、卒園のメッセージで厳しくする必要はないのです。
褒めて褒めて褒めちぎりましょう!
お子さんがあとからメッセージを読んで、「自分はお母さんに愛されているな」「幼稚園・保育園は楽しかったな」と思い出せるような文章にできるといいですね。
「文字数・レイアウト」
園の先生からあらかじめ「何文字以内にお願いします」「このメッセージカードに書いてください」など指定があります。
その文字数や範囲を守るようにしましょう。
卒園文集や寄せ書きでは、その園ごとにメッセージのボリュームが異なると思います。
文字数だけでなく、メッセージカードに書く場合は、文字の大きさやバランスも考えて書けるとなおいいですね。
「わかりやすい言葉で書く」
親から子への卒園お祝いのメッセージを一番伝えたい人は、「自分の子ども」ですよね。お子さんがご自身で読めるよう、わかりやすく「ひらがな」でメッセージを作成しましょう。
ひらがなだけで書くのは、普段漢字を使いながら書いている大人にとっては思っているより難しいかと思います。
できれば鉛筆などで下書きをしてから清書するのがおすすめです!
そしてかしこまりすぎずに、「話し言葉」で書くのもポイントです。自分の子どもに語りかけるように書けば、グッと伝わりやすくなります。
メッセージの作り方
親から子への卒園でのメッセージで書かれる内容の定番は、
- 卒園に対してのお祝いの言葉
- 幼稚園や保育園での生活で、成長した事やできるようになったことのなどの思い出
- これからの事(未来のあなたへ向けて)の言葉
この3点を軸にしてメッセージを構成すると、書きやすいです。
いちばん重要なのは、「2.幼稚園や保育園での生活で、成長した事やできるようになったことのなどの思い出」で、この部分を厚くすることで長文のメッセージも簡単に書くことができます。
幼稚園や保育園生活のことが難しければ、生まれてきてからのことでもOKです。
生まれてきた時のこと、歩けるようになった時の感動、お話しできるようになったことを思い出すと、今のあなたのお子さんはどれだけ成長したかわかるはずです。
お兄ちゃん、お姉ちゃんになったな〜と成長を感じませんか?
園でのイベントも思い出してみましょう。
おゆうぎ会や発表会、運動会、節分、クリスマス会、参観日、などその時の我が子のことを思い出してみましょう。
いつも作ってきてくれていた工作の内容や絵のオリティが上がっていたり、ささいなことでも思い出したら箇条書きで書き出しましょう。
書き出したものを見てみて、我が子に伝えたいな、と思ったことはなんですか?
- 「成長した姿に感動した」
- 「お姉さん、お兄さんになったな」
- 「こんなところが大好きだな」
- 「これからもこんなふうに大きくなってほしいな」
その思いを文章にしてみましょう!
しかし、どうしても文章を考えるのは苦手・・・という方へ。
以上のことを踏まえて、男の子、女の子向けに
- 卒園文集での寄せ書きでの一言
- 卒園式などで言葉で伝えたい一言
- 卒園文集での長文のメッセージ
を解説とともにご紹介いたします。
卒園メッセージ親から子へ一言例文!:寄せ書きで男の子へ
ここでは、卒園文集や寄せ書きなどで比較的短文のメッセージを書くときの例文5つをご紹介します。
合わせて、メッセージについての解説をしていきます。〇〇の部分には、ふだんのお子さんの呼び名を入れてくださいね。
まずは、男の向けのメッセージです。
例文1
そんな〇〇くんはおかあさん(おとうさん)のヒーローだよ!いつまでもやさしい〇〇くんでいてね。
卒園に対するお祝いの言葉と、お兄さんになって頼もしくなったなと感じる息子に、親にとっての「ヒーロー」という言葉を使い表現しています。
ヒーローに憧れる男の子へも喜ばれるメッセージです。
例文2
しょうがくせいになったらおべんきょうもあそびももっとたのしもうね!
卒園に対するお祝いの言葉と、「あなたは私の宝物」という言葉をわかりやすく表し、未来への希望も表現しています。
男の子でも女の子でも使えるワードですね。
例文3
これからのせいちょうもたのしみにしているよ!
お子さんのいいところを褒め、親はどういう気持ちかを伝えています。そして、未来へのお子さんへの期待も表現しています。
例文4
これからもたくさんのことにちょうせんしていこうね。だいすきだよ。
幼稚園でできるようになったことをより詳しく書いてもいいですね。
できることが増えたということは、挑戦をし続けたということなので、未来でも期待をこめて、そして愛していることを表現しています。
例文5
しょうがっこうでも、たくさんのおともだちとたのしくすごそうね!
自分のお子さんの大好きなところを褒めましょう!そして未来への成長も楽しみにしていることを伝えています。
卒園メッセージ親から子へ一言例文!:寄せ書きで女の子へ
短文メッセージの例文、続いて女の子編です!
例文1
しょうがっこうもたのしくかよおううね!
卒園へのお祝いと、「かわいい」というワードを入れて女の子へのメッセージを表現しています。
小学校もというワードで、幼稚園もたのしく通えていたことが想像できます。
例文2
どんどんおねえさんになってかんどうしています。いつまでもやさしい〇〇でいてね。
卒園のお祝いと、生まれてきてからの思い出、これからの娘への思いも表現しています。
「おねえさん」と入れることで、呼んでいるお子さんも嬉しく思うでしょう。
例文3
これからもいっぱいたのしいおもいでをつくろうね。
お友達とたのしく通った〜、お外でたくさん遊んだ〜、残さずお弁当を食べられるようになった〜、など、お子さんがどのように幼稚園(保育園)を通っていったのかもっと具体的に書くのもいいと思います。
例文4
たのしくかよってるすがたをみて、おねえさんになったな、とかんじるよ。
しょうがっこうでもおともだちとなかよくあそんでね!
卒園のお祝いと、お姉さんになったなと感じるエピソードを入れ、感動していることを表現しています。
小学校でもたのしく通えそうな我が子を想像できますね。
例文5
いつまでもちゃれんじするきもちをわすれないで、しょうがっこうもたのしもうね!”
自分の子どもがお遊戯会や運動会でのダンス、鉄棒や自転車を頑張ったり諦めず、挑戦する様子は、親も勇気をもらいますよね!
その気持ちと小学校もきっと楽しいことを表現しています。
卒園メッセージ親から子へ一言例文!:言葉で男の子へ
次は、卒園式などで言葉で男の子へ伝える一言メッセージを5つご紹介します。
また、そのメッセージの解説について追記していきます。
例文1
卒園のお祝いと生まれてきた感謝、親は子を愛しているという内容をシンプルに表現しています。
例文2
小学校も勉強に遊びにたのしもうね!
幼稚園に通う前と後での成長ぶりを伝え、お兄ちゃんになったなと思うこともありますよね。その内容を伝えてあげましょう!
例文3
これらかもずっと味方だよ!
ついこの前生まれてきたような我が子ももう卒園。
卒園のお祝いとともに、どんどん頼もしくなるお子さんへ親はずっと味方でいることを約束しましょう!
例文4
これからも明るくてかっこいい〇〇でいてね!お母さんもお父さんも応援しているよ!卒園おめでとう!
友達とたくさん遊んだ幼稚園(保育園)は我が子にとって、きっとかけがえのない思い出になっているでしょう。
小学生になっても「かっこいい」という言葉を使ってお兄さんになったことを表現しています。
例文5
「ピカピカのランドセル」はこれからの小学生生活への期待が高まりますよね。
「頑張り屋さん」というワードをその子にとってのワードに変更して使ってみてください。
卒園メッセージ親から子へ一言例文!:言葉で女の子へ
続いて女の子へ伝える一言メッセージを5つご紹介します。
例文1
〇〇なら小学生になってもたくさんお友達もできて楽しく過ごせるよ!
成長を喜ぶ親の思いと、小学校入学へ向けての希望を表現しています。
今までもいつくか出てきていますが、「たくさんのお友達」などは子どもにとってもわかりやすい表現ですよね。
例文2
小学校でも、いっぱい勉強して、いっぱい遊んで、楽しんでね!
やはり、たくさん食べてくれると作る側としては嬉しいですし、子どももすくすくと成長し安心しますよね。
そんな思いと、小学校での「勉強」というワードでワクワク感を表現しています。
例文3
小学校もいろんなことにチャレンジしようね!卒園おめでとう!
園で遊んでいる様子は、参観日やお迎えに行くときなどで見られることがありますよね。
そんなときは我が子の成長を感じる時でもあります。嬉しいという思いと、感謝の気持ちを表現しましょう!
例文4
これからも優しくてかわいい〇〇のまま小学校でも楽しもうね!卒園おめでとう!
メッセージを考えていると卒園式の様子を思い浮かべて、「いつの間に・・・」と感動する自分の姿が目に浮かびますよね!
そんな自分の思いをシンプルに伝えてみませんか?
例文5
これからもたくさんの思い出を作ろうね!
万が一、幼稚園や保育園でたくさんのお友達と遊べなくても大丈夫です。
思い出は家族とたくさん作ればいいですよね。「ニコニコ」や「キラキラ」、「やさしい」など、ステキなところをたくさん見つけてワードを入れてみてください!
卒園メッセージ親から子へ例文:卒園文集に男の子へ
次に、卒園文集などに掲載する親から子への少し長めの例文を3つご紹介します。
例文1
ようちえんは、たのしいことがいっぱいあったね。
おともだちと、かけっこやてつぼう、うんどうかいやおゆうぎかいもとってもたのしかったね。
たくさんれんしゅうしたてつぼうは、とってもじょうずになって、おかあさんもうれしいよ!
なんでもがんばって、ちょうせんする〇〇は、すごくかっこよかったよ。
4がつからは、ぴかぴかのらんどせるをもって、しょうがくせいになるね。
しょうがっこうもたのしいことがいっぱいまってるよ。
たくさんおもいでをつくってたのしくすごそうね。
ままとぱぱはいつもみまもっているからね!
例文2
〇〇がわたしたちのところにうまれてきてくれてから、ままとぱぱはまいにちとってもたのしいです。はじめは、ふあんそうだったようちえんも、たくさんのおともだちとたのしそうにしているすがたをみて、おにいさんになったなと、かんどうしています。
おゆうぎかいのだんすはまいにちれんしゅうしてとってもじょうずにおどれるようになったね。
ねんしょうさんにもやさしくできる〇〇は、しょうがくせいになったら、もっとかっこいいおにいさんになれるよ。
しょうがっこうでも、やさしいにこにこえがおでたのしくすごしてね。
これからも〇〇がおおきくなるのをたのしみにしているよ!
例文3
そつえんおめでとう!
はじめはいつもないていて、おかあさんからはなれなかったのに、いつのまにかりっぱなおにいさんになったね!
たくさんおともだちもできて、ごはんもたくさんたべられるようになって、おかあさんはうれしくてなみだがでちゃうよ。
いつもようちえんからかえってきたら、たのしいおはなしをきかせてくれてありがとう。
おかあさんもおはなしをきいていてともてたのしかったよ。
しょうがっこうにいっても、おかあさんにたくさんおはなしきかせてね。
おかあさんとおとうさんは、いつも〇〇のみかただから、しょうがっこうでもたくさんちょうせんして、かっこいいおにいさんになろうね!
長文になっても、伝えたいことは「親から子への愛情と感謝」ですよね。
卒園のお祝いと、幼稚園や保育園での出来事を丁寧に思い出してみてください。できるようになったことや、面白かったことがたくさん出てきませんか?
男の子だと鉄棒だったり、かけっこだったり、ご飯もたくさん食べられるようになりましたよね。
嬉しいことも大変だったこともあると思いますが、いい思い出として我が子に感謝として「ありがとう」というメッセージでつづってみましょう!
4月から小学校へ通うお子さんは、楽しみばかりでなくきっと不安もあると思います。
親からしたら、たのしく通ってもらいたいので、「大好きだよ」「味方だよ」「見守っているよ」という言葉で少しでも安心と愛情を伝えられるとステキですね♪
卒園メッセージ親から子へ例文:卒園文集に女の子へ
続いて、女の子向けの長文のメッセージ例文3つのご紹介です。
例文1
ちいさなあかちゃんだった〇〇が、たくさんあそんで、たくさんごはんをたべて、やさしいおねえさんになったね。
おきがえも〇〇だけでできるようになったね。
おゆうぎかいのれんしゅうをおうちでたくさんれんしゅうして、とってもじょうずになったね。
できることがいっぱいになった〇〇は、とってもがんばりやさんだとおもいます。そんな〇〇がだいすきだよ。
しょうがくせいになっても、おべんきょうも、あそびも、おかあさんとおとうさんといっしょにがんばろうね!
例文2
はずかしがりやな〇〇も、いまではおおきなこえでごあいさつできるようになったね。
うんどうかいでは、かけっこでいちばんになれたね。
はしっているすがたをみて、おかあさんもおとうさんもとってもかんどうしました。
しょうがくせいになったら、〇〇ならもっといろんなことができるようになるよ。
おべんきょうやうんどうに、いろんなことにちょうせんして、たくさんおもいでをつくろうね。
おかあさんとおとうさんは、〇〇がこれからどんなおねえさんになるかとってもたのしみです。
いつでもみかただよ。おうえんしてます!
例文3
そつえんおめでとう!
いつもようちえんからかえってくると、たのしそうにおはなしをきかせてくれてありがとう。ままとぱぱはいつもたのしみにしていたよ。
いつのまにかたくさんのおともだちもできて、たのしくようちえんにいけるようになったね。
みんなにやさしくできる〇〇がおかあさんはだいすきです。
ねんちょうさんのとき、いっぱいれんしゅうしたじてんしゃも、いまではスイスイのれるようになっておかあさんもうれしいよ。
しょうがっこうにいくのもたのしみだね。
これからもにこにこえがおをたくさんみせてね!
女の子に向けた内容は、「お姉さんになったな」と思う内容を詰め込みました。
女の子はお話もじょうずになったり、下級生の面倒をみるようになったり、おうちでお手伝いをしてくれる子も増えてくるのではないでしょうか。
お遊戯会や発表会で何かの役にチャレンジしたり、音楽会で太鼓をたたいたり、運動会ではダンスを覚えたり。
いろんな姿を思い出しては成長したなと感じることでしょう。細かい内容をメッセージに盛り込むことで、我が子にとって特別なメッセージなりますよね。
最後に
この記事では、
- 卒園メッセージ親から子へ一言
- 卒園メッセージ親から子へ一言例文!:寄せ書きで男の子へ
- 卒園メッセージ親から子へ一言例文!:寄せ書きで女の子へ
- 卒園メッセージ親から子へ一言例文!:言葉で男の子へ
- 卒園メッセージ親から子へ一言例文!:言葉で女の子へ
- 卒園メッセージ親から子へ例文:卒園文集に男の子へ
- 卒園メッセージ親から子へ例文:卒園文集に女の子へ
をご紹介しました。
卒園式は、我が子にとっての一大イベントですよね!
お子さんにとっても、かけがえのないひとときです。
ステキな思い出の一ページとなるように、卒園式での言葉でかける一言や、卒園文集に載せるメッセージは、愛情と成長への感謝と喜びをたくさん込めましょう!
子どもは、親からかけてもらった言葉をけっこう覚えているものです。まずは伝えたいこと、思い出に残っていることを簡単でいいので箇条書きで出してみましょう。
きっとヒントはそこにあるはずです!
一つ思い出してみれば、芋づる式に伝えたいことが出てくるのではないでしょうか。
子どももあなた自身も、あとから卒園文集を読み返した時に、ほっこりできるような、成長を感じる内容を盛り込んで、我が子への未来の贈り物をステキなものにしましょう!
■こちらも読まれています。
・ 保育園の卒園式園長挨拶例文!保護者向けおたより向けの文章も!
・ 保育園の先生お別れ会泣かせるサプライズアイデア5選とメッセージ文例!