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2022年の初日の出!函館の穴場スポット5選!防寒対策やマナーは?

『一年の計は元旦にあり』!

新年、初日の出と聞いたら、いちばん最初に浮かぶ言葉です。

襲いかかってくる睡魔をふりきって、初日の出を拝めたら、充実した1年が送れそうですよね。

函館で初日の出スポットといえば、やっぱり五稜郭タワーと函館山展望台が有名です。

地元民たちの間では、まず函館山で開催されるカウントダウンのイベントに参加して、そのまま五稜郭タワーへ移動し、無料で提供されているドリンクを片手に初日の出を拝む、というのが定番コースになっています。

でも実際は、もの凄く混むので、初日の出どころじゃないんです。

少しでも出遅れると いい場所は確保できないし、スマートフォンでの撮影会もはじまってしまうしで、ゆっくり鑑賞するどころではありません。結局、他人の後頭部と天高く伸びた腕を眺めて終わってしまったことがありました。せっかく行ったのに、こんな状態じゃガッカリですよね。

どうせなら、

  • 「ゆったりと ご来光を拝みたい」
  • 「家族や恋人と、きれいな初日の出を見たい」
  • 「ご利益をひとりじめしながら、幸せを願いたい」

という方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、函館で初日の出が見れる穴場スポットと現地でのマナー、そして防寒対策についてご紹介します。

初日の出 函館の穴場スポット5選! その1:啄木小公園

まず最初にご紹介するのは啄木小公園です。津軽海峡に面した、大森浜にあります。

この公園に到着して、まず目を惹くのが石川啄木の座像です。

生前、「死ぬ時は函館で死にたい」と言っていたほど、函館を愛していた啄木。そんな啄木を偲んで、1958年に寄贈されました。

ここは、あまり人気がなく、訪れる人も少ないです。年越しイベントなども開催されないので、ゆっくり鑑賞できます。函館の観光地のなかでも、とてもマニアックな場所で、湯の川温泉へ向かうついでに立ち寄るといったイメージです。

この公園のビューポイントはです。津軽海峡から昇るオレンジ色の朝陽は、とてもロマンチック! 石川啄木と一緒に記念撮影するのもいいですよ。

啄木小公園

  • 所在地 〒040-0022 北海道函館市日乃出町
  • 無料駐車場(10台)、公衆トイレあり
  • 函館市観光案内所 0138-23-5440
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Google マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。

新型コロナウィルスの影響で休業・営業内容を変更している場合がありますので、ご訪問の際には こちらへお問い合わせください。

初日の出 函館の穴場スポット5選! その2:恵山(えさん)岬灯台

次にご紹介するのは、函館市街からは少し遠いですが、亀田半島の東端にある恵山岬灯台です。恵山道立自然公園に指定されている、恵山灯台公園に建っています。

ここは太平洋に突き出した断崖絶壁の岬で、津軽海峡と太平洋が望めるビュースポットとなっており、美しい白亜の大灯台は『日本の灯台50選』に選ばれています。

初日の出の時間帯は、近くにある『ホテル恵風』の宿泊客やライダーで賑わいますが、そこまで混みません。ちなみに『水無海浜温泉』という無料で入浴できる温泉があるのですが、その名のとおり海岸の波打ち際にある天然の露天風呂です。温泉につかりながら、ゆっくり日の出鑑賞…といきたいところですが、やはり冬はつらいです。

しっかり防寒対策をして向かいましょう。

恵山岬灯台に朝日が昇る様子は、こちらをご覧ください。

恵山岬灯台

  • 所在地 〒041-0605 北海道函館市恵山岬町
  • 無料駐車場(15台)、公園内にトイレあり
  • 函館市役所 椴法華(とどほっけ)支所産業建設課 0138-86-2111
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初日の出 函館の穴場スポット5選! その3:立待岬(たちまちみさき)

函館山の、ちょうど左端にある岬で、ここからもイカ漁の漁火や津軽海峡を一望することができます。お天気がよければ、下北半島も くっきり見えます。

ここは かつて、外国船の往来を監視する、北方警備のための台場がつくられたり、函館要塞の背後を守る要塞が築かれたりと歴史が深く、ここを訪れる観光客も少なくありません。付近には北海道の花であるハマナスが咲く公園があり、与謝野鉄幹・晶子夫妻の歌碑も見ることができます。

比較的、行きやすいところではありますが、ここも あまり混みません。最近はコロナウィルスの影響もあって、とても静かなようです。

これといってインスタ映えするような華やかな場所ではないですが、雪景色を照らしながら昇ってくる朝日は とても神秘的!

昔は手すりがなく、とても危険な場所でしたが、今は しっかりと整備されて安全対策はバッチリ。1度訪れたら、2度、3度と行きたくなる魅力的なスポットです。

立待岬に朝日が昇る様子は、こちらをご覧ください。

立待岬

  • 所在地 〒040-0000 北海道函館市住吉町
  • 無料駐車場(40台)、公衆トイレ(身障者用)あり
  • 函館市観光案内所 0138-23-5440
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初日の出 函館の穴場スポット5選! その4:八幡坂(はちまんざか)

八幡坂は函館・元町にある有名な観光地で、かつて、この坂を登りきったところに函館八幡宮があったとされるため、この名がつきました。

函館山の夜景と並ぶビュースポットで、函館での定番のロケ地となっています。地元では食器用洗剤のCMが有名で、通称『チャーミーグリーンの坂』とも呼ばれています。

傾斜が急で、登りきるのは大変ですが、まるで富士登山に成功したかのような達成感も味わえます。

坂を登り、ちょうど函館修道院のあたりで うしろをふり向くと、函館港・街なみ・函館山が目の前に広がり、港に展示されている青函連絡船記念館摩周丸まで一望できます。

昼間は たくさんの観光客で賑わいますが、早朝は とても静か。行き交う人は誰もいないので、いつもとは違う特別感が味わえますよ!

冬はロードヒーティングが敷かれているので、初日の出を拝んだついでに、ゆっくりお散歩してみるのもいいですね。

八幡坂

  • 所在地 〒040-0053 北海道函館市末広町
  • 有料駐車場(函館市元町観光駐車場)、八幡坂ぞいに公衆トイレあり
  • 函館市観光案内所 0138-23-5440
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初日の出 函館の穴場スポット5選! その5:元町公園

最後にご紹介するのは、旧函館区公会堂の真下にある元町公園です。

現在の『はこだて』という地名が誕生した、函館の原点となる場所でもあります。

室町時代、松前藩の初代藩主となる武田信広とともに、津軽からやってきた河野政通が、この場所に箱型の館を築いたことが きっかけだそうです。

見晴らしのいい公園内には開拓時代の建物なども残っており、『日本の歴史公園100選』に選ばれています。

この公園は、元町散策の合間の休憩ポイントに ちょうどいいです。公園からは函館港はもちろん、五稜郭タワーも望めるので、見晴らしは最高。

夜景もロマンチックですが、太陽が昇る瞬間も素敵ですよ!元日の朝は がんばって早起きして、元町公園からの景色を ひとりじめするのも おすすめです。

元町公園

  • 所在地 〒040-0054 北海道函館市元町12
  • 周辺に有料駐車場(函館市元町観光駐車場)、公衆トイレ(身障者用)あり
  • 函館市観光案内所 0138-23-5440
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初日の出の防寒対策とマナー

冬の函館は、とても寒いです。

函館の1月の平均気温は氷点下2.6度、最低気温は6.2度です。日によっては さらにマイナスになり、それにともなって体感温度も低くなります。

それでも、函館は北海道の南側にあるので、札幌と比べても気温は高く、雪も少ないですが、そのぶん 海からの冷たい風を一身に浴びることになるので、寒さが厳しいのです。

市街地と元町エリアを比べても、かなり差があります。

街のなかを観光するぶんには、人どおりもあるし、建物も軒を連ねているので、そこまで寒くはないですが、やはり元町公園や函館山展望台は標高が高くなるので、薄いコートだけでは不安です。

それに、今回ご紹介した日の出スポットは、海岸ぞいの公園と見晴らしのいい岬が大半をしめているので、しっかりとした防寒対策が必要になります。

それでは、具体的には どんな格好が好ましいのでしょうか。ここから詳しく、ご紹介します。

防寒対策

マフラー、手ぶくろ、イヤーマフはもちろん、フード付きのダウンジャケットも必須です。さらに路面は凍結し、アスファルトが氷に覆われる『ブラックアイスバーン』と呼ばれる危険な状態になっているところもあるので、滑り止め付きの冬靴もあるといいですね。

防寒下着の重ね着やホッカイロを使うのも、かなり効果があります。

ホットコーヒーや、あたたかい甘酒などを買ってカイロ代わりにするのも、体のなかもあたためられるので最高です!

ダウンジャケットなどの中の服装にも、こだわりたいところです。

ジーンズやレザー素材のものだと、外気にあたると冷たくなってしまうので、コーデュロイ生地やコールテン生地といった、暖かい素材のものがおすすめです。

ちなみに、滑り止め付きの冬靴が難しい場合は、ブーツなどに後付けできる滑り止めもあります。雪が降っていたり、積もっていたりすると、靴やコートが濡れてしまいますので、事前に防水スプレーや撥水スプレーをかけておくのもいいですよ。滑り止めや防水スプレーなどはAmazon・楽天で購入できます。

初日の出 見学のマナー

特別なルールなどはありません。

ですが、みんなで楽しむ場所ですので、ゴミは散らかさない、喫煙所以外のところでタバコは吸わないなど、基本的なマナーは守りたいですね。人がたくさんいる場所ではマスクの着用も徹底しましょう。

まとめ

この記事では、函館で初日の出を見られる穴場スポット5ヶ所と防寒対策、そして初日の出を見学するときのマナーをご紹介しました。

おさらいすると、

 

  1. 初日の出を見るときは定番スポットより穴場スポットがおすすめです。
  2. あまりメジャーではない穴場スポットにも深い歴史があるので、遠い時代に想いを馳せてみるのも おすすめです。
  3. 初日の出スポットでは、基本的なマナーを守りましょう。 しっかりとした防寒対策も忘れずに!
  4. 新型コロナウィルスの影響で休業・営業内容を変更している場合がありますので、電話で事前に確認してから ご訪問ください。

地域によって日の出の時間は様々ですが、早いことに変わりはありません。

普段からして起きられないのに、元日だからといってシャキっと目覚められるわけもなく…。北海道は大晦日の夜から お酒を呑んで、おせち料理を食べて、一足先に正月気分に突入してしまうので、自然と寝正月になってしまう傾向が強いです。(わが家だけかもしれませんが…)

ですが、やはり『一年の計は元旦にあり』!

テレビで放送しているカウントダウン番組や、その地域で開催しているイベントに参加して気分を盛り上げてから、ありがたいご来光を一身に浴びに行くのもいいですね。

ちなみに初日の出は、その年の いちばん最初に見る縁起物。朝日と一緒に、神様も訪れるそうです。静かに手を合わせてお願いごとをしたら、なんでも叶えてくれそうですよね!

1ヶ所でじっくり朝焼けを眺めるのもいいし、何ヶ所か巡ってパワーを たくさん浴びるのもいいと思います。この記事を きっかけに、お気に入りのスポットを見つけてみてください。みなさんにとって、2022年も充実した実りの多い1年になりますように!

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