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3学期始業式挨拶例文!生徒指導の先生から中学生に伝えるべき内容は?

今回の記事を読むことにより、3学期に中学生の1年生、2年生、3年生それぞれで生徒たちにどのように挨拶を言えばいいか。中学生が3学期に突入したときにどんな感情や気持ちを持ちやすいのかをピックアップしながら解説します。

その中でも生徒指導の先生を担当している方にスポットを当てながら話を進めていきます。

生徒指導を行う先生方は生徒たちに注意して風紀を正していく反面文句を言われること、憎まれ口を叩かれることもあるでしょう。

私の例では、中学生の頃生徒指導の一環で携帯電話をその日の朝の会のときに回収して授業中いじったりできないようにする決まりになっていました。

しかし、それに従わず携帯電話を渡さなかったりタバコを隠れて吸っており見つかり全校生徒の前でその出来事を先生が話したといったこともありました。

そのため、指導を担当はストレスが溜まりますし気が抜けないのも事実です。

  • 3学期は他の学期より何か重たい感じがするので気の利いた言葉はないかな
  • 生徒指導して各学年で挨拶の言葉探しを参考にしたい方
  • 生徒指導を行う際の参考にしていきたい

など生徒の指導を行いながら、1人1人の生徒と向き合い、個性や人格を尊重していきながら自分から行動してもらえるように教育をしていきましょう。

そうすれば生徒たちも自らの行動や言動を悔いたりして、問題や先生との関係にひびが入ったりといったことも減っていくはずです。

3学期とは中学生にとってどのような意味がある?

小学生のときとは違い中学生になると心情や気持ちにも変化が生まれてきます。

例えばですが、小学生の頃は楽しみに学校に行って先生の言われた通りのことだけ実行していれば成績も良くなることが多かったですし、当然勉強の難易度も易しいです。

しかし、中学生になると小学生の知識をフル活用に加えてそれぞれの科目のスペシャリストが生徒たちに勉強を教えていくスタイルに変更になります。

そのため、あの先生好きだけどさっきの先生嫌いといったことが日常茶飯事です。

ですが、臨機応変に科目ごとに勉強の仕方を変えたり黒板に書かないタイプの先生の場合はどう暗記したりするのかを考えてほしいと願っています。

3学期は、1学期、2学期と月日を重ねてきたので勉強法を確立できていて自信がついている生徒もいますしいい成績が残せず落ち込んでいる生徒もいたり千差万別です。

総まとめの期間であることはまちがいないし、学年最後は内申点に今後響く可能性も高いので集中力が上がっていき自分で勉強を積極的にする期間です。

そういった意味でも3学期がついに始まったという気持ちや、今後高校の進路がどうなっていくのかという不安感と焦燥感いっぱいの時期とも言えるでしょう。

3学期の始業式挨拶例文!生徒指導の先生から中1に伝えることは?

中学1年生の場合だと、まだ入りたてのため小学生気分が抜けていなかったりすることがあります。

そんなときには、

「小学生と違い大人に一歩前進したのだから最低限ネクタイをしっかり結ぶこと、人にどう見られているか考えながら行動しよう。」
「始業式が終わった後で友人関係や環境も変化するけど自己紹介や身だしなみをきちんと整えておけば相手に好印象を持ってもらえるよ。」

伝えるポイントとしては、まだ初めてで右も左も分からない状態にも関わらず不安になることは言わないようにしたいものです。

相手の言っていることに耳を傾けて話を聞いておくこともポイントになります。

「相手の話を聞いて意見を尊重して行動することが大事で、今後面接や面談など緊張する場面でも傾聴力は役に立つよ。」

など一声かけて不安を取り除いてあげましょう。

人の話を聞く力というのは簡単なようで難しく、自分の場合だと面接のときに考え事をしていて相手の話を聞いておらず、トンチンカンなことを言ってしまい空気を悪くしたことがあったので、聞く力が今後も重要だよということを早い段階に気がついてもらう必要があります。

3学期の始業式挨拶例文!生徒指導の先生から中2に伝えることは?

生活指導を行う中で中学2年生になると、悪さをしだしたりタバコを隠れて吸ったりお酒を飲んだりする生徒が1年生のときに比べて一定の確率でいます。

1年生のときは中学での集団生活や規律などに戸惑うことも多く学校生活に慣れること自体が大変であるケースもあります。

しかし、中学2年生になると学校生活にも慣れ始め余裕が出始めるので勉強をせずに内申点を気にすることなく非行にはしることがあります。

「3年生になったらタバコやお酒をしている時間などないよ。時間はどんどん過ぎていくし待ってくれないよ。」
「あのとき勉強しておけば良かったのに。そしたらもっといい高校に行けたのにと後悔しても後の祭りだよ。」
「3年生に向けて息抜きするのもいいけど、羽目を外すとあとでしっぺ返しがあるよ。」

など3年生に向けた言葉や多少厳しいことを言って、自主的に勉強してもらうように生徒たちを鼓舞する必要があります。

2年生の頃私も勉強のやる気が出ず嫌いな授業(数学など)で寝たり、しゃべっていたら指導の先生から「もっと真面目に勉強しないと将来が暗いぞ」と半ば脅しの口調で言われたことがあります。

人間やればできるもの、自分はできるんだとポジティブな気持ちになるように頑張れ!と声をかけるだけでも活力が湧いてきます。

2年生から3年生への大切な知識を蓄えて心身ともに大きく発達する時期でもありますから優しい目で成長を見届けていきましょう。

3学期の始業式挨拶例文!生徒指導の先生から中3に伝えることは?

中学3年生になるといよいよ受験する生徒も多くなってきて空気がぴりついた感じがしますのでクラスの雰囲気にもその毒牙は影響してきます。

そんな中でも生徒指導の先生は率先して、生徒のメンタル面をサポートしてあげたり先生に得意科目があるなら教えて学力を少しでも向上させることに努めましょう。

勉強と同時に自我を目覚めさせる(自分は今後どう生きていくか、どう向き合うかを自分に問うこと)ことも必要になります。

何故かというと、勉強を教えてもらいそれぞれの科目の知識のレベルの底上げを行うことも大切ですが自分で今後を考えていくと一種の危機感を抱くことも多々あります。

人間は、ポジティブな感情よりもネガティブな感情の方が反骨心が芽生え人を動かすといったデータもあります。

確かに私も、悔しいと思うことや見返してやるなど負の感情の方がいつもより力を出せるような気がしてなりません。

以前資格試験を受験した際に1度落ちた試験をもう一度受けることになり、絶対落ちたくないといった想いが「勉強して合格するぞ」自分を突き動かすといったことがありました。

そういったことは、私だけではなくおそらく誰しもが人生で何回か経験しているのではないでしょうか。

受験生には「頑張れ! 君ならできる」「合格できるように先生もサポートする」といった声掛けをしている先生も多いはずです。

しかし冷たい言い方になるかもしれませんが、マイナスのことを言ったほうが効果についても出ることもあります。

「受験は人生を決める舵取りになるかもしれないのに、遊んでいたらもうどの高校にもいけないよ」
「今まで勉強してきた意味なんだろうね。試験に失敗したらお金の高い私立にいくことになるかもしれないよ。 親に負担かけちゃうよ」

かなり冷酷な言い方になりますが、優しい言葉をかけるよりも反骨神をくすぶる手助けにもなります。

後悔のない中学生活を過ごして笑って卒業したいですよね。

3学期の始業式挨拶例文!校長から生徒に伝えることは?

生徒指導の先生とは異なり校長先生の場合は、叱りつけるような言い方もいいですが全校生徒に向けて話すため下手をすると生徒のやる気を奪ってしまうかもしれません。

校長先生は学校の責任者でもあるため諭すような言い方が最も良いでしょう。

以下は始業式の挨拶例です。

おはようございます。クリスマスや正月は楽しく過ごすことができましたでしょうか?
3学期はそれぞれの学年で過ごす最後の年になりますね。

1年生の方々は中学最初の総復習で1年間環境も変化し勉強が難しくなっただけではなく、友達との交流も変わり大変だったと思いますが、あと少しで2年生ですのでクラス替えなどワクワクすることも多いでしょう。

2年生の方々は、冬の林間や行事ごとがあるので3年生に向けてスポーツを楽しむこと、そして3年生に向けてしっかり衛生面にも注意しながら3年生に進級していきましょう。

3年生の方々は、中学最後の集大成の受験が待ち構えています。
私立高校に行く方は受験はもうないからと騒ぐのではなくなるべく静かにして勉強しやすい環境を整えてあげましょう。

受験する方々は今まで学んできたことを頭の中でフル回転させて受験という難敵に挑みましょう。

「絶対大丈夫!」と高津監督も言っていましたが自分は大丈夫だと言い聞かせていきましょう。
そして新鮮な気持ちで巣立っていってください。

頑張らずに「後でいいや」とか「まあいいか」と思わず悔いなき選択と努力をしていってください。

以上になります。

かいつまみ、自分の言葉を加えていきながら是非アレンジしてみてください。きっと素敵な挨拶ができるはずです。

趣旨は異なりますが挨拶の参考例になります。

まとめ

中学生はそれぞれの学年で生徒指導を行っている先生でも生徒たちに実行してもらいたいのは自主的に勉強してもらい後悔しない人生を今後も歩んでいってほしいということです。

そのためには、ときにはきつい言い方にもなってしまうかもしれませんし聞いたほうは嫌になってしまうかもしれません。

しかし、それも愛の鞭なので多少は仕方のないことです。

それぞれ中学1年生、2年生、3年生の生徒指導の先生が何を言えばいいかの参考例と校長先生が3学期の始業式の挨拶の例などを紹介しました。

少しでも参考にしていただき、日々生徒たちを光に導いてください。きっと生徒たちに感謝されますよ。

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