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中学受験の滑り止めに不合格でショック!子供にかける言葉と今後の対応は?

お子さんにより良い環境で学ばせたいと、中学受験に挑む親子も多いでしょう。そんな時、滑り止めにと受験した学校が不合格になってしまったらどんな言葉をかけますか?

  • 「どんな言葉をかけたらいいかわからない」
  • 「励ますにはどうしたらいいの?」
  • 「不合格を引きずらない声がけが知りたい」

など、このような疑問をお持ちではありませんか? 

私自身様々な親子の受験を見てきました。 実は、この記事で紹介する考え方を実践すると、比較的簡単に解決することが可能です。

この記事ではネットに散らばる情報をまとめ導き出した考え方のヒントをお伝えします。

以下3つのポイントを動画や実際に実践をした方の体験談を交えて解説します。

  • 滑り止めに不合格・・子供の心理は?
  • 子供にかけるべき言葉は?
  • 応援をしてくれた人への報告はどうする?

5分くらいで読める記事ですが、書いてあることを実践すれば、疑問が解決されることでしょう。

それではさっそくいきましょう。

余裕で合格が期待された滑り止めに不合格・・子供の心理は?

「自己効力感」という言葉を知ってますか?

「自分にはそれだけの能力がある」と信じられている状態であることです。

不合格という、明確な結果は、子供にとって大きな衝撃となります。あたかも自分の存在を否定されたかのような気分になってしまう事も。

先程の、自己効力感とは真逆の、気持ちですね。

そんな落ち込んだ気分の時こそ、親が子供の居場所となってあげる事が大切です。まずは頑張りを認め、子供の気持ちを受け止めてあげましょう。

そして、親が前向きである事これが意外と重要です。

こちらの動画は受験される子供をもつ親へ向けた動画です。4:05からのコメントは参考になりますのでご覧ください。

子供の力を信じることこそ、1番の応援ですね。

逆に良くない事は子供を突き放す事です。

「獅子の子落とし」ということわざがありますが、これは子供に厳しく接するという意味ではありません。

獅子は崖から這い上がってくる子を待ち、受け入れ、一人前に育て上げます。

落ちたところをさらに攻撃するようなことはせず、試練を乗り越えようとする我が子を見守り、受け入れるということですね。

中学受験の滑り止めに不合格となった子供にかけるべき言葉は?

では、実際にどのような言葉をかけるべきなのでしょうか。

ここで重要になってくるのが、「自己効力感」を回復させることです。

声かけのポイントは

  • 悲しい気持ちに共感する(「残念だったね」など)
  • 努力をねぎらう(「よくがんばったよ」など)

しかし、子供によっては何も触れてほしくないと思っている場合もあるので、あまり多くを語りすぎない事も必要です。

ただし、どんな場合も、抱きしめてあげたり、好物を作ってあげるなど、心を満たしてあげる事が重要です。

また、目標が明確にある状態だと、気持ちを切り替えやすいです。

現状のみにとらわれず、意識を変化させるような声がけもサポートをする親の立場としては有効です。

逆に言ってはいけない言葉として、本人を否定するような言葉は避けましょう。

「頑張りが足りなかったんじゃないの?」や、「落ち込んでるだけじゃダメだ」など否定や突き放すような言葉では「自己効力感」を回復できません。

頑張っている仲間はたくさんいます。ライバルであり、心強い仲間です。

中学受験の本番が残っている場合にかける言葉は?

それではここで、今すぐ使える例文を紹介します。

「〇〇学校の結果は残念だったね。
でも、試験良く頑張ったよね。これで試験の雰囲気も体験できたし、いい予行練習になったんじゃない?
これで終わったわけじゃないし、今日は、いっぱい悔しいの吐き出して次に向けてまた一緒に頑張ろう。」

次にまだ試験が控えているという事で気持ちを切り替えられるような言葉をかけましょう。

また、今回の結果が無駄にならないという事が伝えてあげましょう。

実際に、中学受験は学校独自の試験問題のため、偏差値のみの結果によらないことも多くあります。

合格への確定要素を増やしてあげる事で自信や安心感といった、自己効力感が増し、次に挑む力となります。

中学受験に失敗をしてしまった場合のかける言葉は?

いわゆる全落ちという状態です。

「今回は、お疲れ様でした。
結果は残念だったけど、ここまでやった経験は無駄になる事はないし、むしろこれからの人生でとても役に立つよ。そして、やりきったことに親として感動しました。
今は次のこと中々考えられないかもしれないけど気持ちが落ち着いたらやりたいこと色々やろう!」

中学受験では実際に体験したことのない同年代の友達より、多くのことを経験出来るという利点があります。

合否に関わらずこの経験はその後に活かす事ができるでしょう。しかしそんな考えができるようになるには時間がかかります。親の立場でできる事は、結果のみにとらわれることなく、経験をプラスとして捉えるアドバイスをしてあげたいですね。

こちらの動画はお笑い芸人の土田晃之さんの娘さんが受験した時のお話です。

「頑張った事実が人生の糧となる」とても前向きな言葉ですね。

応援をしてくれた祖父母・親戚・友人への報告はどうする?

受験の結果を報告するタイミングは全ての受験が終わってからにしましょう。

祖父母や親戚、または、友人など関係性にもよりますが進路が決定して、子供も落ち着いてきたタイミングがいちばんいいでしょう。

また、子供と直接話したいと言われた場合は目の届くところで話してもらうなど、フォローが出来るように配慮してもらいましょう。

まとめ

滑り止めに不合格・・子供の心理は?

  • あたかも自分の存在を否定されたかのような気分、自己効力感の喪失。

不合格となった子供にかけるべき言葉は?

  • 「残念だったね」や「頑張ったね」など共感の言葉がよい。

本番が残っている場合にかける言葉は?

  • 次に向けて一緒に頑張ろう。など、目標を定めてあげよう。

受験に失敗をしてしまった場合のかける言葉は?

  • この経験は無駄じゃないよ。など、努力を認めてあげよう。

応援をしてくれた人への報告はどうする?

  • 子供の気持ちが落ち着いてからにしよう。

中学受験は受験する本人だけでなく、家族のサポートが重要になります。

その分本人以上に親が前のめりになりすぎてしまう事も多々あります。しかし、受験の主役は子供です。最後まで子供の気持ちを大切に、寄り添って受験を乗り越えましょう。

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