子供にとって最初の一大イベントは小学校入学ではないでしょうか?
卒園までの幼稚園、保育園は子どもたちにとって小学校を楽しく過ごす為の大事な準備期間ですよね?
小学校に上がる園児たちはどんな気持ちなのでしょうか、また小学校にあがる園児たちにはどんな言葉をかけてあげれば小学校に行くのが楽しみになるのでしょうか。
子供の頃に読んだ本は大人になっても覚えているものですよね。
卒園前の園児にはどのような本を読むと、思い出に残り、また読み聞かせはどんな風にすれば園児たちが物語にはいりこめるのでしょうか?
この記事では、園児に伝えるべきことや、卒園前にぴったりなおすすめ絵本を10冊ご紹介しています。
最後まで読んで頂き、実践していただけたらきっと子どもたちの思い出に残ることになるでしょう。
先生が卒園前の園児に伝えるべきことは?
卒園前の園児はどんな気持ちなのでしょうか?
期待と不安の両方です。
- 学校にはどんな友達や先生がいるのだろう
- 楽しいことはなんだろうの期待
- 何かいやなことはないか?
- 学校は楽しいところかの不安
期待と不安が混ざっているんですね。小学校は楽しいところというのを子供に伝えましょう。
言葉って難しいですよね、受け取る側で全然違う意味合いになってしまうこともあります。園児に伝えるとなると、より気を使いますよね。
卒園近くになり訪れる変化を感じ緊張したり、気持ちがめいることもあるので、園児に不安をあたえるような言葉は使わないようにしましょう。
言葉だけではなく小さな一歩を見つけてできるだけ具体的に褒めてあげる事、褒めることで子どもたちに自信をつける事が大事です。
卒園前に読み聞かせしたい絵本おすすめ10選!
本は子どもたちにとって、とても大事なものですよね!卒園前の園児にはどんな本を読むと良いのでしょうか。
1.一年生になるんだもん
- 作:角野 栄子 絵:大島 妙子
- 出版社:文化出版局
- 税込価格 ¥1,430
6歳の誕生日を迎えたさっちゃんの入学準備をわかりやすくかいてあります。
入学前の健康診断に入学式のお知らせ、かわいいアップリケのついた手提げ袋ともちろんランドセル、入学までの流れや準備するもの、子供にもわかりやすいく描いてあります。入学式の前日にもぜひお読みください
一年生になるんだもん
女の子が一生懸命なのがとてもかわいい。この本は珍しく就学前健診をするところが載っています。まだ就学前健診やってなくて、何をやるのか不安がる子にもおすすめ。 pic.twitter.com/heUhHFDmR1
— りお@アレルギーっ子のママ (@R_allergy) October 14, 2021
2.ランドセルがやってきた
- 作:中川ひろたか 絵:村上 康成
- 出版社:徳間書店
- 税込価格 ¥1,430
ある日うみひこくんが、帰ってくるとおじいちゃんから大きな箱が届いていました。
開けてみると入っていたのはランドセル!嬉しくてたまらず、本や家計簿や新聞をせっせとランドセルにつめて外にでかけるうみひこくん。
わくわくした気持ちが伝わってくる絵本です
今日の絵本は迷わずコレ♪中川ひろたか・文、村上康成・絵「ランドセルがやってきた」ピッカピカの1年生を見ると、自然とニコニコしちゃいます。青いランドセル、ステキ(●^o^●)そして、本の帯に掲載してある中川さんの写真がスゴくいいんです!ぜひ、本屋さんで見つけてください(^-^)v
— boowhowool (@BOOWHOWOOL) April 1, 2015
3.いちねんせい
- 詩:谷川 俊太郎 絵:和田 誠
- 出版社:小学館
- 税込価格 ¥1,100
「せんせいって何を教えてくれるのかな」はじめての学校生活での期待、不安、感動が描かれています。
谷川俊太郎さんの詩の絵本です。楽しく豊かな言葉の世界が広がります
4.くんちゃんのはじめてのがっこう
- 作:ドロシー・マリノ
- やく:まさきるりこ
- 出版社:ペンギン社
- 税込価格 ¥1,045
こぐまのくんちゃんは、今日から小学校1年生。うれしくていつもより早く目を覚ましたくんちゃんは、お母さんを連れだって家を出たました。
学校につくと、お母さんと別れて自分の席につきましたが、上級生たちがむずかしい勉強をしていて不安になり教室から飛び出してしまいます。
せんせいはそんなくんちゃんを無理強いせず教室に招き入れます。
勉強と学校の楽しさに気づいたくんちゃんは、翌日から大きな笑顔で学校に通います。はじめて学校に行くときのドキドキ、まわりの見守る大人の暖かさが伝わる絵本です。
5.たろうのおでかけ
- 作:村山佳子
- 絵:堀内誠一
- 出版社:福音館書店
- 税込価格 ¥990
まみちゃんの誕生日に贈り物を持ってでかけます。まみちゃんの家につくまで、黄色の信号で渡ろうとしたり、ななめ横断をしようとしたり、太郎たちは交通ルールを何度も破ろうとしますが、その度に大人たちが{だめ だめ だめ」ととめてくれる。
してはいけないことはわかっていても友達と一緒だとついふざけてしまう。
登下校は子供にとって心細く、親にとって心配なもの入学前の交通ルールの再確認しておくのにぴったりな一冊です。
6.みんなともだち
- 作:中川 ひろたか
- 絵:村上 康成
- 出版社:童心社
- 税込価格 ¥1,430
卒園式の歌として定番となった「みんなともだち」はこの作者によって作詞・作曲されたものです。
卒園をテーマとした一冊。いよいよ卒園式。一緒に歌ったり、絵を書いたり、お散歩したり楽しかった事が次々に思い出されます、小学校に上がる嬉しさと誇らしさ、友達と分かれる寂しさ、卒園しても、学校に行っても大人になってもずっと友達ということを教えてくれる絵本です。
7.しんせつなともだち
- 作:ファン・イーチュン
- 訳:君島 久子
- 絵:村上 知義
- 税込価格 ¥990
雪の積もった寒い冬の日に食べものを探しに出かけたウサギがカブを二つ見つけ、その一つを同じように食べ物を探しているであろうお友達にわけてあげるお話。
食べ物を見つけることが難しい寒い冬に、見つけた食べ物を独り占めぜず、友達を思い分けてあげようとする親切心に子供も共感するでしょう。
小学生になるとより協調性や、集団生活お友達ともより深く付き合っていくことになるでしょう他人を思いやる気持ちがわかる一冊です。

8.教室はまちがうところだ
- 署:蒔田 普治
- 絵:長谷川 和子
- 税込価格 ¥1,650
教室はまちがうところだ みんなどしどし手を上げて間違った意見を言おうじゃないか、間違ったことなんて怖くない そんな教室をつくろう!
私も手をあげて発言することが苦手でした。間違えても大丈夫というのが子供のころからできるようになると良いですよね。
「教室はまちがうところだ」ということを定期的に確認しています。「失敗は成功のもと」とは言いますが、4月当初の人間関係では失敗ができるということも子どもたちにとってはハードルが高いです。二ヶ月が経過して、改めてその価値について確かめ、前向きなチャレンジを増やしていきたいです。 pic.twitter.com/0CZ1evTGZp
— 熱海(あつみ)康太 (@jetatsumi) June 6, 2018
9.ことばのこばこ
- 作・絵:和田 誠
- 税込価格 ¥1,748
しりとり、回文、アクロスティック、オノマトペ、数え唄など18種のことばあそびが楽しいイラストとともに紹介されている絵本です。
通常の絵本より少し大きいのでとっても読みやすく一冊です。
和田誠さんの「ことばのこばこ」っていう絵本が家にあってな、娘が大好きで飽きずに読んでるの。
こんな風に言葉遊びしてる本。寝る前の読み聞かせいっーぱいしたよ。和田さーん、ありがとう! pic.twitter.com/4sMunMdhPu— don (@7181don) October 11, 2019
10.がっこうだってどきどきしてる
- 文:アダム・レックス
- 絵:クリスチャン・ロビンソン
- 訳:なかがわ ちひろ
はじめてのクラス、はじめての学校、みんなドキドキするもの、学校だってドキドキしている、生まれたての学校が子どもたちと一緒に少しずつ「学校って楽しいことばかりじゃないけど、でもやっぱりたのしいかも」と思えるようになるまでを描いた一冊です。
自分だけではなく学校もドキドキしているという所が自分だけではないんだと思えますよね。
「がっこうだってどきどきしてる」(WAVE出版)
「学校って楽しいばかりじゃないけど、でもやっぱり楽しいかも」と思えるようになるまでが、学校と子どもたち両方の心に寄り添って描かれています。学校と一緒に、どきどきして、切なくなって、げらげら笑える絵本です。 pic.twitter.com/L4oroRLqSl
— 青少年読書感想文全国コンクール/読書感想画中央コンクール (@dokusyokansobun) June 19, 2018
絵本で読み聞かせを上手に行うには?
園児たちに読み聞かせするには、どうしたら上手くできるのでしょうか?
どれくらいの声で読んだら良いのかとか、遠くの子どもたちに伝わるのかなど、色々と考えていまいますよね。子どもたちが楽しんで絵本って良いなと共感してもらうことが大事ですよね。
まずは準備が大事です。子どもたちが集中できる場所を選びましょう。
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