「北海道」と聞くと、みなさんはどんなイメージを持っていますか?
やはり雪が多くて大変というイメージがありますよね。
私は現在、札幌市在住ですが、横浜で生まれ育ちました。私にとって北海道は、当時人気番組だった『北の国から』のイメージが強く、「大雪で冬は会社が休みになる」と本気で思っていましたから、休みにならないことを知って大笑いしたものです。
実際、北海道って未知の世界ですよね。
実は、小学校の夏休みと冬休みの期間も本州とは違うので、学校生活を北海道ならではの「あるあるネタ」を交えながら楽しくご紹介しますね。
北海道の夏休み、冬休みの過ごし方に興味がある方、転勤や移住などで、これから北海道で子育てをしようと思っている方に、きっと役立つ情報です。
「え~っ、本当?」とびっくりすることも多いですよ。是非最後までご覧ください。
北海道の小学校の夏休みと冬休みの期間は短いって本当?
「北海道の小学校の夏休みと冬休みの期間は短いって本当?」
答えは、夏休みは短い、冬休みは長い・・・が本当です。
本州の小学校と比較してみましょう。
夏休み | 冬休み | |
---|---|---|
札幌 | 7/24~8/17 | 12/25~1/18 |
函館 | 7/21~8/19 | 12/25~1/13 |
旭川 | 7/21~8/19 | 12/25~1/13 |
帯広 | 7/22~8/17 | 12/25~1/13 |
仙台 | 7/21~8/24 | 12/24~1/7 |
東京 | 7/21~8/24 | 12/25~1/7 |
名古屋 | 7/21~8/31 | 12/24~1/6 |
大阪 | 7/21~8/24 | 12/25~1/10 |
福岡 | 7/22~8/26 | 12/24~1/6 |
注:2021~2022年度
北海道内で若干のバラつきがありますが、本州と違うのが歴然とわかりますね。
北海道の夏休みは本州より1週間~2週間ほど短く、冬休みは1週間から2週間弱長いのです。
理由はひとえに、北海道ならではの気候に配慮しているからです。
北海道の冬は、どうしても雪によって生活が制限されることが多いのです。吹雪で2メートル先が見えないこともありますし、滑ってケガをすることも稀ではありません。
また、悪天候のため休校にせざるを得ない日もあるので、冬休みを長くして、その代わりに気候のいい夏休みを短くし、トータルした日数では本州と格差がないようにしているのです。
理由がわかって、少しホッとしていただけたと思います。
北海道の小学校の夏休み事情は?
夏休みの期間は約3週間ほどです。昔は、登校日というものがありましたが、現在はありません。特に参加しなければならない行事もありませんから、子供たちは自由に夏休みを過ごすことができます。
夏休みの過ごし方
夏の楽しみといえばプールですよね。北海道の小学校は、6月下旬ころにプール開きがあって、プール授業もあります。
北海道のプールは、たいていビニールハウスのように屋根がついているか、温水プールの学校もあるんですよ!水からあがると寒いくらいの日もありますから。
夏休みもプールを解放しているので、お友達と一緒に毎日通ってくる子も多いようです。
本州と違って「スクール水着」はないので、自由な水着でOKです。
宿題
さて、夏休みといえば気になるのは宿題ですよね。子供の頃、夏休み最終日に、親に手伝ってもらって慌てて終わらせた思い出があります。
北海道の小学校の宿題は、絵日記、あさがおの栽培、学習プリント、自由研究が一般的です。庭にあさがおキットがある家は、小学生がいるんだなってすぐわかります。
宿題の量としてはそれほど多くはありませんが、やっかいなのが「自由研究」ですよね。
札幌の小学校は本州と違って、夏休みも冬休みも自由研究がありますから、親御さんたちも頭を痛めているようですよ。
コメント