みなさんは大阪市住吉区にある住吉大社に訪ねたことはありますか?
私は住吉大社に訪ねたことはないですが、名前は聞いたことがあります。
昨今は、コロナウイルスの影響で遠出をすることが憚られる世の中でした。しかしワクチン接種の普及により旅行に出る人がだいぶ増えましたね。
そんな時勢もあり、今回は私も気になっている住吉大社について調べてみました。
住吉大社とはどんな神社なのか、ご利益はどんなものがあるのか、またなぜこんなにも人気なのか。など、自分の疑問に思ったことを調べてみましたので、住吉大社に訪ねる際の参考にしていただけたらと思います。
また、2022年の初詣は開催されるのか?過去行われた初詣はどのような様子だったのか?なども重ねて調べてみましたので、ぜひご参考にしてください。
住吉大社とは?ご利益は?
住吉大社は全国に2300社ある住吉神社の総本社で、年のはじめには200万人以上の参詣者が訪れます。
緑に囲まれた境内には、国宝に指定されている四本殿をはじめ、住吉の象徴とされる反橋(太鼓橋)や多数の文化財、樹齢1000年を超える御神木など、歴史を感じる由緒深い神社です。
また住吉大社の境内は約3万坪の広さがあり、貴重な建造物と四季折々の景色を楽しむことが出来ます。
住吉大社の公式HPには「住吉っさん(すみよっさん)の歩き方」と言う境内の名所を見て回るためのおすすめ参拝コースが作られ紹介されています。
ご利益は、「開運招福・商売繁昌・交通安全・厄除け・縁結び・安産。」などがあり、年始には、1月4日に五穀豊穣を願う踏歌神事(とうかしんじ)、1月7日には白馬を見て年中の邪気を祓うという白馬神事(あおうましんじ)など、多くの行事が開催されています。
住吉大社の位置する大阪府などの関西圏では、「住吉っさん(すみよっさん)」の愛称で親しまれており、雄大な敷地には厳かな雰囲気が漂い、日本屈指のパワースポットとしても愛されています。
住吉大社が多くの人に愛される理由のとして、壮大な敷地と、歴史的建造物が挙げられます。
この緑鮮やかな境内と、歴史的建造物は多くの方が住吉神社を大切に守ってきた結果、受け継がれているものです。
このように歴史と一緒に住吉大社について調べてみるのもきっと面白いですね!!
住吉大社HP(住吉っさんの歩き方)
住吉大社で初詣2022!屋台はでるの?
住吉大社は全国でも初詣に人気の高い神社として有名です。
関西に住む人ならば、必ず一度は行ったことがあると言われる住吉大社ですが、初詣は特に多くの方が参拝されます。
12月の現在情報では、2022年の住吉大社の初詣は12月1日~3月末まで行われるそうです。
2022年の初詣も混雑が予想されます。住吉大社ではおふだや御神矢などの授与品は12月1日から用意があるそうなので、お時間に余裕のある方や混雑を避けたい方は授与品をお求めの際は、早めの入手をおすすめします。
また毎年12月31日〜1月5日には多くの露店で賑わいますが、2022年の出店はないそうです。
初詣にご参加の際は混雑が予想されるため、新年を無事に迎えるためにも一人一人の距離を保ち余裕をもってのご参拝をお願い致します。
駐車場やトイレはあるの?
住吉大社の境内は約3万坪の広さがあります。またお正月3が日の参拝客数は毎年200万人を超えるといわれており、大変広い境内を沢山の参拝客と移動するのはとても大変です。
そんな中気になるのは駐車場やお手洗いの場所ですね。
住吉大社には200台ほど駐車可能な「北駐車場」と「南駐車場」の2つの駐車スペースがあります。
「南駐車場」は、本宮まで歩いてすぐの所にありおすすめの駐車場ですが、駐車場までの道が一方通行の道も多いので初めての方は少々戸惑うかもしれないです。
「北駐車場」は、同じく200台ほど駐車可能だそうですが原則結婚式などが行われる住吉大社吉祥殿の駐車場となっており、一般の参拝客は南駐車場の方を利用するのが基本です。また周辺にはコインパーキングも数多く設置されています。
また、住吉大社では年末年始と住吉祭の期間中は周辺道路に交通規制がかけられます。
一般車両は進入できなくなり、車での移動は特に混雑が予想されます。
特に年末年始の交通規制は車で訪れても駐車場にたどり着けず路上駐車をする人も多くみられるそうです。
せっかく初詣に住吉大社にお参りに行くのに、違反をして参拝してもご利益は貰えないでしょう。
交通規制が行われる期間中は出来るだけ車での参拝は控えましょう。
1月の住吉大社といえば踏歌神事
皆さんは踏歌神事(とうかしんじ)をご存じですか?
1月4日の13時から行われる住吉大社を代表する神事です。
古くは朝廷で行われていた新年の行事で、梅の若枝を持った蛭子さんと、小餅を袋に入れた大黒さんが互いに歩み寄り、大黒さんが神前に小餅を献上し、舞が舞われます。
神事後には餅撒き行事が行われ、この 「 福の餅 」 を授かると幸福を得るとして、多くの参詣者で賑わいます。
この踏歌神事は、五穀豊穣を願う意味もあるそうで昔から大切に行われてきた行事の一つでもあります。
恵比寿さんと大黒さんの厳かな雰囲気と、優雅な舞は多くの来場客を魅了します。
私も住吉大社には行ったことが無いのですが、この踏歌神事をテレビで見たお陰で住吉大社に行ってみたいと考えるようになりました。
この踏歌神事(とうかしんじ)という神事は、日本全国で行われている神事の一つでもあります。年の初めに舞と歌曲により大地の精霊を鎮め、除厄と招福を祈ります。
大阪の住吉大社以外で有名な踏歌神事(とうかしんじ)を行う神社としては、名古屋の熱田神宮が挙げられます。
意外と知らない!?正しい初詣参拝作法は?神社との違いは?
初詣の参拝作法は、一般的な神社の参拝方法と同じになります。
ただし、通常の参拝とは人の混雑状況が違いますので、一番は安全に配慮して参拝することを心がけてください。
参拝方法
- 鳥居手前で一礼してからくぐる。
- 手水場で手と口を清める。
- 本殿前では、お賽銭を静かにお賽銭箱に入れ、鈴を鳴らす。
- 姿勢を正して、二礼二拍手、一礼をして出る。
よく疑問として挙げられるのは、「住吉大社」と、「住吉神社」は違うの?という疑問がありますが、
「住吉大社」は、全国の「住吉神社」の総本山です。日本を代表する神社の一つとされているので、
名称は ” 大社 ” となっていますが、 ” 神社 ” として考えていいです。
そのため、参拝される際も、神社の参拝方法で神様へご挨拶をしてください。
また「願い事は人に言わない方が良い」と言われることが多いですが、調べてみたら願い事は言っても良いそうです。
その「願いを常に持ち続け叶えたい。」という気持ちが重要です。
住吉大社だけでなく、他の神社・仏閣でも願いに対する気持ちと感謝の心が大切ですね。おすすめの動画を見つけましたので、是非ご覧ください。
こちらもおすすめ!大阪の初詣!
大阪天満宮
学問の神として名高い菅原菅原道真公を祀る「住吉大社」と並ぶ大阪屈指の神社です。
また「京都 北野天満宮」「福岡 太宰府天満宮」と並び学問の神様として知られる菅原道真公を主祭神として祀っています。
おすすめする大きな理由としては、1月1日から3日には、新春初神楽奉奏が行われます。
この新春初神楽奉奏は、巫女さんが鈴と幸矢を持ち笛の音に合わせて舞を奉納し、そのあと厄払いしてくれます。
華やかな舞を見ることで、明るい新年を迎えるでしょう。
【 大阪天満宮 】
- 住所:〒530ー0041 大阪市北区天神橋2丁目1番8号
- 電話番号:06ー6353ー0025
四天王寺
1400年以上も前に建立された日本仏法最初のお寺です。593年に聖徳太子によって建立された寺院で、和宗の総本山とされています。
たびたび兵火や災害に見舞われたが、再建されました。日本で最も古い建築様式が残っています。
大晦日は先着108名まで「除夜の鐘」、終了後に「開運の鐘」(北鐘堂)と「招福の鐘」(鼓楼)を3時頃まで自由に撞くことができます。
除夜の鐘を自分でたたくことが出来るなんて一度は経験してみたいですね。
【 四天王寺 】
- 住所:〒543ー0051 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
- 電話番号:06ー6771ー0066
成田山不動尊(成田山 明王院)
「成田のお不動さん」と親しまれ、交通安全のご利益で知られる寺院です。
成田山不動尊は、「商都大阪の表鬼門を浄め」「仏都京都の裏鬼門を守る」とされており、不動尊信仰で有名な寺院です。
中でも交通安全のご利益が有名で、日本で初めて人と車両とを一緒にご祈祷した寺院として知られます。参拝者は年間約220万人を数え、正月3が日には約75万人が訪れます。
また正月3が日の間にも、多くの自動車が1年の無事故を祈るために夜遅くまで列を作ります。
私もよく車に乗るので交通安全で有名な成田山不動尊には一度訪れたいです。新年に1年の安全を祈るのも大切な風習ですよね。
【 成田山不動尊(成田山 明王院) 】
- 住所:〒572ー8528 大阪府寝屋川市成田西町10番1号
- 電話番号:072-833ー8881
まとめ
- 住吉大社とは、全国に2300社ある住吉神社の総本社である。
- ご利益は「開運招福・商売繁昌・交通安全・厄除け・縁結び・安産。」
- 2022年の初詣は開催予定!露店の出店はないです。
- 駐車場は準備があります。しかし道路規制も行われるため、車での来社は控えた方が効率よく参拝できます。
- 1月4日に住吉大社で行われる踏歌神事(とうかしんじ)は誰でも参加できます!(予約不必要です。)
- 初詣の参拝方法は通常の参拝方法と代わりません。ただし初詣は混雑が予想されます。通常の参拝が難しい場合は状況に合わせて参拝を楽しみましょう。
- こちらもおすすめ大阪の初詣!
- 大阪天満宮 学問の神として名高い菅原菅原道真公を祀る「住吉大社」と並ぶ大阪屈指の神社
- 四天王寺 1400年以上も前に建立された日本仏法最初のお寺
- 成田山不動尊 「成田のお不動さん」と親しまれ、交通安全のご利益で知られる寺院
住吉大社はお正月3が日の参拝客数が毎年200万人を超える、関西でも指折りの人気を誇る神社です。しかし混雑をうまく避ければものんびり楽しむことができるでしょう。
授与品をお求めの際は、混雑時をさけてご購入いただく、車での初詣参拝は避けるなど、工夫して参拝を楽しみましょう。
私の家の近くにも住吉神社がありますが、その神社の総本山である住吉大社にも行ってみたいなと思っていましたが、改めて多くの人に愛されている神社なんだなと感じました。
また住吉大社は大阪でも屈指のパワースポットとされています。
第一本宮近くの鳥居をくぐったところにある「五所御前」は住吉大社に祀られている住吉大神が初めてご降臨された場所で住吉大社の中でも強いパワーを放つ場所だとされています。
初詣にお越しの際は住吉大社のそんなところも見ていただければ、より魅力が伝わると思います。
初詣の習慣は、江戸時代に広まったとされています。昨一年の感謝を捧げて今年一年の無事を祈願したものです。
住吉大社の初詣も露店がないのは残念ですが、このご時世に初詣が開催されることに感謝し初詣を楽しみましょう。
また初詣は混雑が予想されます。安全を第一に考えて余裕をもって参拝を行いましょう。
■こちらも読まれています。
・ 福男選びのルールと目的は?歴代タイムは?福男は不幸になるって本当?