- 「乾杯の挨拶なんて何を話したらいいかわからない」
- 「乾杯の挨拶ってどのくらい喋らなきゃいけないの」
- 「みんなを盛り上げるような乾杯の挨拶をしたい」
いざ、新年会の乾杯の挨拶を、考えようとした時、このような疑問が出てきませんか?
私自信、乾杯の挨拶は、緊張して無難な事しか言えず、なんだか悔しい思いをした事経験があります。しかし、実は、新年会の挨拶は、ポイントを押さえれば、誰でも上手くできるんです。
実際にこのポイントを踏まえてした挨拶はとても好評でした。そんな経験をもとに、今回は、ユーモアを交えた乾杯の挨拶の方法を、紹介します。
10分ほどで読み終わりますので、是非参考にしてみてくださいね。書いてあることを実行すれば新年会の挨拶はとても簡単です。
それでは早速いってみましょう。
新年会の乾杯挨拶のルールやマナーは?
新年会とは、新年の顔合わせの他にも、決起集会の意味もあります。
そこで、新年会の挨拶では、1年の抱負などを盛り込むといいでしょう。逆に、新年から暗くなるような話題は避けたいですね。
構成は次のようになります。
- 新年の挨拶「あけましておめでとうございます」
- 自己紹介
- 新年の抱負や親睦など
- ご唱和のお願い
- 乾杯の発生
全体の長さは1〜2分程度にしましょう。
乾杯の挨拶が終わるまでは、参加者は、お酒も食事もできません。食事を楽しみながら、親睦を深めるのが目的です。話は程々にまとめましょう。
また、実際に話す時には、台本はなるべく、読まない方が望ましいです。しかし、何もないのは不安、という方もいるでしょう。わかります。そんな不安がある方は、無理をせず、台本を読んでしまいましょう。
重要なのは、堂々とはっきり喋る事です。台本を読みながら話す場合は、目線が下がらないように、なるべく前を見るようにしましょう。また、雰囲気を自分で作るために、明るく喋ることを心がけましょう。
気の利いたこと・ユーモアを交えたい!
乾杯の挨拶では、会場の雰囲気を作りたいですね。雰囲気を作るには、参加者の気持ちを掴む必要があります。
そのためには、聞き手に当事者になってもらうことが重要です。つまり、自分に話しかけられていると、思わせるのです。また、話にユーモアを交える事も効果的です。
ユーモアとは、品や、気遣いのある、面白さのことです。つまり、誰かを不愉快にするような、話題ではいけません。
ポイントは、
- 参加者をグループ分けして語りかける
- ユーモアとして、いじるのは上司に
例はこのような感じです。
まずは、新入社員の皆さん、入社してはじめての新年会ですね。遠慮せず食事を楽しみましょう。そのほか社員の皆さま。新入社員達に新年会の楽しみ方を見せつけましょう。
そして、
このような感じにすると、聞いている方は、自分達に語りかけられていると感じられます。そのため、挨拶が身近に感じられ、盛り上がりますよ。
こちらの動画も参考になりますので是非。

新年会の乾杯挨拶の文例!
まずは、少しかしこまった挨拶を紹介します。
皆さん、あけましておめでとうございます。
〇〇部の〇〇です。
本年はプロジェクトを成功させるための大切な年となります。
ここにいる皆さんは、〇〇社と言う名のひとつの船に乗る仲間であります。
向かう方向は一緒です。これからも共に前に進んでいきましょう。
ひとつの船に乗る…いい言葉ですよね。私が考えた言葉では無いのですが感動したので、この場で拝借させていただきました。
それでは、会場の気持ちをひとつにできたところで、乾杯の音頭取らせていただきます。
お手元にグラスをお持ちください。
それではご唱和願います。
新しい年が、わが社にとって、さらなる飛躍と発展の年となりますよう祈念いたしまして。
「乾杯!」
次は、少しくだけた別のバージョンも用意しました。
皆さん、あけましておめでとうございます。
〇〇部の〇〇です。
今年も良い年になりますよう、元気よくスタートしてまいりたいと思います。
〇〇プロジェクトの皆様、ここからが正念場です。気合を入れていきましょう。〇〇プロジェクト以外の方々、こちらの業務があっての我が社の成長です。気持ちを引き締めいきましょう。そして、全てを統括する〇〇部長、どうぞよろしくお願いします。社員を代表しまして、プロジェクト成功の際は、部長主導のもと、祝賀会を期待しています。
とはいえ、まずはこの新年会で皆さんと杯を交わし、今まで以上に親睦を深めていきたいと思います。
それでは、あまり長く喋りますと、私の好感度が下がってしまいますので、この辺で乾杯とさせていただきます。
お手元にグラスをお持ちください。
ご唱和願います。
わが社のさらなる発展と飛躍を祈念いたしまして。
「乾杯!」
例文で下線かついているところが少しユーモアを含めた文章です。どちらの例文も、大まかな構成は同じです。
乾杯は、参加者に、乾杯の発声を一緒にしてもらう、ことになります。
そのため、乾杯の発声のお願いの後は、会場をよく見回して、準備ができたかどうか確認するようにしましょう。
乾杯挨拶の練習方法は?
挨拶を成功させるために、練習をしておきたいですね。できれば、台本を見なくても言えるように、練習をしましょう。
- 鏡を見ながら
- ムービーを撮る
自分を客観的に見れるような練習方法がおすすめです。気をつけるポイントは、本番を想像しながら練習することです。
- 目線は上げて笑顔
- 口を動かし、はっきりと喋る
練習を重ねることで、自信がつくので、本番でも、緊張せずに、しゃべることができます。
乾杯挨拶が飛んでしまったら?
いくら練習をしても、本番前に、用意しておいた挨拶文が、飛んでしまうこともあるでしょう。そんなときのために、事前に、台本を用意しておくことを、おすすめします。
特に問題なければ、そのまましまっておばいいですし、万が一の場合は出して読むことができます。備えあれば憂いなし。新年は準備万端で挑みましょう。
ちなみに、台本を読みながら喋る場合は、適度に、目線を上げながら読むようにしましょう。特に、喋り始めの一言は、顔を上げて前を見ながらしゃべりましょう。第一印象で、自信を持って喋っていることを見せることが必要です。
また、身振り手振りを交えることで、台本を読みながらでも堂々と喋っているように見せることができます。
まとめ
- 新年会とは決起集会である。
- 乾杯の挨拶は構成が決まっている。
- 効果的に参加者の気持ちを取り込もう。
- 目線はなるべく前を向き明るく喋る。
新年会は、忘年会などとは違い、新しい年の目標を見据えておこないます。そのため、乾杯の挨拶も明るい話題を心がけましょう。
今回の例文を是非参考に、乾杯の挨拶文を考えてみてください。
もし、しっくりこない時は、誰か自分以外の、人の意見をもらうのも、挨拶を成功させるポイントです。
この記事を読んで、自信を持って、乾杯の挨拶ができることを応援しています。
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