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2月のビジネス挨拶例文集!季語がない場合の書き方は?

2月は1年の中で一番寒い月とも言われ、とにかく寒いイメージがありますね。

そんな2月もビジネスの場面では挨拶文を贈ることもあると思います。社会人経験が浅い方にとってはビジネス挨拶文を考えるのは難しいものですよね。

  • 2月の季語って何?
  • ビジネス挨拶文のマナーってあるの?
  • 返答があった場合って対応するの?

初めて書く方や慣れていない方にとってはこんな疑問や悩みも多いでしょう。私も社会人になりたての頃はマナーや書き方が全く分からず、頭を抱えていました。

そんな私ですが、営業を経験しビジネス挨拶文を書く機会も多かったため、上司や先輩に徹底的に挨拶文の書き方やマナーを叩き込まれました。

今回は私が営業時代の経験をもとにビジネス挨拶文の書き方や季語の使い方、例文の紹介をします。今回紹介することを参考にすれば、社会人らしい文章を贈ることができますよ。

ビジネスで使える2月の季語一覧!

「2月はどんな季語があるの?」と疑問に思う方も多いと思うので、今回は2月の季語を一覧にまとめて紹介します。ぜひ、参考にしてください。

2月の季語一覧

  • 立春(二十四節季の一つ、春の始まり)
  • 残雪(春になっても残っている雪)
  • 残冬(立春を過ぎた時期に残る寒さ)
  • 梅花(梅の花)
  • 春寒(立春後になお残る寒さ)
  • 寒風(寒い風)
  • 晩冬(冬の終わりごろ)
  • 軽暖(少しあたたかいこと)
  • 解氷(張りつめていた氷が解けること)

季語はどのように使う?

季語といっても、どのように使ったらいいのでしょうか。疑問に思いますよね。季語を使い季節感のあるビジネス挨拶文を贈ることは基本的なマナーとされています。

季語を使う場面としては「時候の挨拶」です。

  • 「時候の挨拶」→「○○の候、ますます~」

上記のように○○の部分に季語を入れて本文に続く挨拶文です。

季語を使わなくてもいいの?

ビジネス挨拶文では基本的に季語は使うべきとされています。しかし、季語を省くことができる場合もあります。それは急を要する場合です。

その場合は下記のような書き方になります。

  • 頭語=「急啓」「急白」
  • 結び=「早々」「敬具」

ビジネス挨拶文の構成やマナーは?

ビジネス挨拶文の基本構成

ビジネス挨拶文は「頭語」で始まり、「時候の挨拶」、本文、結びで終わります。

  • 頭語   =拝啓、謹啓など
  • 時候の挨拶=「○○の候、ますます~」
  • 結び   =敬具など
拝啓
立春の候、ますます~

(本文)

敬具

上記が基本的なビジネス挨拶文の構成です。拝啓で始まり敬具で終わる文章が一般的です。この構成を覚えてしまえばあまり難しく考えることなく、ビジネス挨拶文を書けますよ。

ビジネス挨拶文のマナーは?

ビジネス挨拶文はいくつかマナーがあります。

マナーを守ったうえでビジネス挨拶文を贈ることを心がけましょう。今回は2つのマナーを紹介します。1つ目は季語を入れる、2つ目はマイナスな言葉を避けることです。

季語を入れる

基本的には季語を入れた挨拶文がマナーとされています。しかし、急を要する場合は季語を省いて贈ることが可能です。

マイナスな言葉を避ける

ビジネス挨拶文ではマイナスな言葉は避けましょう。マイナスな言葉を使うことで相手が不快になることもあるので避けるべきです。例えば、「離れる」「別れる」「去る」など一般的にマイナスに捉えられる言葉は避けましょう。

ビジネスで使える2月の挨拶文例5選

ビジネス挨拶文の書き方やマナーは先程紹介した通りですが、いきなり書き出すのは難しいことですよね。そこで2月の挨拶文例を5つ紹介します。

  • 立春の候、ますます貴社ご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 残雪の候、ますます貴社ご健勝のこととお慶び申し上げます。
  • 残冬の候、ますますの皆さまのご健勝をお慶び申し上げます。
  • 梅花の候、ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
  • 軽暖の候、皆さまますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

ビジネスで使えるコロナ禍の2月の挨拶文例5選

新型コロナウイルスの感染拡大によって、世の中は大変な中ですが、ビジネス挨拶文の中でも時節柄の内容は触れるのが好ましいとされています。そこで、コロナ禍で使えるビジネス挨拶文をまとめました。

  • 時節柄、たいへんな中ではございますが健やかに過ごせることをお祈りいたします。
  • コロナ禍という今までに経験したことのないような状況ですが、ご自愛ください。
  • 時節柄、くれぐれもご自愛ください。
  • 感染拡大が広がる中ですが、今までの生活が戻ることをお祈りいたします。
  • 見通しの立てづらい中ですが、健やかにお過ごしできるようお祈りいたします。

返信があった場合の返答方法は?

ビジネス挨拶文をやり取りする上で、返信があった場合の対応は悩みますよね。

基本的には返信があった場合は返答をするようにしましょう。返答をする場合の文面を例としていくつか紹介します。

返信があった場合の返答例

  • ご返信いただき誠にありがとうございます。時節柄、くれぐれもご自愛ください。
  • ご返信をいただけたことたいへん嬉しく思っております。
  • ご返信嬉しく思います。○○様の引き続きのご活躍をお祈りいたします。

基本的には「感謝」を述べるようにしましょう。

そして、結びにつなげるような文章を添えると印象が良い文章になります。

もし宛先や宛名を間違ってしまった場合は?

社会人になりたての時はミスが多いものです。「宛先、宛名を間違えてしまったらどうしたらいいの?」という悩みも多いのではないでしょうか。

宛先、宛名を間違えてしまった場合はすぐに謝罪をしましょう。ポイントとしては3つです。

  • 早急に謝罪の気持ちを込めた文章を贈る
  • 件名にお詫びの旨が分かるようにする
  • 原因と今後の対策を記載する

間違えてしまうことは誰しもあることです。大事なこととしてはその後の対応です。なるべく早く謝罪の気持ちが伝わるような対応を心がけましょう。

まとめ

 

  • ビジネス挨拶文では基本的に季語を使用する
  • 「頭語」で始まり、「時候の挨拶」、本文、結びで終わる文が一般的
  • マイナスな言葉は避けるべき
  • 返信があった場合は感謝の気持ちを込めて返答する
  • 宛先や宛名を間違えた場合はすぐに謝罪する

今回は2月のビジネス挨拶文の書き方やマナーに関して紹介しました。

社会人になりたての時は書き方やマナーが分からず悩むことも多いと思いますが、今回紹介をした内容を参考に書いていただければ、社会人らしい文章を贈ることができますよ。

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