一夜飾りは縁起が悪い?鏡餅はいつ飾る?

私は毎年正月には玄関の締め飾りやプラスチック容器に切り餅の入った鏡餅を飾っていますが、皆さんは何か飾っていますか?

毎年飾るといっても、一年に一回の行事なので、お作法があるとしても覚えていない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はお正月飾りの縁起や作法について調べている人に向けて、一夜飾りとはどんなものか?正月飾りの扱い方とは?といった疑問について解説していきます。

一夜飾りは縁起が悪い?

そもそも一夜飾りとは?

一夜飾りとは、正月飾りを大晦日に飾りつけることです。

正月飾りはその年の神様(年神様)をお迎えする準備や目印として飾り付けるものです。

それを慌てて飾って手早く済ませてしまおうというのは年神様をお迎えするに対して誠意に欠けると考えられています。

また、年神様は31日に引継ぎを行うため、新しい年神様を迎えるにあたってお飾りが間に合わなくなってしまうという説もあります。

一夜飾りは縁起が悪い?

縁起が悪いとする説については、葬儀の準備を連想させるとして避けられています。

現代では終活などでお葬式の準備などを進めておくことがあるかもしれませんが、昔は医療が発達していないため、人が突然亡くなってしまうことが多くありました。

そのため、お葬式の準備(飾り)は一晩で準備しなければいけない状況も多くあり、式が終わったらすぐに片づけてしまうことからお葬式と同じ飾り期間=一夜飾りとして縁起が悪いと考えられています。

一夜飾りとなってしまった場合はお祓いは必要?

昔は年神様を怒らせてしまった!強力な神通力をもった神社に行ってお祓いをしてもらわなければならない!という考え方もあったようですが、現代においてはそこまで厳格に考える必要もないとされているようです。

鏡餅などの正月飾りはいつ飾る?

正月飾りはいつからいつまで飾るの?

正月飾りは12月13日以降ならいつ飾り始めても良いとされていますが、飾り始めるのに一番良いとされているのは12月28日とされていて、1月15日に片づけることとされています。

ただし、注意点として大掃除を28日までに終わらせて、部屋を清めた状態にしてから飾り付けるようにしましょう。

一年の汚れが溜まった状態で神様をお迎えするのは、日にちに関わらず失礼なことにあたりますよ。

お飾りを飾る期間は地方によって異なる場合があるので、お住いの地域のしきたりを調べてから飾るようにしてくださいね。

カレンダーも正月飾りになる?

「飾る」という意味では来年のカレンダーも壁や机に飾りますよね。こちらも正月飾りと同じような扱いをしなければならないのでしょうか?

結論から言うと、NOです。

カレンダーは年神様をお迎えするための正月飾りに該当するわけではないので、いつ飾ってもOKです。

飾っているカレンダーが終わった時に新しく切り替えましょう。

正月飾りを飾らない日がある?

次の2日間は避けるべきとされています。

12月29日は二重苦(にじゅうく)と読めること、31日は一夜飾りになってしまいます。

正月飾りの正しい処分方法は?

神社などで正月飾りを処分する方法は?

飾り終えた正月飾りは、神社のお焚き上げで燃やしていただくか、自分でお清めをしてから処分します。

どちらも難しい方は、年神様をお迎えしてくださった感謝の気持ちを込めてから、きちんとゴミとして廃棄すれば問題ありません。

その場合は、お飾りだけで袋に包み、自治体のルールに沿って処分するようにしてくださいね。

お焚き上げとは?

神社やお寺で古くなったお札や正月飾りなどを燃やすことです。直接持ち込んだり、郵送でも対応している神社仏閣もありますよ。

地方によってはどんど焼きなど呼び名が違うこともあります。

事前に申し込みが必要な場所もあるので、お焚き上げをお近くの神社で行っているか確認してからお願いするようにしましょう。

費用はどれぐらいかかるの?

相場は3,000円~10,000円程度です。

お守りなどの小さなものは専用の箱が常備され、無料で行ってくれる場所もありますよ。

同じ正月飾りを来年も飾る場合は?

最近の正月飾りはデザイン性が高く、1シーズンで捨ててしまうのがもったいないほどかわいらしいものが多く販売されています。

お気に入りのお飾りは特に捨ててしまうのは忍びないですよね。

こんなとき、来年も同じお飾りを飾ることはできるのでしょうか?

鏡餅などの食品ベースのお飾りは難しいですが、インテリアとしての目的をもって飾っている場合は翌年も飾ってよいとされています。

インテリア向けの正月飾りをお探しの方は通販サイトなどを覗いてみると、ガラスや木製の鏡餅が売られていたり、リボンのついたしめ飾りなども売られていますよ。

鏡餅の鏡開きとは?

鏡餅を飾る時期は正月飾りと同じですが、毎年1月11日に鏡開きを行います。

鏡開きとは、お供えした鏡餅を木槌などで割って食べることです。鏡餅を食べることで、年神様のパワーをいただくことができると言われているので、ひどくカビていなければお汁粉などにしていただくと良いでしょう。

鏡餅を割るときは、包丁を神様が嫌うため使うのはNGとされています。

まとめ 

今回は、一夜飾りがどういったものか?正月飾りや鏡餅を飾るタイミングや処分方法などについて解説しました。まとめると、

 

  1. 一夜飾りとは、正月飾りを大晦日に飾りつけることで、年神様に対して失礼であり、また、葬式を連想するため縁起が悪いとされている
  2. 正月飾りは12月13日以降ならいつ飾り始めても良いが、飾り始めるのに一番良いとされているのは12月28日。29日と31日は避ける
  3. 正月飾りを処分するときはお焚き上げで。難しい場合は感謝の気持ちをもってゴミで処分する

飾るスケジュールや処分方法が分かることで、今までなんとなくハードルが高いと感じていた正月飾りも飾ってみよう!という気分に少しでもなっていただけたら幸いです。

今まで正月飾りを飾ったことのない方も、今年の年末の大掃除の後はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました