小学生の皆さんにとって次の楽しみは「冬休み」ですね。反面やっかいなのが「宿題」。宿題の中でも、一番憂うつなのが「新年の抱負の作文」じゃないですか?
「当たり!」という人、
- そもそも新年の抱負って何?
- 何を書けばいいの?
- 全くアイデアが浮かばない
- 塾とかあるから書く時間がない!
って困ってませんか?
私も小学生の頃、作文は大嫌いでした。おまけにドリルとか書き初めとかもあるから、短い冬休みはあっという間に終わってしまうんですよね。
でも安心してください。
作文は「書く順番」さえわかれば簡単なんですよ。
昔、作文が大の苦手だった私が、今は記事を書く仕事をしているのですから間違いない!
この記事では、
- なぜ新年の抱負を決める必要があるのか
- 素敵な作文を書くコツ
- 「新年の抱負」の書き出しと締めの言葉の例文
について具体的に紹介しますね。
読み終えたときには、作文がスラスラと書けるようになっているでしょう!
新年の抱負を題材にした作文が思い浮かばない
そもそも「新年の抱負」って何でしょう。
一言でいうと、「来年、あなたはどういう小学生生活を送りたいか」です。そんなのわざわざ作文にしなくても、って思う人もいるかもしれません。
でも、あえて言葉にすることで、「自分が今思っていること」がはっきりとわかるのです。5年生なら、「来年は最高学年なので勉強を頑張りたい」と思っているでしょう。
これが新年の抱負です。具体的には何を頑張りたいですか?
「漢字が苦手だから予習・復習をしっかりしたい」
これが目標です。
新年の抱負は「来年の夢」と考えるとわかりやすいでしょう。「来年の夢」なのですから、冬休み中にしっかりと考えて新年を迎えるために、冬休みの宿題として出されるのです。
夢なんて無い!という人もいるかもしれません。
夢って大げさなことじゃないんですよ。あなたが「一番楽しい」と感じられることがあれば続けてみてください。ひょっとすると、それがあなたの将来の夢になるかもしれませんよ。
新年の抱負を、「夢をみつける第一歩」として考えてみてください。
それでは、早速書き方のポイントをご紹介しましょう。
小学生高学年らしい新年の抱負作文のポイントは?
新年の抱負作文のポイントは、「自分の決意をはっきりさせること」です。
5年生は、来年は最高学年として卒業にむけての準備が始まります。最高学年と言われてどんな事を考えますか?
- 中学進学へむけて勉強を頑張りたい
- 友達とたくさん思い出をつくりたい
- 小学生最後の年だから、学級委員をやってみたい
- 生徒会の仕事をしてみたい
- 習い事と勉強を両立させたい
などと考えている人もいるでしょう。
6年生は4月から中学生ですから、
- 中学で勉強についていかれるか心配
- 苦手な科目を克服したい
- 部活をがんばりたい
- 先生との思い出を作りたい
など、不安と希望が入り混じっている頃だと思います。
その気持ちを素直に書き、それを達成するために何をするかを追加するだけで、立派な「高学年らしい新年の抱負」になりますよ!
新年の抱負作文の書き出し例文!
ここからは、例文を交えながら実際に書いてみましょう。
まずは文章の書き出しです。
書き出しは、「私の新年の抱負は◯◯◯◯です」と結論から書き出すのがコツです。聞いている人が一番わかり易いからです。
その次に、なぜそう思うか、そのために何をするか、という順で書いていきましょう。
例文1
この作文の良いところは、勉強を頑張るために、何をするのかきちんと考えていることです。また、「手があげられない」という弱点を克服したいという、前向きな気持ちが表れていますね。
このように具体的に決めておけば、すぐに取り掛かかることができるのです。
例文2
自分がしてもらった事を恩返ししたいという気持ちですね。
勉強の事だけではなく、自分がどういう人になりたいかというテーマも、高学年らしい立派な新年の抱負になります。
例文3
新年の抱負は1つとは限りません。このように1つ目は〇〇、2つ目は〇〇・・という風に書けば、聞いている人にもしっかりと伝わります。
このようにして、何を書こうかと考える機会があるからこそ、自分で自分の心を見つめることができるのです。
「自分は何をしたいか、どうなりたいか」をしっかり考えて見てください。
新年の抱負作文の締めの例文!
前半の文章ができれば完成したも同然。次は、締めの文章を考えましょう。
先程の例文に続けてみますね。
例文1
来年の事だけではなく、その先の未来まで思い描いて考えているのが良いですよね。
6年生で学んだことや努力して自信をつければ、結果中学生になって役に立つんです。
例文2
将来の夢が決まっていれば、それも盛り込めば、聞いている人の記憶にしっかりと残るでしょう。
例文3
この3つの事を必ずやるぞ!という意気込みが感じられますね。書き出しで語った目標を、締めの文章でもう一度宣言するのです。
そうすれば、あなたの決意がしっかりと相手に伝わるでしょう。
作文が苦手なのは中学受験や今後の人生にマイナス?
例文を参考にして今回はなんとかなりそうだけど、やっぱり作文て苦手だなって思う人、結構いますよね。
私もそうでした。
苦手だっていいんです。誰しも得意なこと不得意なことがあるんですから。でも、中学での勉強や高校受験でも作文を書く機会はたくさんあります。
また、就職活動で履歴書を書いたり、社会人になって会社に就職したら、議事録や報告書などを書くことも多くなります。
今のうちに少しづつ作文に慣れておくと、きっと将来役に立つでしょう。
作文嫌いを克服するには、
- カッコいい文章を書こうと思わないこと
- 長い文章を書こうとしない
- 自分の思っていること、考えていることをありのままに書く
- 練習がてら日記をつける
- 普段からいろいろな本を読む
- 短い文章で読書感想文を書いてみる
ことを意識してみてください。
もし塾や部活で時間がとれなければ、「作文通信教育」なら都合のよい時間に練習できるので、おすすめです。
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まとめ
◆新年の抱負を題材にした作文が思い浮かばない
- 「自分は来年何がしたいか」を自分の心に聴いてみましょう。
◆小学生高学年らしい新年の抱負作文のポイントは?
- 中学進学のために、今何をするべきかを考えてみることです。
◆新年の抱負作文の書き出しと締めの例文!
- 形だけ参考にして、中身を自分の経験におきかえればOK!
◆作文が苦手なのは中学受験や今後の人生にマイナス?
- 今のうちに克服すればマイナスどころかプラスになります。
作文が上手に書けるということは、言葉を上手に使える、ということです。あなたの言葉が誰かの心に響き、感動を与えられたらうれしくないですか?
作文は、書くたびに上手くなっていくものですから、どんどんチャレンジしてください。
「新年の抱負」をきっかけに苦手が克服できたらいいですね。
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