後継者問題や眞子さまの結婚などのニュースをテレビやラジオなどで見たり聞いたりして、関心をおもちになられている人が多いのではないでしょうか?
天皇皇后両陛下や皇族の方々とちかい距離でお目にかかれるときといえば、皇居一般参賀ですよね。
皇居一般参賀は1月2日に行われる「新年一般参賀」と、天皇誕生日の2月23日やご即位などの時に行われる「一般参賀」の2種類あります。
2月23日に行われる「一般参賀」については、「新年一般参賀」の開催情報のあとに発表されることが多く、ここではおもに「新年一般参賀」について書かせていただいています。
では、2022年の「新年一般参賀」は開催されるのでしょうか?
どんな行事で、場所はどこで開催されるのだろう?事前の申し込みはいるのかな?いらないのかな?
天皇皇后両陛下のほかに皇族の方はだれが出席されるのかな?
普通に生活していたら、お目にかかれる機会もすくないので、わからないことが多いことでしょう。
さまざまなニュースで皇族に関心おもちになり、皇族が好きになられたひとも多いのではないでしょうか。
この記事では、皇族が好きで『2022年の「新年一般参賀」に参加してみたい』あなたのために書かせていただきました。
私がおすすめする皇居周辺のスポットや宿泊施設もご紹介させていただいていますので、ご参考になさってみてください。
皇居一般参賀2022は開催される?
毎年1月2日に皇居にて開催される新年一般参賀を、楽しみにされている方も多いことでしょう。
2021年は新型コロナの感染拡大により、中止されたため残念に思われている人も多いことでしょう。そこで、2022年の新年一般参賀は開催されるのか? 開催されないのか? 気になるところですよね。
宮内庁によりますと、残念なことに「2022年の新年一般参賀は開催しない方向」で検討しています。
現在、新型コロナの感染者は落ち着いてきていますが、感染の再拡大がみこまれることが理由との事です。
現時点では確定していませんが、よほどのことがない限り、開催されないでしょう。
また、一般参賀は天皇誕生日の2月23日やご即位などの時にもありますが、新年一般参賀と分けて発表されますので、興味のある方は報道などでご確認されるとよいですよ。
2021年の新年一般参賀は新型コロナの感染拡大のため開催されていません。かわりに、天皇陛下から全国民にむけて、お心のこもったビデオメッセージを公表しました。
2022年の皇居一般参賀の開催については正式に宮内庁から、発表があるまでお待ちになってください。
2022年も開催しないのであれば、2年連続でビデオメッセージを公表することになるでしょう。
新型コロナの感染拡大は全世界的におこっているので仕方ないのですが、何度も連続して開催されないと少しさみしく感じるものですね。
皇居一般参賀とはどんな行事?場所は?
毎年、皇居にて開催されている新年一般参賀がどのような行事か知っている人は少ないのではないでしょうか。
皇居にて開催される新年一般参賀は、毎年1月2日に皇居にて天皇皇后両陛下が国民から祝賀をお受けになる行事です。
私たち日本国民にとっても、天皇皇后両陛下や皇族の方々とちかい距離でお目にかかれる貴重なイベントとなっています。
日本国民にとっても一大イベントとなった新年一般参賀はいつから始まったのでしょうか?
新年一般参賀が開催され始めたのは、1948年1月1日からです。開催され始めておよそ70年と、ごく最近できた行事だったのです。
当時、お出ましはなく、1951年からはじめてお出ましになりました。1953年からは行事の都合により、新年一般参賀の日が2日に変更になりました。
その後、宮殿造営のため一時的に中断されましたが、1969年1月2日から現在の宮殿で行われるようになりました。
新年一般参賀の流れをかんたんにまとめますと、次の7ステップになります。
- 皇居外苑(皇居前広場)に集合する。
- 皇居正門(二重橋)を通って入る。
- 皇居宮殿、東庭(とうてい)で、お出ましを待つ。
- 天皇皇后両陛下が皇族方とご一緒に宮殿のベランダにお出ましになられる。
- 参賀者から祝賀をおうけになられる。
- 天皇陛下がお言葉を述べられる。
- 坂下門(さかしたもん)、桔梗門(ききょうもん)、大手門(おおてもん)、乾門(いぬいもん)のそれぞれから退出する。
新年一般参賀の会場は皇居宮殿の東庭で開催されます。事前の申し込みは必要なく、どなたでも入ることができますよ。
皇居外苑(皇居前広場)で警察官による手荷物検査とボディチェックをうけることが義務付けられていますが、クリアすれば参加条件はありません。
もちろん、外国人の参加もOKですよ。
2021年は開催されませんでしたので、2021年をのぞいた過去3年間の参賀者数は、2020年は68710人、2019年は154800人、2018年は126720人と毎年、6万人をこえる混雑状況になっています。
こんなにたくさんの人が集まるのだから、新型コロナの感染拡大をかんがえて2022年の新年一般参賀を開催しない方向で検討するのも当然ですよね。
陛下がいらっしゃる時間帯は?ご参加される皇族の方は?
新年一般参賀を2022年は開催しない方向で検討しており、2021年は開催されませんでした。新年一般参賀が最後に開催された2020年のデータをもとにご説明させていただきます。
※2022年のものではないので、変更がある場合があります。
天皇皇后両陛下のお出ましは午前10時10分ごろから、5回予定されています。ただし、ひどい悪天候の場合は中止される場合があります。
- 1回目 午前10時10分ごろ
- 2回目 午前11時00分ごろ
- 3回目 午前11時50分ごろ
- 4回目 午後01時30分ごろ
- 5回目 午後02時20分ごろ
正門の開門は午前09時30分~午後02時10分までとなっています。
参賀者が多い場合、皇居外苑(皇居前広場)から入門するまでに2時間以上かかる場合があり、開門時間内であっても参賀会場への参入を終了することがあります。
ご参加される皇族の方は上皇夫妻、天皇皇后両陛下、愛子さま、秋篠宮殿下夫妻、佳子さまが予定されています。
眞子さまは小室圭さんとご結婚し、皇族よりはなれました。愛子さまがちかく20歳をむかえられるので、ご参加予定とのことです。
愛子さまが初参加されるので、お目にかかりたいところですが…
宮内庁は開催しない方向で検討しているので、成人された愛子さまをお目にかかれるのは、もう少しあとのことになりそうですね。
陛下を近くで見たい!
【独自】新年一般参賀 来年1月2日も実施しない方向で宮内庁が検討(TBS系(JNN))#Yahooニュースhttps://t.co/1MRgtz22mZ
— グリーンカレー (@kuma_laser) November 18, 2021
新年一般参賀に行かれたら、どうしても天皇皇后両陛下のお顔をお目にかかりたいものですよね?
もっと近くでお目にかかりたい気持ちは、参賀者のみなさん同じ気持ちではないでしょうか。
会場の皇居宮殿の東庭であれば、どこにいてもだいたいはお目にかかれますが、なるべくよく見えるところにいたいものですよね。警護の関係上、あまりにも近くで見ることは難しいのですが、見えやすい場所はありますよ。
それは、天皇皇后両陛下の正面付近です。
ある程度の距離はしかたないのですが、斜めからと正面からとでは大きく見えやすさがちがうものです。
そこで、気になってくるのが見えやすいポイントに場所取りできるのか?と、いうことではないでしょうか。
花見や運動会のような場所取りはNGです。立っている状態での移動や場所の変更はいいので、見えづらかったりした場合は移動してもかまいませんよ。
新年一般参賀の開催される皇居宮殿の東庭までは混雑どあいにもよりますが、時間が2時間ほどかかる場合があるので、お出ましになる時間の2時間~2時間半ほどまえには皇居外苑(皇居前広場)に集まるとよいでしょう。
スマホなどを高くあげて写真撮影などをしているひとが多いのですが、自分のことだけでなく、まわりや後ろの人たちのことも考えて、何枚か写真をとったら少しさげてあげたりするといいでしょう。
皇居一般参賀のマナーは?
服装はこれがダメとかいうきまりはありませんが、歩きやすい靴でいかれるとよいですよ。坂道や砂利道のところがあり、ヒールなどは転倒事故になりやすいので、避けられたいいでしょう。
待ち時間が長くなることがありますので、暖かい服装やカイロなどで寒さ対策はしっかりしましょうね。
参加した人には国旗が無料でくばられますが、あの国旗は1本1本手作りされていて数に限りがあるので、すべての人にくばられるとは限りません。
もし、手に入ったらいい思い出とともに、いい記念になるのではないでしょうか。
新年一般参賀にきた記念に写真もとりたいですよね?
スマホで写真や動画をとってもOKですよ。
でも、自撮り棒や三脚・脚立などを使用する行為、商業目的で撮影は禁止されていますので、ご注意ください。
タバコを吸うための喫煙所はあるのか気になるのが愛煙家のみなさまでしょう。
皇居は天皇皇后両陛下のお住まいですよ。
『喫煙等火災の危険がある行為をしないこと』と禁止事項にもかいてありますが、普通にひとの家でかってにタバコを吸うことと同じですよね。
トイレは皇居外苑(皇居前広場)にも仮設トイレが設置されますが、毎年多くの参賀者がこられるので、混雑することが予想されるので、事前にすませておくほうがよいでしょう。
新年一般参賀はめったにはいれないところに入れる特別な日です。マナーを守っていい思い出にしましょうね。
新年に行きたい皇居周辺のおすすめスポット3選
外桜田門。大老井伊直弼が暗殺された場所でもある。 pic.twitter.com/YecqeiwSCz
— 真庭ふしぎ@風来人 (@fusigi_plants) August 13, 2018
新年一般参賀にきたら、ちょっとちかくのスポットに足をはこんでみてはいかがでしょうか。皇居周辺はランニングコースだけでなく、様々なスポットがありますよ。
ここでは私がおすすめするスポットを3つ紹介させていただきます。
外桜田門(桜田門)
明治維新のさいに大老・井伊直弼が暗殺された「桜田門外の変」で知られていますよね。
外桜田門は国指定重要文化財になっている城門で、江戸城の『無血開城』をはたした官軍が入城した城門と伝えられています。
私は日本史では明治維新がすごく好きなので、友達と旅行したときは明治維新にかかわりあいのある場所や建物をよくおとずれます。
桜田門も例外ではなく、ちかくにいく予定があるときにはぜひ行ってみたいものです。
詳細情報
- 住所:千代田区皇居外苑1
- アクセス:桜田門駅より徒歩1分
二の丸庭園
二の丸庭園はかつて将軍の別邸や世継ぎの皇子の御殿があったとされる場所です。
明治時代以降、一時荒れ果てた状態になりましたが、いまでは江戸時代の図面をもとに整備と管理がおこなわれています。
見どころや風景について、YouTube動画がありましたのでご参考にしてみてください。
初夏にさく菖蒲の花がたいへん有名で、ニュースなどでご覧になったひとも多いでしょう。
新年一般参賀のときは、残念ながら時期がはずれていますが、都会のなかとは思えないほどのすばらしい風景ですので、ぜひおとずれてみてはいかがでしょうか。
季節ごとに様々な木や花を楽しめるので、私も一度はおとずれてみたいものです。
詳細情報
- 住所:皇居東御苑内
- アクセス:竹橋駅・大手町駅より徒歩12分
靖国神社
靖国神社は明治天皇のご意向よって1869年にたてられました。
『靖国』とは、「国を靖(安)んずる」という意味で、「平和な国家を建設する」「祖国を平安にする」という願いをこめて、明治天皇が命名されました。
私は各地にある神社によく行くのですが、どの神社もとても雰囲気があっていいものです。
地方に住んでいるので、靖国神社はまだいったことがないのですが、近くに行く機会があれば、一度行ってみたいものです。
詳細情報
- 郵便番号:102-8246
- 住所:東京都千代田区九段北3-1-1
- TEL:03-3261-8326
- アクセス:飯田橋駅(西口)・市ヶ谷駅より徒歩10分
皇居周辺のホテルや宿泊施設は?
地方から新年一般参賀にこられる人のなかには時間などの都合により、新幹線などをつかって、とんぼ返りする人もいるでしょう。
でも、新年一般参賀に参加してゆっくりと観光したい人が多いのではないでしょうか。
宿泊するのなら、どんな宿泊施設があるか、知りたいですよね?
ここでは、私がおすすめする宿泊施設を3つ、ご紹介させていただきます。宿泊施設をきめるときのご参考になさってください。
東京ステーションホテル
1915年につくられてから100年以上つづく歴史あるホテルです。
長い歴史のなかでさまざまなエピソードがあり、松本清張の小説『点と線』のトリックをつくったところでもあり、江戸川乱歩の推理小説『怪人二十面相』の舞台になったところでもあります。
ほかにも数多くの文豪たちに愛され親しまれた「東京ステーションホテル」。小説が好きな人なら一度は泊まってみたいホテルではないでしょうか。
アクセス情報
- 郵便番号:100-0005
- 住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
- アクセス:JR東京駅丸の内南口に直結。東京メトロ丸ノ内線東京駅より徒歩3分。
帝国ホテル東京
1890年に海外からの大事なお客様をお迎えする「日本の迎賓館」としてつくられました。
130年以上つづく歴史のなかで、受け継がれてきた伝統とサービスをたんのうしてみてはいかがでしょうか。
普段からビジネスホテルをよく使われている人でも、経験したことのないようなサービスをうけることができるはずですよ。
アクセス情報
- 郵便番号:100-8558
- 住所:東京都千代田区内幸町1-1-1
- アクセス:JR有楽町駅より徒歩5分。東京メトロ日比谷駅より徒歩3分。
ホテルメトロポリタン丸の内
JR東京駅日本橋口に直結していて、雨でもぬれずにいけますよ。
部屋からは東京の夜景が一望でき、東京駅の上空120mの高さにあるレストランではすばらしい景色と料理が楽しめますよ。
アクセス情報
- 郵便番号:100-0005
- 住所:東京都千代田区丸の内1-7-12
- アクセス:JR東京駅日本橋口に直結。東京メトロ東西線大手町駅B7出口より徒歩1分。
最後に
皇居一般参賀2022は開催される?場所は?陛下がいらっしゃる時間やマナーは?
- 皇居一般参賀2022は開催される?
- 皇居一般参賀とはどんな行事?場所は?
- 陛下がいらっしゃる時間帯は?ご参加される皇族の方は?
- 陛下を近くで見たい!
- 皇居一般参賀のマナーは?
- 新年に行きたい皇居周辺のおすすめスポット3選
- 皇居周辺のホテルや宿泊施設は?
皇居一般参賀といえば、毎年多くの参賀者があつまる一大イベントですよね。
私たち日本国民がふだんお目にかかることが難しい天皇皇后両陛下や皇族の方々を近くで見ることのできる特別な1日でもあります。
また、天皇皇后両陛下や皇族の方々にとっても私たち国民と接することのできる数少ないイベントでもあります。
1月2日に開催される「新年一般参賀」は、三が日ということもあり、毎年多くの参賀者が集まることでよく知られていますよね。
宮内庁では、2022年の新年一般参賀については「開催しない方向」で検討しているので、2021年の新年一般参賀、天皇誕生日の一般参賀に引き続き、開催しない可能性が高くなりました。
まだ正式に開催する・しないの発表はされていませんので、開催する可能性はゼロではありませんが、2022年こそは、参加してみたいと思われていた人には非常にざんねんなニュースでしたよね。
もし、開催しないのであれば2021年のように天皇陛下のお心のこもったビデオメッセージを公表してくれることでしょう。
私も毎年、お正月に「新年一般参賀」のニュースをみるたびに、いつも年が明けたと認識したものです。
2021年は新型コロナの感染拡大が心配され、開催されなかったので、少しさみしい気持ちになりました。かわりに、天皇陛下のお心のこもったビデオメッセージを公表していただき、うれしかったこともおぼえています。
1年で何回かしかお目にかかれない天皇皇后両陛下や皇族の方々…
2022年は開催されなかったとしても、2023年こそは開催してほしいですよね。
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