- 冬休みの自由研究どうしよう。親が手伝うのかな?
- 冬休みの自由研究は簡単なものでできるかな?
- 補助教材の真似でもいいのかな?
冬休みにも子供に自由研究をやらせたいと考えているお父さん、お母さんもいらっしゃるのではないでしょうか?自由研究テーマにお悩みではありませんか?
大丈夫です!
実は、自由研究のテーマになりそうなものは私たちの日常に溢れかえっているのです!
主婦の友社(お茶の水女子大学付属小学校教諭の田中千尋監修)『しぜんとかがくの発見366』によると、身近にあるものから遊びが広がり、発見が生まれる、とあります。
この記事では以下3つのポイントをご紹介します。
- 自由研究の目的は子供のワクワクから探求心を伸ばすこと
- 小学1年生向け自由研究おすすめテーマ
- 自由研究で期待できる能力
自由研究だからと言って、親が頑張りすぎなくてもいいのです。自由研究は子供にとってワクワクする発見を見つけること、と考えれば、親も子供と一緒にワクワク発見できますよ。
冬休みの自由研究の目的とは?
自由研究とは、ウィキペディアによると、子供の関心と体験に重きを置いた学習活動の時間のことです。
言い換えると、国語や算数のような勉強ではなく、好きな時に好きなテーマで取り組む学習活動のことです。夏休みの自由研究と冬休みの自由研究の違いは、自由研究に費やせる時間の長さです。
私の記憶では、夏休みには傑作と思うような自由研究の工作を発表した友達がいました。
サントリー次世代環境教育「水育」で、水をテーマにした実験や調べ学習があります。

NGK(日本ガイシ)サイエンスサイトでは、不思議、おいしいなど身近な話題の実験を紹介しています。

小学校1年生の自由研究のメリットは、のびのび作れる工作や結果が気になる実験は学年に関係なく取り組めることです。自由研究の手助けとなる学習雑誌も発刊されています。
子供の興味があるものってわからないとおっしゃる親御さんもいらっしゃるかと思います。そんなときは、「外で遊ぶのが好き?」「お部屋の中でテレビを見ることが好き?」「食べることが好き?」と小さなことから見てみましょう。
何気ない会話の中で、どうして?と聞くことに耳を傾けてあげると、きっと子供の興味があるものがわかってくるはずです。
どこかへ出かけたり、物を買ったり、特別なことをしなくても、身近なものからワクワクするような体験があります。
自由研究だからと言って意気込まなくても大丈夫です。子供をよく観察し、興味の幅を広げてあげましょう。
自由研究のテーマはどうやって決める?
自由研究のテーマは本人が知りたいと思ったことを優先させると良いでしょう。
本人の知りたい欲求に答えるのが自由研究だからです。
自由研究のテーマを親子で決めるとき、子供の教科書やワークブックを参考にして習ったことで「面白かったのは?」「不思議に思ったことは?」「楽しかったことは?」などの声掛けをしてみましょう。
おもしろい、不思議と思ったことはもっと掘り下げて実験の自由研究をしてみます。
楽しかったことは調べ学習として、楽しいと思った場所や物の地域のこと、由来などを本や図鑑で調べてみるといいでしょう。
そのほか、インターネットで調べることもできます。小学校でもタブレット授業が一般的になったこともあり、タブレットやパソコンが以前よりも身近になりました。
自由研究テーマをwebで探すときには、親がある程度のリードをし、以下のことに気を付けてあげなければなりません。
気を付けることは以下の通りです。
自由研究のテーマは学年に縛られず、興味を持ったことを自由に調べる、実験することが大切です。実験結果や調べたことをお気に入りのノートにまとめるのも、本人のやる気をアップさせる条件となるでしょう。
小学1年生向け自由研究おすすめテーマ5選!
小学校1年生向けの自由研究を紹介します。
テーマは実験、観察、工作、調べ学習、採集です。
実験:「バスボムを作ろう」
冬の寒い季節にあったかお風呂で楽しめるバスボムを作ろう。
お風呂に入れるとシュワシュワ泡が出るバスボムは100均で材料をそろえることができます。材料を混ぜた結果シュワシュワのバスボムができる結果も学びになります。
用意するもの
- 重曹(大匙3杯)
- クエン酸(大匙1杯)
- フリーザーバッグ
- ラップ
- 計量スプーン
- 霧吹き
やり方
- 重曹とクエン酸をフリーザーバッグに入れて、しっかりと口を閉じ振ったり揉んだりして混ぜる(※色やアロマオイルはここで混ぜる。)アロマオイルは口に入っても安全なメディカルグレードのエッセンシャルオイルがおすすめ。
- 水を霧吹きでひとふきずつスプレーして混ぜる。何度か繰り返し行い、握って固まるくらいの固さにする
- よく混ざったらラップの上にスプーン2、3杯分を取り分け、茶巾絞りのようにぎゅっと固める
- 湿気の少ないところにおいて固まったらできあがり!お風呂に入る時に入れてみよう。

工作:「段ボールでノートパソコンをつくろう」
オンライン授業が開始されたり、親の在宅勤務が増えたり、パソコンやタブレットが身近になりました。身近なものを段ボールで作ってみよう。
用意するもの
- 段ボール
- 黒画用紙
- 両面テープ
- リボン
- はさみ
- ガムテープ
- 油性ペン
やり方
- 段ボールを長方形にカットして折り曲げ、ノートパソコンの形にする
- 折り曲げた段ボールの片側に、両面テープで黒画用紙を張り付ける
- 黒画用紙を貼っていない方にキーボードの小さな四角の文字列を両面テープで張り付ける
- モニター部分を立たせるためにリボンをセロテープで貼る
観察:「野菜を干してみよう」
野菜を干して、天候や気温、風の強さなど気づいたことを観察日記にする。サラダなどの生野菜は苦手、でもポテトチップスは食べられるよ、という子にもおすすめ。
野菜を干したらどんな味になるのかな?
野菜を切ったときの断面図もじっと見ると面白い!
用意するもの
- 野菜
- 包丁とまな板
- はかり
- 乾物ネット(ないときはザルやカゴでもよい)
やり方
- 野菜を厚さ5ミリくらいの輪切りにする
- 輪切りにしたそれぞれの野菜の重さをはかってメモしておく
- 乾物ネットに野菜が重ならないように置いて、日当たりと風通しの良いところに置いておく
- 干した日から朝、昼、次の日の朝、と観察日記をつける
※野菜の重さ、見た目、においなど気づいたことを書きとめておく。
調べ学習:「ウイルスを退治するには?」
風邪、インフルエンザに加え、いつどうなるかわからない新型コロナウイルスなど、身の回りにはウイルスがいっぱい。ウイルスに負けないようにウイルスの弱点を調べよう。
用意するもの
- 新聞
- 図鑑
- ウイルスの本など
やり方
- ウイルスにはどんなものがあるか調べる
- 気になったウイルスの強み、弱点を調べる
- 何をしたらウイルスに勝てるか調べる
- 調べたこと、気づいたことをノートにまとめる
※ウイルスに勝つためにするべきこと(例:手洗い、消毒)を実践して、結果をまとめても良い。
採集:「いろいろな石を集めてみよう」
どこにでもある石は丸い、四角い、黒い、白い、など様々です。場所によって石の形や色が違うのはなぜだろう?石によって重さが違うのはなぜだろう?という理科の分野に結びつきます。
用意するもの
- ビニール袋(集めた石を入れるため)
やり方
- 石を集める
- 石を色、形、重さ、場所などジャンル分けする
- 集めた石と考えたことをノートにまとめる
※発泡スチロールに集めた石を並べて、博物館のように展示形式の発表をしても良い。
小学校1年生の自由研究は、本人の興味を見極め、やりたいことをさせてあげるのがいいです。
コメント