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年賀状はLINEで返すのは失礼にあたる?返事の例文やマナーまとめ!

もう今年も終わりが近づいていますね。一年が過ぎるのは、本当に早いものです。

12月になると、そろそろ年賀状のことを考えないとならない時期になりました。ところで皆さんは、毎年「年賀状」を送っていますか?

ハガキの年賀状、またはLINEなどでメッセージを送る人も最近はとても多いですよね。

10代、20代の皆さんならば、物心ついたときからインターネットは身近だったので、ほとんどの人はLINEを使って年賀状を出しているのではないでしょうか。

私もLINEを使って友人や家族に新年の挨拶をすることが多くなりました。

そんななか、今でもハガキの年賀状を送ってくれる友人もいるのですが、いつも返信に困ってしまうんです。

「LINEで返したら失礼になるのかな?」

「やっぱりハガキで年賀状を返したほうがいいのかな?」

こんなふうに迷ったことはありませんか?

毎年のように同じ悩みが出てくるのですが、「まぁいいか」と何も考えずにLINEで済ませてしまうことが多いです。新年の挨拶は毎年のことなので、これを機にLINEでの年賀状の出し方について覚えておきませんか?

この記事では、年賀状をLINEで返信する際のマナーについてお話ししていきます。

  • 年賀状はLINEで返すのは失礼にあたる?
  • 年賀状の返事はいつまでに出す?文例は?
  • 年賀状をLINEで送付する便利なサービスもある
  • 年賀状を送りあう風習をやめたい場合は

一度覚えてしまえば、今後は悩むことなくスムーズに年賀状を返信できるようになるので、ぜひ参考にしてください。

年賀状はLINEで返すのは失礼にあたる?

仲の良い友達や家族から年賀状をハガキでもらった場合、LINEで返信しても構いませんが、わたし個人的にはハガキで返信することをオススメします。

なぜかというと、年賀状を作るには手間がかかるからです。ハガキの年賀状を作ったことがある人ならば、その気持ちはわかりますよね。

私も一時期、年賀状を作っていました。

早めに年賀状を買ったにもかかわらずWEBでイラストを探すのですが、すぐには決められずにしばらく悩むんです。そして、いつもギリギリになってポストに投函していました。

このように年賀状ができるまでには、かなり時間がかかるんですよね。

そんな手間をかけて送ってくれた相手に対して、LINEで簡単に送ってしまうのは少し気が引けませんか?

手間をかけてもらった分、こちらからも少し手間をかけてハガキで返信しましょう。コンビニなどに、イラストが入った年賀状が売っていますよね。それに、ちょっとしたメッセージを手書きで添えるだけでいいんです。

そんなに難しくはないですよね。親しい相手にも気遣いを忘れないことは大切です。

そして、仕事関係やあまり親しくない知り合いの場合、LINEでの返信は失礼になってしまうので、必ずハガキで返信するようにしましょう。

仕事が絡んでくるので、カジュアルな対応を取ってしまっては失礼になるので注意しましょう。

年賀状の返事はいつまでに出す?文例は?

最近ではハガキの年賀状を出す人は少なくなってきました。そのなかでも年賀状を送ってくれる人はいますよね。もらった年賀状に対して返信を送る場合、何も考えずに年賀状を返していませんか?

年賀状を出せる期間は決まっています。

遅くても「松の内」の1月7日までに相手に届くようにしなければなりません。

1月7日を過ぎてしまうと「寒中見舞い」になってしまいます。「寒中見舞いって何?」って思いませんでしたか?

年賀状はだれもが知っていますが、「寒中見舞い」を使う人は少ないので知らない人もいるでしょう。特に若い世代の10代、20代の人ならば聞いたことがないなんて人もいますよね。

寒中見舞いは「季節の挨拶」として送ります。

簡単にいうと「寒さが厳しくなりましたね」という意味で、1月8日~2月3日の間に出すものなので、この時期に新年のあいさつをしてはいけません。

もし年賀状を1月7日までに送り返すことができなかった場合は、年賀状としてではなく寒中見舞いとしてハガキを送りましょう。

実は私もそんなルールは知らず「1月中なら、まだお正月でしょ」と思っていたので、かなり遅い年賀状の返信をしていました。とても失礼だったんだなと、今さら後悔しています。

そして、もらった年賀状に対して使う文章もちょっと違ってきます。

基本の構成をご紹介します。

  1. 新年のご挨拶
  2. 年賀状をもらったお礼
  3. 遅れてしまったことのお詫び
  4. 最後に挨拶

これらを踏まえて例文を3つ作ってみました。

例文1)友人・家族宛て

あけましておめでとうございます。
素敵な年賀状をいただき、ありがとうございます。
新年のご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません。
今年もよろしくお願いします。

例文2)友人・家族宛て(写真付きの年賀状をもらった場合)

あけましておめでとうございます。
心のこもった年賀状をいただき、ありがとうございました。
新年のご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません。
お子さんたちもずいぶん大きくなりましたね。
ぜひ、また一緒にキャンプにでかけましょう。
ご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

例文3)仕事関係

謹んで新年のお慶び申し上げます。
ご丁寧な年賀状をいただき、ありがとうございました。
年末より帰省していたため、新年のご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません。
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。
今年も変わらぬご指導のほど、よろしくお願いいたします。

 

仕事関係では失礼にならないために硬い感じの文章で書いた方がいいでしょう。

友達や家族宛ての例文では少しかしこまった言い方に思えるでしょうが、お正月の挨拶としては基本的な文章です。

追加でメッセージを記入する際は、いつものあなたらしく書いたほうが親しみやすさが出ますよね。

LINEで返信する場合は、ポチっとすれば1秒で返信できるので問題ありませんが、ハガキの年賀状の場合は1~2日はかかるので早めに投函しましょう。

年賀状をLINEで送付する便利なサービスもある

ほとんどの人は普段からLINEスタンプを使ったり、もらったりしたことがありますよね。その延長で新年の挨拶も LINE のメッセージで送信するという人が多いのではないでしょうか?

そこで、LINEで年賀状を送ることができる便利なサービスをいくつかご紹介します。

1)スマートねんが(郵便局LINE公式アカウント)

郵便局のLINE 公式アカウント「ぽすくま」を知っていますか?

荷物の追跡・集荷や再配達の申込みなどをおこなうことができる便利なサービスです。

2020年までは、この「ぽすくま」の一部のサービスとして年賀状を作ることができたのですが、2021年12月より年賀状専用のアカウントサービスが新たにスタートします。

既にぽすくまのアカウントを登録している方は、メニューからスマートねんがにアクセスすることができます。

ぽすくまのアカウントとは別になるので、改めて「スマートねんが」のアカウントを登録する必要があります。

基本的には、以前の年賀状サービスとは変わりません。

LINE上で年賀状のテンプレートを選び、写真や文字を入れることはもちろん、動画を入れてLINEで送ることもできます。

そしてさらに、ハガキに印刷して送ることもできるんですよ。(さすがに動画はハガキには印刷できませんので、ご注意ください)

LINEで送る場合は無料で利用できますが、ハガキに印刷する場合は有料になります。

友達とは普段からLINEでやり取りしている人も多いので、LINEで年賀状を送信するのが便利ですよね。おじいちゃんやおばあちゃんに出すなら、ハガキの年賀状が好まれるでしょう。

私の祖母もそうですが、年配の方はデジタルのものに弱い人が多いです。LINEが届いてメッセージをチェックしたけれど、後になって見返すことが難しいこともあります。写真付きの年賀状ならば、なおさら何度も見返したくなりますよね。

そして、そのまま部屋に飾っておくこともできます。相手の気持ちを考えて、送り方を選びましょう。

2)LINEの年賀状スタンプ

いちばん身近な年賀状サービスは「LINEスタンプ」ですよね。普段から使っている人も多いので使いやすいでしょう。

選ぶのに迷ってしまうくらい、たくさんの種類のスタンプがあるので自分好みのものを見つけられるでしょう。

相手からもらった年賀状スタンプを見て「私もこのスタンプ送ろうと思ってたのに」ってことありませんか?

無料のものもたくさんありますが、他の人とかぶってしまう可能性は高いです。返信するのに同じスタンプを送りたくないですよね。そのため、有料の年賀状スタンプをオススメします。

現在、ハガキは1枚63円です。

もし30人にハガキの年賀状を送る場合、63円×30人=1,890円かかります。

しかしLINEスタンプならば30人に送っても金額は変わりませんよ。最近では120円(50コイン)、250円(100コイン)で買えるスタンプが多いので、かなり安いですよね。

お正月くらい奮発して、他の人と差をつけちゃいましょう。

年賀状を送りあう風習をやめたい場合は?

「もう年賀状を作るのが面倒になってきたな」私はこのように思ってしまい、ハガキの年賀状を止めました。

現在、同じように考えている人もなかにはいるでしょう。

「しかし、どうしたらいいんだろう?」

この疑問の回答例には2つあります。

  • きちんと相手にお断りのメッセージを送る
  • 何もせずに無視しておく

どちらが良いでしょうか?

だれが見ても一目瞭然ですよね。失礼でないのは「きちんと相手にお断りのメッセージを送る」ことです。

相手にもよりますが、親しい友人の場合ならば深く考えることはありません。

「来年からは年賀状を送るのをやめようと思ってるんだ。これからはLINEで新年の挨拶をするね」

こんな感じで、いつも通りにカジュアルに伝えても、友達ならば問題なく理解してくれますよね。

 

「申し訳ございませんが、来年からは年賀状の送付を控えさせていただきます。今後はLINEにて新年のご挨拶をさせていただきます」

こちらは、少しかしこまった言い方になるので目上の人やビジネス関係の人へ宛てるのに向いています。相手に合わせて失礼のない文章を使い分けましょう。

そして2つ目「何もせずに無視しておく」とどうなると思いますか?

友達が減ってしまう原因になります。

LINEでやり取りをしていて「既読スルー」されたことってありますか?あのときの気持ちと同じです。既読スルーされると嫌な気持ちになりませんか?

「もうこの人には連絡したくない」と思ってしまいますよね。

実は、私も似たような経験があります。小学校からの友人と毎年、年賀状を出し合っていたのですが、私のほうが書かなくなってしまいました。しかし、友人は今までと変わらず年賀状を送ってくれていたんです。

私は年賀状を見て「元気そうにしてるんだね」と思っていただけで、なんの返信もしていなかったので、とうとう彼女からの年賀状は来なくなりました。その当時は、今のようにインターネットも普及していなかったので、メールなどの交流もありませんでした。

もうその友人とは疎遠になってしまい、今はどうしているのかもわかりません。嫌な思いをさせてしまったと後悔しています。こんなことにはなっては、お互いに悲しい気持ちになりますよね。

「無視」することはやっぱりよくないですよね。

きちんと年賀状に関してはお断りの挨拶をして、関係性だけはこれからも続けられるようにしたいですよね。

まとめ

年賀状って年に一度の儀式のようになっていますが、それも大事なことですよね。年賀状だけの付き合いの人もなかにはいるでしょう。しかし、それだけのつながりでも相手のことを思いやることができるって素敵だと思いませんか?

私には1年に数回しか連絡しない友人が数人います。なかなか都合が合わないので、2~3年に1度くらいしか顔を合わせないのですが、久しぶりに会っても学生時代と変わらないんです。

なかなか会えなくても友達の関係は変わりません。新年の挨拶だけでも構わないので、交流することを意識しましょう。

 

【年賀状はLINEで返すのは失礼にあたる?】

  • ハガキでもらった年賀状にはハガキで返信する。

【年賀状の返事はいつまでに出す?文例は?】

  • 年賀状の返信は「松の内」の1月7日までに相手に届ける。

【年賀状をLINEで送付する便利なサービスもある】

  • スマートねんが(郵便局LINE公式アカウント)
  • LINEの年賀状スタンプ

【年賀状を送りあう風習をやめたい場合は?】

  • きちんと相手にお断りのメッセージを送る
  • 無視は禁物。

LINEの「友だち」がたくさんいるという人も多いのではないでしょうか?

1年間交流がない友達でもLINEで年賀状スタンプを送ってみてください。新年の挨拶はだれに送っても喜ばれますよ。それがキッカケで会う機会を持てば、意外に仲良くなってしまうこともあります。

ずっと思いを寄せてる相手はいるけど「恥ずかしくてLINEできない」なんて、ずっと悩んでいる人はいませんか?

この絶好のチャンスに年賀状を送ってみてください。年賀状ならば、あまり意識することはありません。

「あけましておめでとうございます。またみんなでご飯に行きましょう」なんて、軽い感じで年賀状を送ってみてください。

新しい年になにか良いことが起こるかもしれませんよ!

 

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