記事を読めば、偶数額を入れるのか奇数額を入れるのか。金額はどれくらい。お金じゃなくてお年玉はギフト券などの代替でもいいのかの情報を得られます。
また、今後のお年玉について考えを改めるきっかけになることでしょう。
お年玉といえば、会社に勤めて働きだすまでもらうことができるため子供にとってみれば貴重な収入になりますよね。
親戚の方、親、知り合いの方などあらゆる人からもらうことができるため金額もそうとうなものになります。
そのお金を握りしめて最新のゲーム機器を買いに行くこと、レアなカードを手に入れようと思うのは小学生の頃の私だけではないはずです。
金額は大きな声では、もちろん言えませんが一番もらえたときで私は6万円程度もらうことができたので有頂天になってゲームソフトなどを買ってました。
果たして皆様はいくら手にすることができたでしょうか。
奇数額だったり偶数額だったりもらえる人はあまり考えることはしないですよね。
しかし、お年玉をあげる側にしてみればお金に関する問題のため慎重になります。
- お年玉は偶数額か奇数額どちらがいいの。
- 縁起が良くない額はあったりするかな。
- お金困窮しているから代替品とかじゃダメかな。
などなど子供に嫌な思いをさせたくないがために、様々な思考を張り巡らせてお年玉という子供にとっての一大イベントに誠意を出しているのです。
今回はお年玉の疑問について触れながら情報を提供させていただき核心に迫っていきたい次第であります。
お年玉の金額で偶数はダメ?奇数額にするべき?
偶数は影の数ともいわれ、お祝い事(結婚式や就職祝いなど)では不吉とまでされています。
また、4は「死」で9「苦」を連想させるのでできるだけ避けて子供にお年玉を渡すようにしてください。
しかし偶数の中でも8は末広がりを連想させることから大丈夫とされているので不思議なものです。
扇、富士山は頭の部分が末広がりを見ることができるのでお祝い事のときにも特に縁起がいいですし、富士山に至っては正月の初夢でも特に縁起のいいものとして知られています。
そして10に関してもキリが良い数字なので子供にお年玉を渡す際には重宝されますし、お札の計算をする際にも便利な数ですよね。
私もそうでしたが、小銭で金額をごまかせられるのは何か釈然としませんが札ならばそんなモヤモヤした気持ちも吹き飛ばしてくれるようなイメージがあります。
相手の歳に応じて1万円や2万円を渡す際に子供側は偶数奇数などいちいち気にしていませんが渡す側の方は今一度縁起のいい数字なども気にしてお金をお年玉袋に詰めましょう。
ちなみにですが、どれくらい渡すか迷う場合は年齢÷2×1000円をすると高額になることもありませんし、おおよその値段の目安にも使えます。
縁起が良い金額は?縁起がよくない金額は?
では、具体的に縁起の良い金額や良くない金額は一体いくらなのだろうと読者の方は考えるはずです。
幼稚園生~大学生までで額は異なりますのでご注意ください。
幼稚園生(3~6歳)
金額の相場としては500円~1,000円程度が多いです。
駄菓子屋さんに行けるくらいの金額でお金についても理解をしてくる年齢なので手渡しをすると子供にとっても貴重な経験になります。
小学生低学年(7~9歳)
1,000円が基本的な金額ですが1,000円~3,000円の相場で額を1500円や2000円程度あげている家庭もあります。
小学生高学年(10~12歳)
3,000円~4,000円程度で、文房具を買ったり場合によっては安い金額のゲームソフトを買う小学生も出てきます。
友達同士で近場に遊びに行くことも考えられるため配慮が必要になります。
中学生(13~15歳)
5,000円~6,000円程度が相場になります。
ただ、4,000円を渡す場合も多いですが忌み嫌われ「死」を連想させますのでくれぐれも4,000円を渡さないように注意してください。
高校生(16~18歳)
高校生ともなれば、カラオケに赴いたり、遠くに出かけるような年頃にもなってくるので7,000円~1万円を渡す家庭が増えてきます。
金額を固定してしまうと、「前年は5,000円とかじゃなかったっけ?」といわれてしまうこともあるので金額を1,000円ずつ増やすなどのルールを設けましょう。
大学生(19歳~)
1万円を渡したり、それ以上といった場合が多いです。自身の経済状況を加味しながら考えるようにしましょう。
縁起がいい額悪い額も年齢に応じてどのくらいなのか参考例がないと分かりにくいので上記に記載しました。
縁起のいい額は、例えば高校生では7,000円、8000円、1万円あたりが受験を控えている観点からしてもゲン担ぎになりますよね?
中学生ならば、5,000円程度が一番多く5は「ご縁」の語呂合わせで縁起がよいとされているので困ったら5,000円にしてみてはいかがですか?
そして9と4は苦しみと死を連想するので9,000円や4,000円を渡そうとする場合は額を上げるか下げるかして縁起のいい数字に金額を変えておきましょう。
ポチ袋には金額は書くべき?
ポチ袋にお金を入れて子供に渡すのが主流ですが、金額、宛名などを書いた方がいいのか分からない場合が多いですよね。
ポチ袋のデザインは様々で派手なもの、キャラクターが描かれているもの、花が描かれているものなどもらった側もついつい見てしまいますよね。
そうなると自分の名前や子供名前を書くのか迷いが生じてしまうことがあります。
複数人に渡す場合は宛名をしっかり書いておかないと誰に渡せばいいか分からなくなってしまうので注意してください。
子供の名前を書く場合は表面(左上が見やすくていい)に書くようにすると目に留まりやすく渡し間違いが少なくなります。
書く際は、細いマジックペンで○○へというように書くと字を綺麗に表記しやすくなるのでおススメの方法になります。
ただポチ袋の中には、お年玉表記がないものもあるのでしっかり確認してなければ自分自身で目立ちやすい場所に記載してしまいましょう。
自分の名前は裏面の左下に書ける仕様になっていることが多いので書くようにしましょう。
ない場合でも同じように対応しましょう!
比較的書きやすいですし、「お父さんから」「おばあちゃんから」のような子供に対して把握してもらいやすい表記の仕方なら大丈夫です。
誰からなのかが伝われば、ポチ袋の役目は果たされます。
必ず書けというわけではないので、もし書きたくないし名前も書きたくない場合は無理に記載しなくても大丈夫です。
金額などは、いくら入っているのか相手に悟られないようにするためにむしろ書かないことが多いのですから。
私の場合はお年玉をもらうときには、誰からなのかは裏側によく書かれていましたが金額は書かれていなかったことが多かったです。
中身は見てからのお楽しみというサービス精神も働くのでむしろ金額は書かないのがセオリーといえます。
ポチ袋で渡すのがお年玉の基本ですが、ポチ袋がなかったり調達が間に合わなかった場合でも折り紙や包装紙を使う方法があります。
花や鶴のように可愛いポチ袋の代わりを作りその中にお札を挟んで子供に渡すといったことも可能になります。
作り方については以下に載せておきますので是非参考にしていただければ幸いです。
(鶴の作り方)
(花の作り方)
お年玉はお金ではなく商品券やAmazonギフト券でも良い?
お年玉を渡すのはお金が基本だけど、商品券、Amazonギフト券、図書カードとかの代替品じゃダメなの?と思う方もいるでしょう。
古い伝承によるとお金をお年玉として渡すのではなく、餅をあげる風習があり霊魂が宿るとまで言われていました。
時代が移り変わり餅ではなくお金に変化していった背景を考慮すれば、お金ではなく別のものを渡すことも別段ダメなわけではありません。
特に小さい子供(主に幼稚園生や小学生低学年)はお金よりもプラレールや積み木などのおもちゃを与えてあげると喜ぶ傾向にあります。
幼き頃の弟を見ていても、ウルトラマンのおもちゃをプレゼントされているほうがお金よりも喜び度合が大きかったです。
正月だからお金を差し出すのではなく、おもちゃ、ギフト券、図書カード、お菓子、福袋など多種多様なので固執する必要はありません。
福袋は何が入っているか分からず開けてからのお楽しみといったビックリ要素があります。
図書カードについては、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円のように年齢に応じて幅があるのが優秀な点です。
商品券についても、文房具やお菓子、ネットで買い物など様々な域で活躍してくれます。
子供の年齢が若ければ若いほど代替品はお金と同じくらい効力を持ちうる強力な武器となるのでお金でなければと気に病む必要は全くありません。
お年玉金額は毎年アップする?
お年玉金額は毎年アップするべき?毎回同じ金額でも良い?
お年玉の額は毎回上げるとなると、自分がお金を渡す側になった際に財布からお札が盗まれているようななんだか複雑な気持ちになりますよね。
毎回同じでもいいのか、どんどん引き上げるべきなのか悩みどころでもあります。
結論から申し上げますと、毎回少しでもあげておかないと他の人と比較されてしまいますので年齢に応じて変動させましょう。
家庭によりそれぞれですが、小学生低学年から渡している場合が多いと考えられますので500円からスタートして小学生6年生までは2,500円程度の範囲で抑えましょう。
中学生の範囲は、5,000円程度でキープ、高校生は高くても1万円までにして大学生は1万~2万の範囲で渡すようにしましょう。
各年齢の額の相場を見ながら、自分の財布と相談して出せる額を決めて、お金を渡すのに抵抗がある場合は図書カードなどを検討してみてはいかがでしょうか?
人それぞれで選択は異なりますので1つの指標として参考にしていただければ幸いです。
まとめ
お年玉は1年の中でも子供にとって欲しいものを買える絶好のチャンスのため親戚や親などにせがまれたりすることもあるでしょう。
いくら渡すかの平均は記載しましたがあくまで目安であるため金額を大きくすることもいいことですがものを渡したりして気持ちを伝えることも重要です。
①4や9などは「死」「苦」を連想させるのでなるべく控える
与える金額の目安は子供の年齢÷2×1000円
⓶(例)高校生では7000円、8000円、1万円あたり、中学生生は5000円程度
幼稚園生~大学生までのおおよそのあげるべき金額
③子供の名前を書く場合は表面、自分の名前はポチ袋の裏側に書く
必ず書かなければいけないというわけではない。
④代替品であるAmazonギフト券、図書カード、おもちゃを与えるのはアリ。
年齢が幼ければお金よりものの方が喜ぶ傾向がある。
⑤金額は年々上げるべき
年齢に応じて毎年1000円ずつくらいは上げていく
お年玉について真剣に考えている方は少ないかもしれませんが今回を期に代替品でもお金の役割を果たせることを知っていただけたと思います。
皆さんもお年玉の数字について意識しながらお年玉を渡すようにしてみてはいかがでしょうか。
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