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冬休みの思い出作文の書き方と例文!小学生学年別にわかりやすく解説します

この記事を読めば課題になりやすい冬休みの思い出の作文をどのように書けばいいのかコツを掴むことができます。

小学生の冬休みの定番の宿題といえば作文が候補になることも多くあります。場合によっては何文字以内で書いてくださいなど指定されることもあります。

まるで国語のテストをさせられているような気分になりますよね。

私も作文を構成したり書いたりするのが苦手で「何で書かなきゃいけないの?」と半ばキレながら作文を書いていました。

句読点や濁点をうまく使い字数を稼ぐといった暴挙に出ることもありましたが杜撰すぎてすぐに先生にバレてしまいお咎めをうけたのは一度や二度ではありませんでした。

皆さんにもそのような経験はないでしょうか。

作文を書くにあたり疑問に思うこともいくつかあるはずです。

  • 作文の構成はどうするの?
  • 例えば冬休みの思い出の課題が宿題に課されたけどどう書けばいいの?
  • 原稿枚数は一体何枚くらい書けば大丈夫なんだろう?
  • 作文をうまく書けるようになるような情報はないものだろうか?

といったことを考え文の構成や目次、題材など四苦八苦してしまうのは良い経験ですし、うまく作文を書けたらきっと気持ちいいことまちがいなしです。

そこで今回は冬休みの作文をどうすれば書けるようになるのか、低学年、中学年、高学年と分けていきながら紹介していきますので是非参考にしてみてください。

冬休みの思い出作文の書き方!

自分が好きなことを中心に書いてみるのが一番有効な手段となります。

自分の嫌いなことについては当然興味も持てませんしあまり前向きな姿勢になること自体難しいものになってしまいます。

自分が興味のあるもの、これなら何とかなりそうと思える題材をいくつか紙に書きだし消去法で残ったものを執筆してみると作業は捗りやすくなりますよ。

例えば、自分の場合は縄跳びが小学生の頃好きだったため校庭や公園などで1人練習していたことがありました。

その過程で苦労したことは何か、二重跳び、ハヤブサ、後ろ二重跳び等ができるようになるコツは?縄跳びの面白さ、辛いところ、など角度を変えずらしていきながら考えてみると意外とアイデアが思いつくものです。

あるいは、冬休み中初詣に行ったときに起きた出来事、冬休み中家族旅行に行ったのなら旅先で遭遇した出来事を記載していくのも1つのネタとして使えます。

構成はどのように書く?

起承転結を意識しながらそのテーマで起きた出来事から作文を書き、思ったことや今後どうしていきたいのかを記載していきます。

出来事に関してもどう行動したかも書いていき、最後に全体をまとめる文言や締めくくりを書いていくと骨組みが完成します。

学年ごとの原稿用紙の枚数はどれくらいなのか。

小学生低学年の場合は何を書いていいか分からず構成すること自体難易度が高いため原稿用紙1枚程度を目安にされることが多いです。

小学生中学年になるとある程度文の構成も起承転結もしっかりしてきますので原稿用紙2枚程度が課されることが多いです。

小学生高学年になると他の学年の手本として先導していかなくてはいけない立場のため文字制限1000字など言い渡されることもあります。

原稿用紙3枚程度が目安になるでしょう。

学年それぞれで差が生じてくるので注意が必要です。

冬休みの思い出作文の書き方と例文:低学年向け

まずは、小学生低学年の文章から紹介していきます。

1年生2年生の場合だと高度なことは求められることも少なくまずは書ききれることにスポットをあてながら宿題が出る場合が多いです。

内容としては、家族と正月に過ごして楽しかったことは?嬉しかったことを書いてねといった挫折させずに自分でも文章(作文)を書けるんだ!といった喜びを味わって自尊心を高めてもらうことが最優先です。

その他にも喜怒哀楽を前面に押し出したような文章も低学年ならではで、例えば正月料理を食べた際に美味しかった時の感想や思ったことを混ぜて文を練り上げる。

自分にとって身近である人をテーマ決めのときにうまく使えないか考えるのも有効な手段です。

そうすると今後作文などで出される課題のレベルや抽象度も高くなる傾向にありますがしっかり書けるようになる力と執筆力も自ずとアップします。

例えばどのような作文を小学生低学年が書いているか見てみましょう。

はじめの部分と終わりの部分をしっかり構成してその中に、感じたことや知ってほしいことを文章に入れていきましょう。

(例)わたしは、冬休みにはつもうでにいきました。

人も多くてせまくてこわかったですが最後はおまいりをして新年にむけておまいりすることができてとてもうれしかったです。

もしまた行ける機会があればぜひ行きたいです。

このようにひらがながまだ多めになりますが伝わる文章を書くほうが先決です。

思っているより文が書けなくて困ることもあるかもしれませんが、ひらがなで相手に伝えたいことを作文におこすことのほうがよっぽど大事です。

慣れていないときだからこそ集中して

はじめ→伝えたいこと+感情や客観的出来事→終わり

を意識して自分の中の知識として定着させてしまいましょう。

冬休みの思い出作文の書き方と例文:中学年向け

小学生3年生と4年生は、低学年で作文を書いてきた経験があるため低学年ほど苦労することなく書ける場合もあるでしょう。

しかし習う漢字も増え始め低学年のときとは違い喜怒哀楽だけで文章を作成してしまうと稚拙に見られてしまう可能性があります。

そのため、いきなり構成など何も考えずに書くのではなくメモや枠組みを決めてから作業に取りかかりましょう。

例えば大掃除のことについて書こうとした場合

テーマ 大掃除の大変さ

  • 大掃除の大変さはどういったところか?
  • 準備する道具は何か
  • 大掃除やりたくないと思ったときは
  • 大掃除を実際に自分が体験してどう感じたか
  • 辛いところはどんなところ?

など自分が書こうとしていることをピックアップすると物事を多角的に捉えることができるようになり闇雲に作文を構成するよりも相手に伝わりやすい論理的な文章を作りやすいのです。

ただ、うまく書こうとしすぎてしまうのは心に余裕がなくなり自分の首を絞めることになるので気負うのはほどほどにしておきましょう。

例文を1つ掲載しておきますので参考にしてもらえれば幸いです。

(例)「大掃除は家に感謝と来年もよろしくねという意味もあるのよ。」とおかあさんに言われたときに僕は正直面倒だと心で叫んだ。

道具は雑巾、ばけつ、マジックリン、松井坊、針金など他に準備する道具は他の家庭ではもっと多いかもしれないのに毎年やらなきゃいけないのは億劫です。

ただそういったとき僕は終わったらお菓子を食べるといったご褒美を自分に与えモチベーションを保つようにしています。

そうすれば自分を動かす要因を作り出すことが出来るからです。

いざ大掃除をやってみれば確かに少し面倒かもしれないが汚いところがきれいになっていき家の中が清潔感あふれる部屋に大変身しました。

そのうれしさは簡単に忘れられるものではないので、皆さんも是非大掃除をしてみて「部屋きれいになったし気持ちいいな!」といった感情を体験してみてください。

きっと癖になりますから。

相手に伝えることの大切さを肝に銘じて作文を書くと知らないうちにあなたの文章力も向上していることまちがいなしでしょう。

冬休みの思い出作文の書き方と例文:高学年向け

小学生高学年になると、作文の書き方や課題そのものが指定されることがあったりとバリエーション豊富になるため抽象度が高くなり作文を書くことが難しくなったりする場合があります。

また文字数も多い場合だと1000字を書いてくださいなどといったことも考えられ、内容と文字数ともに求められるような書き方になってきます。

中学年のときと同じようにメモ書きをして箇条書きしながら羅列して文章の起承転結をしっかり考えていきましょう。

高学年では、テーマを指定されていない場合は興味のあること、熱中していること、正月遊んだ思い出話などを題材にするといいでしょう。

好きなことはペラペラ話せるように文章でも同じように言葉を紡ぎながらスラスラ書けて気が付いたら1000文字を軽く超えていたということもあります。

また作文を書く際のルールとしてかぎかっこや句読点、濁点などは原稿用紙のマス目の最初の部分に書かないといったこともきちんと守りましょう。

中学年より厳しく採点されることもありますので‥

ここでは、正月の初詣の例文を記載しますので参考にしてください。

(例)私は正月初詣に行き家族と「今年も充実した1年でありますように」と願いました。
神社や寺で日本の風習を肌身で感じられるのはとても新鮮でした。
歩いているとクラスメイトと偶然鉢合わせし彼が言った一言は「中学受験をするのでその祈りと元気でありますようにとお願いしてきたよ。」でした。

小学校で会える時間も多くは残されていないし自分も悔いの残らないような小学生生活を送っていこうと強く決心するのでした。

小学校6年生は中学校受験をする人もいるため哀愁ただようような感情を文から読み取ることができたのではないでしょうか。

私も小学校の作文では、自分が興味のあることや体験したことを発表してみたら共感の嵐でうれしかったことを記憶しています。

人間はうれしかったことや感情強く訴えかけるような経験は覚えているものなのです。

作文の時に困る書き出しとまとめ攻略法

 

出だしの書き方が悩みの種になることも作文の難しい部分になります。

作文は出だしを書くときにまず人に聞いてもらえるよう興味を持ってもらわなければなりません。

しかし、なかなか思いつかずわたしの興味のあるものは○○ですのような形から文章を始める場合がパターンとしてよくあります。

書き出しは重要と分かっていても実感がわかず理解がしにくいのもまた問題です。

ではどのように書きだしを書くのかというと、音や自分の意見、疑問から入ると文の後述にアクセントをつけていくことができます。

(例)なぜ小学校や中学校は義務教育に指定されているのでしょう?

(例)ザーザーと雨の音が響き渡り雷も鳴っていた~

一例ではありますが出だしに困った際は自分の意見や音などを最初にもってくると文章がつながりやすくなりますよ。

最後にまとめる際にも今までの文章の事柄をうまくまとめて繰り返し述べ作文を読んでいる人あるいは、聞いている人に文の内容を思い出させましょう。

そうすると記憶に定着しやすかったりしますから。

まとめ

作文を1つ書くだけでもただ字を並べていくだけの作業ではなく、構成を考え起承転結を考え出だしはどのようにして気を引くのか?など無数に選択肢が広がっていきます。

今回は大まかに5つにまとめました。

 

  • 小学生の学年ごとの原稿用紙の枚数の目安とどう構成するのか。
  • 小学生低学年が作文を書く際のポイントとしては伝えたいこと+感情や客観的出来事→終わりを意識すること。
  • 小学生中学年は構成も意識する必要があるため紙にアイデアをどんどん書いてテーマ+ネタを決めながら論理的に文章を書く
  • 小学生高学年は今までのことに加え、テーマが設定されていないなら自分の興味のあることを中心に書くと文字制限があっても突破できる。
  • 出だしに困ったら自分も意見、音、疑問から文を書いてみる。

などといったことをお話してきました。

文章を1つ1つ書いていき今回紹介したことを実践していけば、作文を書くときに自分の欠点を見つけやすくなります。

最初は作文が嫌いだったとしても回数を重ねていくうちに文章はどんどんうまくなっていきますので作文がうまく書けているかをまずは気にせず7割程の完成で仕上げましょう。

コツを掴み是非作文の苦手意識を払拭していけば意識に変化がおきます!

作文を書く際には参考にしてみてください。テーマ決めや起承転結の詳細が分かります。

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