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小1女の子向け冬休み自由研究アイデア5選!親はどこまで手伝う?

もうすぐ冬休み。

まだまだ慣れない学校生活にお疲れの小学1年生の子供たちにとって、少しおうちでのんびりできる期間ですね。とはいえ冬休みは大体どの学校でも2週間程度で、夏休みと比べると格段に短いです。

そんな長いようで短いお休みにまさか自由研究の課題が出されてしまうとは!!!と宿題一覧を見て絶望していませんか?

小学1年生の自由研究は結局のところ親御さんも一緒にある程度お手伝いしなければならないので大変ですよね。

年末年始やクリスマスなどのイベント事があるから、と後回しにしていたらもう大変です!長いからと油断していた夏休みの二の舞ですよ!!!

しかし自由と言われても逆になにをすればいいのやら…と頭が痛くなっちゃいますね。そこで、この記事では女の子向け冬休みの自由研究アイデアを紹介します。

かわいいものやキラキラしたものから簡単に出来る実験まで、興味を持って頂けるように選んでみました。

せっかくやるなら親子で楽しく取り組んでいきましょう!

小1の女の子向け自由研究アイデア5選!その1:<制作系>宝石石けん

女の子ってすこしおませさんな子も多いですよね。お母さんのアクセサリーなど、キラキラしたものが大好きな子も多いのではないでしょうか。

そんなおしゃれな子におすすめなのが宝石せっけんづくり!

見た目もキレイでもちろん石けんとしても使えるので作ったあとも楽しめますよ。

用意するもの

  • グリセリンソープ ※天然の保湿成分のグリセリンが主成分の石けん。植物性と合成(石油由来)がある。
  • カラーチップ、石けん用リキッドカラー、食用色素など
  • 香料(アロマオイルなど。好きな香りのものを。)
  • 紙コップ
  • クリアカップ
  • カッター(包丁)
  • カッターマット(まな板)

グリセリンソープとリキッドカラーはインターネットでの購入がおすすめです。ソープとカラーのセットでも売っていますよ。

100円ショップにもクラフトソープという商品があるようですが、人体には使用できないとのことです。注意書きをよく読んで目的にあったものを使用しましょう!

大体500グラムで大きめの石けんが5個程度作れます。

手順

  1. グリセリンソープを小さめにカットする。(2㎝角程)
  2. カットしたソープとカラーチップ等(耳かき1杯程度)を紙コップに入れる。※少量でも十分色が付きます
  3. 500wで10~20秒加熱する。すぐ溶けるので様子を見ながら加熱しましょう!
  4. 割りばしで混ぜる。香料を入れるときはここで入れます。
  5. クリアカップに入れる。すぐ固まるので注意です!層を作る場合は表面が固まり始めたら次の色を入れましょう。層を作ってから固まる前に混ぜればマーブル模様になります。
  6. 固まるのを待つ!
  7. 固まったら取り出して、形を整える。宝石や天然石のような形にすると本物みたいできれいです。

研究方法・まとめ方

  • いろんな色の組み合わせを試してみる。
  • 様々な柄の作り方を研究する。
  • 実際の宝石を模して図鑑風にまとめてみる。
  • 温度を図ってみる。→何度で溶ける?何度で固まる?
  • 使ってみる。→泡立ちは?香りは?

こんなに綺麗な石けんがおうちで作れてしまうなんて驚きですね!

そのまま飾ってもかわいいです。子どもだけじゃなく、大人のほうが夢中になってしまいそうですね。

小1の女の子向け自由研究アイデア5選!その2:<制作・実験系>魔法の2層ゼリー

小学生にもなれば簡単なお料理のお手伝いをしてくれる子も多いのではないでしょうか。そこでいつものおやつ替わりに魔法のゼリーを一緒に作ってみるのはどうでしょうか?

お手伝いついでに自由研究も出来てしまいます!おいしいおやつも出来て一石三鳥ですね!

用意するもの (2~3人分)

  • オレンジジュース(果汁100%) 250ml
  • 牛乳 50ml
  • 生クリーム(乳脂肪分35%) 50ml
  • 砂糖 20g
  • 粉ゼラチン 5g

手順

  1. 牛乳と生クリームは混ぜ合わせて常温にしておく。
  2. 鍋にジュースと砂糖を入れて沸騰直前まで中火で加熱する。(小さな気泡が出てくるくらい)火を止めて、粉ゼラチンをいれてよく溶かす。
  3. 再び加熱し沸騰直前で火を止め、牛乳と生クリームを入れ軽く混ぜる。※長く沸騰させるとゼラチンが分解されて固まらなくなるので、沸騰直前で火を止める。
  4. 容器に流しいれて冷蔵庫で冷やし固める。(2時間ほど)※すぐに分離が始まるので、素早く容器に入れる。
  5. 取り出して飾りつけする。

研究方法・まとめ方

  • 色々なジュースで作ってみる。→ 2層にならないジュースはあるか。コーヒーやお茶でも出来るか?
  • どうして2層になるか調べる。

このレシピは酸と牛乳(生クリーム)のたんぱく質が反応して分離するという仕組みを利用しています。お酢のドリンクに牛乳を混ぜるとどろりとしたヨーグルト状になりますよね。それも同じです。よって酸性のジュースを使うと分離しやすくなります。

ではコーヒーや紅茶ではどうだろう…。といろんなドリンクで作ってみると面白いですね。

気になったらより詳しく調べて仕組みをまとめてもいい研究になります。

出来上がったゼリーを食べながらまとめてみましょう!

小1の女の子向け自由研究アイデア5選!その3:<観察系>雪の結晶の観察

雪の結晶って見たことありますか?

雪の結晶の形って本当に様々で、小さいころぼたん雪が降ると手袋をはめて庭に出ては雪の結晶をじっくりと眺めていました。

はじめてみたときはこんなにも様々な形があるのか!と感動したのを覚えています。もちろん、条件が揃わないとできないのでみんなが出来るわけではありませんが…。

ラッキーなことに雪が降ったら写真に収めてみてください!

用意するもの

  • 黒や濃い色の布
  • ルーペ
  • ものさしや硬貨など ※大きさを比較します。
  • カメラ、スマートフォン ※接写、マクロモードで撮影します。スマートフォン用の接写レンズが100均でも入手できますよ!

手順

  1. 布は外に出して冷やしておく。(外気温と同じくらいにする)
  2. 布で雪をキャッチ!
  3. ルーペで観察、撮影

研究方法・まとめ方

  • スケッチしてみる。
  • 形ごとに分類してみる。

実際雪の結晶にはかなりの種類がありその数は121種類。水蒸気の量と気温によって形が変わるため、二つと同じ形のものはないと言われています。

雪の結晶の形からその結晶が生まれた空の様子を推察することもできますが、少し難しいので高学年向けの内容になってしまうかも。

小学校1年生なら写真やスケッチを似たような形で分類して表を作ってみるのが簡単でおすすめです。もちろん興味があれば沢山調べてみてくださいね。

雪が降らないけど結晶が見てみたいとなったら、霜でも結晶を見ることができるのでぜひ撮影してみましょう!

霜は晴れて風の強い朝に地面や葉っぱなどについているのが見られますよ。

最低気温の目安は2℃程度です。あったかくして観察してくださいね!

小1の女の子向け自由研究アイデア5選!その4:<実験系>熱いコップ

外は寒くて出たくないときにおうちで出来るのがお湯を使ったあたたかい実験。

いろんなコップにお湯を注ぐだけです!

用意するもの

  • いろんな材質のコップ(木・金属・陶器・ガラス・プラスチックなど)
  • お湯
  • 温度計2本
  • 時計もしくはストップウォッチ
  • サーモラベル

手順

  1. コップにそれぞれサーモラベルを貼る
  2. お湯を注ぎ、サーモラベルの数字を記録する。
  3. 5分後、10分後、20分後と温度を記録する。

※サーモラベルが手に入らないときは温度計を使ってコップ1~2個ずつ時間を決めて計測しましょう。

研究方法・まとめ方

  • 計測を始める前にどの順番でお湯が冷めるかを予想する。
  • 折れ線グラフなどで温度の変化をまとめる。
  • コップの中身を変えてみる(冷水にしてみるなど)
  • コップの形や大きさで比べてみる。(小さい・大きいや飲み口が広い・細いなど。材質は同じにすると〇)

難しく言うと熱伝導率の実験です。

コップの材質や形によって熱くて持てなかったり、持ちやすいけどすぐ冷めてしまったりと一長一短がわかります。

余裕があれば家中のコップで試して自分のお気に入りコップを見つけてくださいね!理想のコップの条件を考えて探し出すのも面白そうです。

小1の女の子受け自由研究アイデア5選!その5:<実験系>魔法の下敷き

子供のころ下敷きを頭にこすって髪の毛を逆立てて遊んだりしましたよね。あるいは風船動同士をこすって反発させたりなどなど。

冬は静電気がバチバチと気になる季節。下敷きを使って静電気でどんなことができるのかの実験をしてみましょう!

おうちにあるものでできるので準備も簡単です。

用意するもの

  • 下敷き
  • マフラーなど毛糸製品
  • ビニール袋

手順

ビニール編

  1. ビニール袋を5センチ角程度に切って、一辺をテーブルにセロハンテープでくっつける。
  2. 下敷きをマフラーでこする。※毛糸製品を使うと静電気が起きやすい
  3. ビニールにゆっくり近づけてみる

紙編

  1. 紙を小さくちぎる
  2. マフラーでこすった下敷きをかぶせて持ち上げる

水編

  1. 下敷きをマフラーでこする
  2. 水を出した水道の蛇口に近づけてみる。

研究方法・まとめ方

  • それぞれどのような動き方をしたか記録する。
  • 色々な素材で試してみる。
  • くっつくもの、くっつかないものを分類してみる。
  • 静電気とは何か?発生条件なども調べる。
  • 様々な角度から考察する。

親はなんとなくくっつくものがわかってしまいますが、色々なもので実験させてあげましょう!

新しい発見があるかもしれません。

親はどこまで手伝う?いつもギリギリに宿題をする子供の心理は?

自由研究スケジュール

冬休みはとにかくあっという間です。

  • 少なくとも1週間は余裕をみて始めましょう!
  • 家にない材料をインターネット等で購入する必要がある場合は、冬休み入ってすぐに注文して届き次第出来るようにしておきましょう。

そのためにはささっとテーマを決めることが大切ですね!

テーマさえ決めておけばもう半分終わったようなものです。考えて決めるまでが一番時間かかりますから…。

話し合って興味のあることを引き出してあげましょう。

なぜいつもギリギリになってしまうのか…子供の心理。

実はこの症状、“先送り症候群”と呼ばれすでに世界中の多くの研究者たちによって研究されています。

これに関しては大人も子供も国も関係なく、人類共通のお悩みということですね。どうやら人間の脳は「自分は明日(未来)ほどうまくできる!!」と思い込んでしまうみたいです。

どこまでお手伝いすべき?

ある研究では、小学生の頃に親がつきっきりで宿題を手伝っていた子ほど、学年が上がるにつれて成績が低下した、との報告があるようです。

自分で考えたり工夫するといった能力が培われなかったためです。

ではどこまで親が手伝ってよいのでしょうか?

宿題を含め何かをやるときには

  1. 計画を立てる
  2. 準備をする
  3. 実行する
  4. 確認・反省する

というプロセスがあります。

そのすべての段階にしっかりと子供さんを参加させることが重要です。

ポンと計画書と材料を渡されてあとは実行するだけという状態ではいつまでたっても自発的に行おうとは思いません。

だって結局すべて親がやってくれるのですから。

計画の段階から、何がしたい?興味のあることはなにかな?と尋ねてみましょう。分からないならいくつか提案をして選んでもらってもいいです。

テーマが決まったらなにが必要かを一緒に考え、買い出しに行きましょう。実験も子ども主体で行い、最後の確認や反省は一緒に行いましょうね。

小学一年生ですから最初はサポートしてあげていいのです。

大事なのは聞き役になって子供の興味ややる気を引き出してあげること

これから何度も宿題をこなしていくことになるのですから、段々と自分で出来るようになるはずです。

なんて声掛けをしよう?

  • 「勉強したの?宿題やったの?」
  • 「今やろうと思ってたの!!!」

は宿題にまつわるテンプレートですね。

この「宿題やったの?」は聞かれた瞬間完全にやる気がなくなりますよね。懐かしいです。かつては自分だって嫌だったはずなのに、どうして言いたくなってしまうのでしょう。

はたしてやる気を引き出す声掛けなんてあるのでしょうか。

まず、お子さんの苦手なこと。これだけは覚えておきましょう!

  1. 先の事を考えるのが苦手
  2. 切り替えが苦手

今やらないと後で大変なのがわからない。どれくらいかかるかわからないから計画が立てられない。テレビやゲームに夢中で宿題に気持ちがいかない。切り替えられない。

具体的にはこんなことを意識して声掛けしてみましょう。

  1. 先の事を考えさせる→今何時かな?何時から宿題する?
  2. 細かくゴールを設定する→3問だけやってみようか!
  3. 頑張りを認める→ここまで出来たの?頑張ってるね!

特に褒める、認めることはとても大事です!大人でも褒められるともっと頑張ろう!となりますよね。

時にはモチベーションが上がらなくてだらだらする日もあるでしょうが、そんな時はいったん休憩するのもいいでしょう。

結果だけを見るのではなくて、小さな出来たことを見つけて褒めてあげましょう!

ご褒美を用意してあげるのもモチベーションが上がるならOKですよ。

まとめ

 

今回の記事で紹介したアイデアです。

  • アイデア① <制作系>宝石せっけん
  • アイデア② <制作・実験系>魔法の2層ゼリー
  • アイデア③ <観察系>雪の結晶の観察
  • アイデア④ <実験系>温かいコップ
  • アイデア⑤ <実験系>魔法の下敷き

●宿題(自由研究)をやらせるコツ

  • 宿題の計画→準備→実行→確認のすべてのプロセスに関わらせる。
  • 計画からすべて用意してあげるのはNG!
  • 子供は先の事を考えること、切り替えが苦手。
  • 先の事を考えさせる声掛けを。
  • ゴールを細かく設定してあげる。
  • 小さなできたことを認めて褒めてあげましょう!!

先送り症候群、耳の痛いお話でした…。

わたしも結構先送りにしてしまうタイプなのですが、最近はすぐ動くことを意識しています。

以前は色々考えてしまってぜんぜん前に進めなかったのですが、考えるよりまず動いてみたら案外何とかなってしまったのですよね。

日常のちょっとした家事も一緒で、面倒だなと思う前に動き始めるとすぐ終わるので時間の節約にもなります。

小学一年生の子にまず動け!というのは、そもそも何をすればいいかわかってない可能性が高いので酷です。

そんなときは段階的に分けて決めさせてあげると段々自分で決めて動けるようになっていくでしょう!

苦手意識は極力持たせないようにしてあげたいですよね。宿題も何事も、習慣づけてしまえば親も子供も後々楽になります。

あー面倒だな…と思わせる前に沢山挑戦させて子どもの可能性をどんどん広げてあげましょうね!

ちょっと脱線してしまいました…。

では早速、自由研究のテーマについてお茶でも飲みながら話し合ってみましょう!

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