お正月にされるようになったのにはいくつか説があります。
- 男の子の誕生を祝う。
- 無事に成長することを祈る。
- 気の流れを整える。
凧あげにもいろんな意味があるんですね。
子どもに伝える時には
「この凧のようにぐんぐん成長することを祈るんだよ。」
と伝えてあげると、いいですね。
お正月のお歌を歌い、凧揚げの由来を伝えて自分だけの凧揚げを作って遊べば思い出に残るお正月遊びになりますね。
凧揚げの場所はどこで行う?注意点は?どうすればちゃんと揚がる?
充分な広さのある公園や河川敷などで行いたいですね。
公園によっては凧あげが禁止されている場合もあるので事前に確認しておきましょう。空に上がった凧を見れるよう人が少ない明るい時間帯を選ぶといいですね。
子供同士がぶつかったり、誰かが居なくならないよう事前に範囲を決めたり順番を決めたりといくつかルールを設けておくといいでしょう。
園庭で行う場合は遊具にぶつかることのないように注意が必要です。
可能であれば遊具にシートやクッションをつけておいたり、大人が遊具のそばにいるようにして安全には配慮して遊びましょう。
園庭がない園や雨天中止になってしまった場合は持って帰っておうちの方とやってもらうようにしましょう。
凧揚げの時には2人一組でやるのがおすすめです。
高く揚げるためにはいくつかポイントがあるので参考にしてみてくださいね。
- 一人がタコ糸を、もう一人が凧を持つ
- 凧を持つ人が風上に立つ
- できるだけ高い位置で持ち、凧が風にあおられそうなタイミングで離す
- 糸が緩まないように走る
- 少しずつ糸を伸ばして高さを出していく
全部を伝えるには多いかと思うので、上手く飛ばせない子がいたら声をかけてサポートしてあげましょう。
子供は吸収も早いので先に先生が見本を見せてあげたら案外すぐに上手に飛ばせるかもしれませんね。
凧揚げだけじゃない!1月に行いたいお正月遊びは?
日本のお正月遊びは凧あげ以外にもたくさんあります。
それぞれ意味があったり、園児が遊びを通して学べることも異なります。雨の日は凧あげが難しかったりもするので状況に応じて他のお正月遊びも取り入れられるといいですね。
福笑い
こちらもお正月の定番。
目隠しをして、輪郭の上に目や口、鼻などの顔のパーツを貼り付ける。そうして出来上がった面白い顔はこども受けもばっちり!
目隠しした状態で頭の中で想像して作ることで空間把握能力や記憶力も養われます。
こま回し
年長さんはこま回しにチャレンジするのもいいですね。
こまは「物事が円滑に回る」と考えられている縁起物。だれが長く回し続けれられるか競ってみてもおもしろいですね。
羽根つき
羽根つきは落とした方が負け、と思っていませんか?
実はこれ勘違いなんでです。
羽根つきは長く続けることで長く続く健康を祈り、厄をよけると言われています。長く続けるためには相手のことを考えて打たなきゃいけないので思いやりの心も育むことができます。
羽根つきも簡単に作れます。
気になる方はこちらの記事を参照ください。
関連記事:【幼児向け簡単・お金がかからないお正月工作3選!】
まとめ
- 冬に凧揚げをしよう!保育園での実施の狙いと凧の作り方は?
- 園児と一緒に凧をつくろう!簡単!高く揚がる凧のつくりかた
- 凧揚げを園児にわかりやすく伝えよう!なんでお正月にするの?どんな意味があるの?
- 凧揚げの場所はどこで行う?注意点は?どうすればちゃんと揚がる?
- 凧揚げだけじゃない!1月に行いたいお正月遊びは?
「凧揚げ」について、作り方からルーツ、注意点や高く揚げるためのポイントまでご紹介しました!
子供たちにも楽しみながらお正月遊びに触れて日本の伝統を受け継いでもらいたいですね。
のびのびと遊ぶ子供たちを見てると大人もあたたかい気持ちになれますね。
この記事を参考にして、凧揚げを通して日本の伝統行事を子供たちに受け継いでいきましょう。
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