冬休みの宿題がなかなか終わらない・・・。きちんと終わらせようと思ってるのに、なんで進まないんだろう?
誰もが今年こそは早く終わらせようと思っているのに、なぜか毎年ギリギリになってしまう。そんな悩みを持っていませんか?
それは効率が悪いからかもしれません。やり方を工夫すれば、わずらわしい宿題もすぐに終わらせることができます!
この記事ではそんな宿題の進め方に悩む子供のために、冬休みの宿題を1日で終わらせる方法をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
冬休みの宿題が終わらない!毎年ギリギリになる原因は?
そもそも冬休みって2週間しかありませんよね?
夏休みのように先延ばしにしてしまうと、あっという間に始業式ということに・・。とくに冬休みには楽しいイベントが盛りだくさん!短い休みの間に、クリスマス、大晦日、お正月と次から次へとイベントがあります。
忙しいくらいですね。
そうすると「年末年始くらいはいいだろう」、「今日は出かけるからいいだろう」とつい怠けてしまい、結果としてどんどん宿題はたまっていきます。そして山積みになった宿題を前に、やる気も失っていく。
そんな悪循環が、毎年宿題が終わらなくなる原因になっています。
最終的にやらないのは子供のせいかもしれませんが、子供の宿題をサポートするのが親の責任でもあります。
まだ宿題の計画を立てることや、自主的にやろうという意志の強さを持ち合わせていない小学生には親のサポートが必須。
放任して見守るよりも、見るべきところはきちんと見てあげることも宿題をしっかり終わらせる方法の一つになっていきます。
小学生の冬休みの宿題の量は?
まず、そんな短い冬休みの間に宿題はどのくらい出るのでしょうか?
- ドリル
- 運動(なわとびなど)
- 書き初め
- 自主学習
- 工作(自由研究)
- 読書感想文
- 日記
このような感じです。夏休みのような内容ですね。ちょっと多いのでは?という感じも受けますが、先生も鬼ではありません。
ちゃんと冬休みの期間を考慮して出されているので心配しないでくださいね。
なわとびや自主学習などは目に見えにくい宿題です。形に残らない宿題に関しては、どれくらい頑張ったか、頑張りたいかは個人の目標次第になります。それほど焦る必要はありません。とくに提出する宿題の方に力を入れていきましょう。
そして宿題を終わらせるために必要なのは、宿題をやる子供とその周りの環境です。きちんと計画的を立て、集中してやってしまえば必ず終わりますよ。
一番時間がかかる冬休みの宿題は?
宿題のなかでも時間がかかるのは、やはり工作や自由研究でしょう。決められたものをこなすタイプに対し、何をするのか構想を練るところから始まります。まず何を作りたいのか、研究したいのか考えて準備をしなければなりません。そこから製作時間と、まとめる時間も必要ですね。
ドリルや書き初めなど、やることが決まっていれば集中してこなせばいいですが、全てを自分で考えてやる宿題って決めるまでが大変なんですよね。
そんな時には、インターネットで情報を集めてみたり、工作や自由研究に役立つアプリもたくさんありますので活用してみましょう!
冬休みの宿題を1日で終わらせる方法は?何から手をつける?
みなさんがついついためてしまう冬休みの宿題ですが、効率良く終わらせる方法を知っておけば一日で終わらせることができます。
そのために気をつけることを3つご紹介していきますね。
今回は、冬休みの宿題がちゃんと終わる程度の量だと仮定してお話します。
冬休みの宿題を効率よく終わらせるために気を付けることとは?
①宿題の全体量を把握しておく
まずはどんな宿題が出ているのか把握しておきましょう。
自分の得意なもの、苦手なものが分かっていると時間配分もしやすくなります。得意な科目や早くできそうなドリルなどを先に終わらせてしまうのも一つ。逆に、得意なものと苦手なものを平行して進めるという手もあります。
自分に合った順番で宿題をこなせるよう、全ての宿題を把握しましょう。
②計画表を作る
何より大切なのは計画を立てること。
これは冬休みの一番最初、もし出来るなら冬休み前に必ず行ってください!
どの宿題をどういう順番でやっていきたいのか。実際にどう進めていけばいいのか。タイムスケジュールをきちんと決めて始めれば、効率的に宿題を終わらせることが出来ます。
この計画表を作るときに注意して欲しいのは、より細かく設定すること。「何時までにこの単元まで終わらせる」というゴールが設定されていることが大事です。
これを設定していないと結局ダラダラ机に向かってしまうので、効率良く宿題を終わらせることは出来ません。
必ず計画は立ててから始めましょう!出来上がった計画表は必ず見えるところに貼り、可視化しておいてくださいね。
③環境を整える
ここまで出来たら宿題をやる環境を整えましょう!
せっかく集中してやりたいのに、周りにゲームが置いてあったりテレビが付いていたらどうでしょう?ついつい目がいってしまいませんか?
早く終わらせたいのなら誘惑のない環境を整えることも大事です。ただし、静かすぎる環境よりも多少ザワザワしているところの方が集中力は持続しやすいと言われています。
自分の部屋よりも親の目の届くリビングで行ってください。分からないところもすぐに聞けるのでいいでしょう。
もし誘惑が多くてやりづらい・・・という場合には、ファミレスやカフェといった場所でやるのもいいです。
小学生だけでは不安なので親と一緒に行ってみてくださいね。
勉強をはかどらせるコツはあるの?
ひとことで集中してやると言っても、なかな集中力なんて続かないし・・・。そんな悩みも多いですよね。
そこで次に実践的なコツを3つご紹介します。
①こまめに休憩をとる
きちんと休憩を挟みながら勉強しましょう。
人間の集中力は15分サイクルになっていて、最大でも90分しか続きません。とくに小学生はそんなに長い時間集中することは難しいでしょう。
なので、「25分勉強+5分休憩」のサイクルで進めるといいですよ。
そんなに集中できないという場合には「15分勉強+5分休憩」のようにして、自分に合ったサイクルで勉強してくださいね。
休憩時間には余計なことはせず、ボーっとして脳を休めること!
②音楽を聴く
勉強する前に音楽を聴くのも効果的!
好きな音楽を聴くことで脳内にドーパミンという物質が出て、やる気を引き出してくれます。ただし音楽をかけながらの勉強は集中力をそがれる場合があるので、勉強の前だけにした方が良いでしょう。
この方法は集中力が途切れたときにも効果的なので、「飽きてきたな・・・」と思ったときに音楽を聴くのもいいですよ。
③集中力を高める食べ物や飲み物を
音楽だけでなく、食べ物や飲み物でも集中力を高めることができます。
ここでは集中力が続かないときに有効な食べ物や飲み物をご紹介しますね。
- チョコレート・・糖分は脳の栄養となり、即効性もあります。集中力を高めるカフェインも含まれるためオススメ!
- ガム・・・・・・ガムを噛む、口を動かすという行為はリラックス効果をもたらします。高い集中力をもたらすので、ガムを嚙みながら勉強してもいいでしょう。
- 緑茶・・・・・・カフェインは脳の機能を高めます。記憶力や注意力もアップするので、積極的に飲みましょう。ただし摂りすぎには注意で、一日に1~2杯までにしてください。
- ハーブティー・・脳をリラックスさせる効果があります。メントールの香りはドーパミンの量も増やすので集中力アップも期待できますよ。
最終日なのにどうしても終わらない時には・・・
ここまでは効率よく終わらせるためのポイントをお話しましたが、冬休みも終わるのに宿題をためてしまってどうしようもないという場合もあるでしょう。
次はそんなときの対処法もご紹介します。
①出来るものから片づける
時間がないときには、とにかく出来るものをやってしまいましょう!
具体例を見ていくと、
- 書き初め・・指定された枚数を書いてしまう。
- 日記・・・・単調なもので良いのでとにかく書く!天気はネットで調べる。
- ドリル・・・時間をかけず、解けるものからちゃっちゃとやること。わからない所はあきらめる。
このような感じです。
②インターネットを活用する
今の時代、インターネットやアプリを使いこなすのも一つの方法。自由研究はさきほど挙げたようにアプリで調べて参考にするのも良いです。
どうしても時間がない場合には、他の人がやっているような自由研究をちょっとマネしてみる・・・という手段もありますね。
他にも、算数の解き方を教えてくれるアプリ、読書感想文を書くためのサポートをしてくれるアプリなどもあるので、上手く活用してみてください。
③手伝ってもらう
もう自分で書いてる時間もない、というときは最終手段です。親や兄弟に頼んでみましょう。とくに歳の近い兄弟がいる場合には考え方も筆跡も似せやすいです。
それでもダメは場合、代行業者に頼むこともできますよ。
これらはあくまで最終日で本当に困っている場合の最終手段で、オススメできるものではありません。
まずは最初にきちんと計画を立て、自分の力だけで終わらせるようにしましょう。
親はどこまで手伝うべき?
小学生のうちは、親の関与もある程度必要です。ただし直接的にやるというのではなく、手伝いをする、と覚えておきましょう。
まず、小学生のうちは計画表をうまく作れない子供も多いでしょう。そこで親のみなさんは子供の意見を聞き、どう進めていったら良いのかを一緒に考えてあげてください。
タイムスケジュールの時間配分などをサポートしてあげましょう。それからもう一つ大切なのは、子供のやる気を向上させてあげること。
「〇〇まで終わったらおやつ食べていいよ」
「〇時までやったら遊びにいってきていいよ」
というご褒美の声かけをしてあげてください。それだけでも子供のやる気が全然変わりますよ!
また目標まで終わらせるとゴールシールが貼ってもらえるなど、何気ないご褒美でも嬉しいものです。
子供が喜ぶようなサポートはどんどんしてあげてくださいね。
冬休みの宿題をもし提出しなかったらどうなる?
頑張ったけど、どうしても終わらなかった。この場合、宿題は出さなくてもいいのでしょうか?
結論から言うとダメです!
なぜなら、こういった提出物は通知表の評価に繋がるから。
どんなにテストを頑張って良い点を取っても、提出物をちゃんと出していなければ通知表の評価は上がりません。そしてこういった通知表の評価は、今後の入試などの評価に直接繋がります。
学校によっては通知表が評価の50%を占める場合もあるので、提出物を侮ってはいけません。たとえ間に合わなくても、遅れてでもちゃんと提出するようにしましょう!
まとめ
- 冬休みは楽しいイベントなど誘惑が多く、どうしても宿題がたまりやすい
- 多様な宿題が出るため、全体量を把握し、最初にきちんと計画を立ててから始める必要がある
- 集中力を持続させるためにはこまめに休憩を取ったり、音楽を聞いたりしてリフレッシュしながらやることが大切
- どうしても終わらない場合はアプリを活用したり、他の人に手伝ってもらってちゃんと最後まで終わらせること
冬休みの宿題を一日で終わらせるためには、とにかく計画を立てることと集中して取り組む姿勢が大切です。そうすれば必ず終わらせることはできます。
この記事を読んでくれたあなたは、きちんと計画的に宿題することができるはず。
今年こそ充実した冬休みを過ごすため、家族にも協力してもらいながらどんどん宿題をやっていきましょう!
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