クリスマスは子供たちにとって一年の中でも、いちばん楽しみなイベントですよね。
子供会のクリスマス会は小学校のクリスマス会とは違い、学年に関係なく町内の子供たちみんなが集まります。なかなか他の学年の人と仲良くなる機会ってあまりないので、普段は交流のない人と仲良くなれるチャンスになりますね。
より多くの子供たちに参加してもらいたいので、充分なリサーチをして楽しいクリスマス会にしたいですよね。しかし、子供会の役員さんは通常はお仕事をされている方も多いので、なかなか計画が進まない場合もあるのではないでしょうか?
「どんなレクリエーションならば楽しめるだろうか?」
「どんな工作なら学年関係なく作れるだろうか?」など考えることはたくさんあります。
私の母も子供会の役員をしていました。母がどんなことをしていたかはわかりませんが、一時期とても忙しそうにしていたことがあります。
私が子供のころは、母も含め、多くのお母さん方は専業主婦だったことでしょう。しかし、現代の親御さんは共働きで忙しいですよね。そんな忙しいなか、クリスマス会の打ち合わせをしなくてはなりません。
なかなか子供会の親御さん同士で集合するのも、時間的に難しいこともあります。最近であれば SkypeやZoomを使ってオンラインで打ち合わせをするのも一つの手ですよね。
お仕事から帰って打ち合わせのために、また外に出掛けるのはちょっと大変ですが、オンラインならば時間も取り安いですよね。
そんな忙しい子供会の役員さんのために、クリスマス会を計画するためのヒントとなる情報を4つご紹介します。
- 子供会のクリスマス会でつくる簡単工作アイデア5選!
- 子供会のクリスマス会の進行は?プログラムは?
- 子供会のクリスマス会の案内例文!
- 子供会のクリスマス会といえばプレゼント!
これらがヒントになれば打ち合わせもスムーズにでき、クリスマス会自体も子供たちが楽しめるものになるでしょう。
子供会のクリスマス会でつくる簡単工作アイデア5選!
工作はみんなでワイワイしながら作るのが楽しいのですが、お互いにわからないところを教え合うこともできますよね。
低学年にはちょっと難しい工作でも、高学年が教えてあげることで交流が生まれ「助け合う」ということを学べるでしょう。
材料は100円ショップで揃えられるものばかりなので、どれも簡単に作ることができますよ。
1.クリスマスツリーが入ったフォトフレーム
動画のサムネイルを見るだけでは、フレームの中のクリスマスツリーだけを作ると思いますよね。実はフレームから作っちゃうんです。しかも、割りばしを組み合わせて作るんですよ。
「なるほど」とつい感心してしまいました。
材料・道具
- 割りばし8本
- 牛乳パック
- フェルト(色画用紙や折り紙でも代用可)
- キラキラしたデコレーションなど
- 麻ひも
- 木工用ボンド
- ハサミ
作り方
ちょっと作る工程が多いですが、出来あがったときの達成感はありますよ。
- 割りばしを四角のフレームになるよう組み立てボンドで貼ります。
- 牛乳パックとベースになる色画用紙を切りフレームに貼ります。
- フレームの中にクリスマスツリーを貼り、その上にデコレーションなどを貼ります。
- 麻ひもを三つ編みにして、フレームに貼ります。
動画では三つ編みにした麻ひもをフレームに貼り付けていますが、色を塗ったり、マスキングテープなどを貼ってアレンジすることもできます。
この割りばしのフォトフレームなら、かなり安価に済ませることができるので、子供会や小学校などの工作には大活躍できそうですね。
フレームの中は季節に合わせたものに変えれば、どんなイベントにでも対応できますよ。
2.クリスマスノーム
この「おひげのおじさんたち」見たことありませんか?
「見たことあるけどだれ?」って思いますよね。わかりやすくいうと「白雪姫に出てくる7人の小人」が、そのノームです。
しかし、このお話しのなかの小人たちは白雪姫の物語のために作られた妖精です。本来のノームは「大地の精霊」で家に住む家族のみんなを見守っています。
この妖精たちはクリスマスになるとサンタクロースのお手伝いをするんですよ。さすがにサンタクロース一人でクリスマスの準備をするのは大変ですもんね。
私もこのノームのぬいぐるみをひとつ持っています。
意味も知らずに、ただ「かわいい」というだけで買ったのですが、クリスマスの重要人物…妖精だと気づかされました。
材料・道具
- 色画用紙
- 木工用ボンド
- キラキラのペン(キラキラしたシールやデコレーションでも代用可)
- ハサミ
作り方
色画用紙を切るところから始めると時間がかかってしまうので、役員さんのほうで事前に切って準備しておいたほうがいいでしょう。
- 色画用紙を三角帽子になるように丸めボンドで貼る。
- 帽子にペン、またはデコレーションを貼る。
- 鼻を作り、体になる土台を作る。
- 白い画用紙で、ひげを細かく切って作る。
ひげを土台に巻きつけて貼り、帽子、鼻をつけてできあがり。
このノームは1個よりも、いくつか並べて飾ったほうがかわいさがアップしますよ。
3.ペットボトルのクリスマスツリー
クリスマスツリーって家に何個あっても雰囲気が出るのでいいですよね。しかし、さすがに大きなツリーだと場所も取るので邪魔になってしまいます。
こちらのペットボトルを使ったツリーならば玄関やトイレなど、どこにでも置けるので家中をクリスマス一色にすることもできますよ。
材料・道具
- 112mlのペットボトル(飲むヨーグルトなどの容器)
- 折り紙
- 木工用ボンド
- ポンポンなどのデコレーション
作り方
ミニペットボトルでクリスマスツリー♪DIY Christmas tree using a plastic bottle♪
- 木となる茶色の折り紙をペットボトルの中に入れます。
- 緑の折り紙で葉っぱになる部分をたくさん作ります。
- 緑の葉っぱをペットボトルの下から上へと重ねて貼ります。
- ペットボトルのフタに星をつけて、できあがりです。
500mlや、もっと大きなペットボトルを使っても存在感が出るのでオススメですよ。
ペットボトルは中身が空っぽだと軽くて不安定なので、ちょっと触っただけでも倒れてしまうことがあります。
ビー玉や石など、重りになるものを入れておくと倒れにくく安定しますよ。
4.ミニサイズのクリスマスリース
こんなに小さなリース、あまり見たことありませんよね。
クリスマスの工作といえば、棚に置いたり壁に飾ったりするものが多いのですが、こちらは紐を通してキーホルダーやストラップとしても使えますよ。
材料・道具
- カードリング(単語帳についているリング)
- モール
- チャーム、リボンなど(リースにつけるデコレーション)
- 丸かん
- グルーガンまたは接着剤
作り方
- カードリングにモールをグルグルに巻きます。
- 丸カンに新しいモールをくぐらせ、チャームなども一緒にしてリングに巻きます。
- 色の違うモールをバランスよく、リースに巻きます。
- リボンなどのデコレーションをつけて完成です。
ほとんどの工程は、カードリングにモールをグルグルと巻いていくだけなので、とても簡単に作ることができます。
ランドセルやバッグにちょっとつけるだけで、クリスマスらしくなりますよ。
自分で作ったものならば、愛着もわきますね。
5.スノードーム
「スノードームって自分で作れるの?」って思いませんでしたか?
一見、作るのは難しそうなスノードームですが、意外と簡単に作ることができるんですよ。
「私も作ってみようかな」と思ってしまいました。
材料・道具
- 空き瓶
- サンタなどの置き物
- 接着剤
- 水
- 液体のり、または洗濯のり
- キラキラしたグリッターやラメ
- 割りばし(混ぜるための棒として)
作り方
たったの3ステップでできちゃうんです。
- 置き物を瓶の底に貼り付けます。
- 水と液体のりを瓶に入れます。
- グリッター等を入れて割りばしでかき混ぜ、フタをしたらできあがりです。
たったこれだけなんです。
作るのは簡単ですが、できあがりは売っているもののように本格的な感じになりますよ。プレゼント用に作って、お友達や家族に渡しても喜ばれますね。
どの工作も子供たちでも簡単に作ることができます。
もし低学年の子供たちには、ちょっと難しい工程があっても一人で作ることに集中するのではなく、高学年の人に助けてもらいながら作ることで、良いコミュニケーションができますよ。
ぜひ、工作が始まる前に「みんなで助け合いながら作りましょう」とひとこと伝えてから、工作をスタートさせましょう。
協力することで工作も上手に出来上がりますよ。
子供会のクリスマス会の進行は?プログラムは?
「クリスマス会で何をするかは決まったけど、プログラムの順番はどうしよう?」
子供たちの気持ちを盛り上げるためには順番も重要になってきます。せっかくのクリスマス会なので、みんなでおやつを食べたいですよね。
おやつタイムを中心にして2時間くらいが、子供たちも飽きずに楽しく過ごせます。15時をおやつタイムとすると、14時~16時くらいにクリスマス会をおこなうとよいでしょう。
2時間を目安にプログラムを作ってみました。
- クリスマスソング
- ゲーム大会
- 工作タイム
- おやつタイム
- ゲーム大会&プレゼント
まず最初はクリスマス会を盛り上げるために、クリスマスソングを歌いましょう。「ジングルベル」や「赤鼻のトナカイ」などは定番ですが、ワクワクした気持ちになれますよね。
1回目のゲームは「フルーツバスケット」「じゃんけん列車」「イス取りゲーム」など、体を動かせるようなものいいでしょう。だれもが知っているので説明する必要がなく、すぐにゲームができますよね。
中盤は、工作タイムで集中し、おやつタイムでリラックスします。
プログラムの最後には、プレゼントを獲得するためのゲームをおこないましょう。
ただ単にプレゼントをもらうだけでは面白味がないので「ビンゴゲーム」や「宝探しゲーム」などを利用して、プレゼント争奪戦のようにすると子供たちの気分も盛り上がります。
そして、プレゼントをもらって嬉しい気分で帰れるように、クリスマス会を終了させましょう。
「クリスマス会、楽しかったよ」「こんなことしたんだよ」と家族に話したくなるようなクリスマス会にしたいですね。
子供会のクリスマス会の案内例文!
クリスマス会の案内状は11月末から早めに周知してもいいのですが、12月に入ってからのほうが子供たちのクリスマス気分がグッと高まります。
その気持ちを狙って案内状は配布するといいでしょう。
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